ボール契約の決め手は塩水検査 デシャンボー「BSの品質管理が一番」 ゴルフの雑談
どうも、なかさだです。
マスターズの後にプロ転向したアマチュア選手のブライソン・デシャンボーの記事を書こうと思って忘れてました。
今回はゴルフの記事なんで閉じときますね。
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皆さんも御存知の通りマスターズでは、周囲の期待通りローアマチュアを獲得したデシャンボーですが実績はアマチュア時代の実績は申し分ないです。
1993年9月16日生まれの22歳でカリフォルニア州のモデスト出身。(平成5年生まれ)
同じ年にNCAAチャンピオンシップ(全米学生選手権)と全米アマチュア選手権を勝った5人目の選手でサザンメソジスト大学出身。
名前の表記がブライソン・デチャムボーともあるんですが、どっちなんだろ?
Bryson DeChambeau 日本人には読めないよなw
2016年マスターズでは21位タイでローアマチュア。
今年プロ転向して4試合に出場。
アマチュアとして参加したアーノルド・パーマー・インビテーショナルで27位タイ。
マスターズでは見せ場を作っての21位タイ。
プロデビュー戦のRBCヘリテージでは4位タイ。
バレーロ・テキサスオープンでは予選落ち。
現在のワールドランキングは205位。
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ここまではルーキーイヤーにしては順調な滑り出しですが、彼が注目される理由はいろいろありますよね。
最近は選手が、ほとんど同じファッションなので後ろから見ると誰なのかさっぱり分かりませんが、ハンチング帽でプレイする選手を見たのは、飛行機事故で亡くなったペイン・スチュワート以来です。
さすがにニッカボッカーは履いてませんでしたけどw
何だこの牛柄はwwそれとも迷彩なのか?
一歩間違えると長年ワーストドレッサーの1位の座をジョン・デーリーから奪いそうな勢いですねw
さぞかしお洒落なんだろうなあと思っていたらウェアはプーマと契約したようで、リッキー・ファウラーと同じようにクラブもコブラみたいですが、ボールはなぜかブリヂストンにしたようです。
おっとSLDRドライバー使ってますねw
なんでテーラーメイドと契約しなかったんだろう?
パターグリップみたいだな。こんなに太いグリップをドライバーにつけているのはバッバ・ワトソンみたいです。
ボール契約の決め手は塩水検査 デシャンボー「BSの品質管理が一番」
何だ、この帽子はw
デシャンボーは以前から、ゴルフボールを塩水に浮かべて重心位置を測ることが趣味だと話していた。実際に同社製の球はどうなのか、ハーバータウンGLで練習を終えたデシャンボーに聞いてみた。
「ブリヂストンの球は品質管理が最高です。どのメーカーも球のコアの部分