PGAツアー フェニックスオープン 松山英樹がプレーオフを制し優勝 ゴルフの雑談
どうも、なかさだです。
今日のエントリーはゴルフ、PGAツアーフェニックスオープン観戦記です。
米男子ゴルフツアーのフェニックス・オープン最終日は7日(日本時間8日)、米アリゾナ州のTPCスコッツデール・スタジアムコース(7266ヤード、パー71)で最終ラウンドが行われ、首位と3打差の2位タイから出たPGAツアー2勝目を狙う松山英樹(23歳=LEXUS)は前半を終えて通算11アンダーで首位に並んだ。
サンデーバックナインは混戦模様。
松山は2014年のメモリアルトーナメントが初勝利。
プレーオフでケビン・ナを破って優勝。
ツアー3勝27歳で世界ランキング4位のリッキー・ファウラーが首位。
ちなみにお爺さんは田中豊さんという日系人。
ギャラリーは61万人で過去最高の盛り上がり。
ここから中継を見た。
13番558ヤードのパー5、松山はバーディーで-12、先に入れて首位に並ぶが、ファウラーもバーディー、-13で再び1打差。
14番490ヤードのパー4、松山はティショットはフェアウェイ、左サイド157ヤードを9アイアンでパーオンが25フィートのパット、タップインでパー。
ファウラーも9アイアンでピンをデッドに狙いパーオン2パットでパー
同じ最終組で首位だったダニー・リーはここまで4打(-10)落としている。
松山とファウラーのマッチプレーのような一騎打ち状態。
15番で2組前を回るハリス・イングリッシュも12アンダーでバンカーショットからの短いバーディトライを外しパー。
15番553ヤードのパー5、松山のティショットは309ヤード飛んで浅いラフ、4アイアンで2オンを狙うがフックして、バンカー越えのアプローチが残る。
低いボールでピンまで10フィートに寄せる。惜しくもパットは右に抜けて、このホールはパーでスコアは伸ばせず2打差に開く。
一方、ファウラーはティショットで344ヤード飛ばし、222ヤードを5アイアンで2オンしイーグルチャンスにつける。ショットの切れが凄い。
イーグルトライは、24フィートの上りのパット、難なくタップインして14アンダー。
16番ハリスイングリッシュは172ヤードパー3、ティショットはグリーンをオーバーして、奥に転がる。アプローチで転がし上げるが大ショート。長いパーパットが残って惜しくもボギーで一歩後退の11アンダーパー。
16番はスタンドがある172ヤードのパー3、ファウラーはピンをデッドに狙いワンピンにつけると観客が上げるノイズは96デシベルに達した。
しかし、短いバーディーパットを引っかけてパー。14アンダーは変わらず。
松山は、ショット後に一瞬ミスしたようなしぐさを見せたが、ピンの右側14フィートににオン。
しかし、またも右に抜けてタップインのパー。
先行する17番のハリス・イングリッシュはバーディーで-12に戻して再び松山と並び2位タイ。
18番でもイングリッシュはパーオンに成功、しかしパーで12アンダーでホールアウト。
今日は好調だったが力尽きる。
17番は1オン可能な317ヤードのパー4。今日のピンはグリーン手前。
オナーのファウラーはドライバーで打ったが、フェードボールが飛び過ぎで奥の池に落とす。キックが悪くて、かなり勢いよく転がって350ヤード以上飛んでしまった。
想定外のトラブルだったろう。
ウォーターハザードからドロップしてからのアプローチは(3打目)、ピン左側に落ちたが、ぜんぜん寄らず。
16フィートのパット惜しくも入らず、タップインでボギー。
1打落として13アンダー。
松山はこれを見て(ファウラーのショットを見て)スプーンでティショット、グリーン手前のエッジでボールが止まる。
2打目残り13mをサンドウェッジで3フィートに寄せる。ここでバーディー。
これでファウラーに並んで13アンダー。首位タイとなる。
18番は433ヤードの池越えのパー4。
オナーは松山、フェアウェイど真ん中にティショットを327ヤード飛ばす。
ファウラーは池越えを狙いバンカーに入ったが出てきた。アドレナリンが出ている。
ここはセカンド勝負。
松山はピッチングウェッジで先に打ってピンの上にオン。
10フィートくらいの下りのパット。
見事なバーディー、先に入れてファウラーにプレッシャーをかける。
これで14アンダーで首位浮上。ファウラーのパッティングを待つ。
ファウラーは残り93ヤード。ロブウェッジでピンをデッドに狙いバックスピンがかかってワンピンにつける。ファウラーも入れ返して14アンダー。
意地でも首位の座は譲らない。
これでトーナメントはプレーオフに突入。
プレーオフは、まず18番ホールを繰り返す。
プレーオフ1ホール目。
ファウラーのティショットはフェードボールでフェアウェイ右サイド。アドレナリンが出ているようでかなり飛んでいる。
ピンまで116ヤード。デッドにピンを狙うが、ボールはピンの手前に落ちてキックが悪くグリーンに乗らず。戻ってしまう。
20ヤードのピンまで上りの難しいアプローチ、絶妙のタッチでOKに寄せる。
タップインしてパーセーブ。
松山のティショットも真っ直ぐでフェアウェイ右サイド。
ピンは右手前。ピンまでは119ヤード。ピンの左サイド15mにオン。
右に切れて惜しくも入らずタップインのパー。
プレーオフ2ホール目。
ファウラーのティショットはフェードボールでフェアウェイ右サイド。
SWでピンをデッドに狙う。若干長いファウラーが先にパッティング。
難しいラインを入れる。
松山のティショットはフェアウェイど真ん中。かなり飛んでいる。
ピンまで109ヤード。SWでピンをデッドに狙ってバックスピンで戻す。
3mくらいか。プレッシャーがかかるが、ど真ん中から入れ返す。
プレーオフ3ホール目
434ヤードパー4の10番ホールに移る。右ドッグレッグのホール。
ファウラーのティショットはフェードボールが曲がらず引っかけて左のラフへ。
右ドッグレッグのホールなので、トラブルになった。残り152ヤード。PW。
若干トップ気味(フライヤー?)でスピンがかからずにグリーン奥にこぼれる。
3打目のアプローチはSWか。低く転がすがピン5mくらいしか寄らず。
しかし、またしても先に入れてパーセーブ。
松山はフェードボールでフェアウェイ右サイド。完璧なティーショット。
ピンは左奥。残り133ヤードPWでグリーンを狙う。
しかし、飛び過ぎでグリーンの奥へ。
エッジから20mほどのパッティング下りのスライス惜しくも入らず。
3フィートほどオーバーしたがパーでまとめる。
プレーオフ4ホール目
17番ホール317ヤードのパー4。ピンはグリーン手前の左端。
ファウラーはティショットはスプーンで打つが大フックして池に入れてしまう。
ドロップして3打目。低く出してピンを狙うが11フィート残ってしまう。
パットは右に抜けてパーセーブならず。タップインしてボギー。
松山もスプーンでティショット、手を放したのでミスしたかと思ったが、フェアウェイど真ん中。グリーン手前で止まる。
20ヤードほどをアプローチはPWで転がすが3mくらい残ってしまう。
そしてバーディートライ、これを惜しくも外すがタップインしてパーセーブ。
これがウイニングパットとなった。
松山は、今日はノーボギーで完璧なラウンドだった。
粘り勝ちかな。
松山英樹がツアー2勝目!ファウラーとの激闘PO制す
<主な上位成績>
優勝/-14/松山英樹
2/-14/リッキー・ファウラー
3/-12/ハリス・イングリッシュ
4/-11/ダニー・リー
5/-10/ブー・ウィークリー
今までの辛抱が実ったと思う。
今年は飛躍の年になるのではないかという気がしました。
それでは、また。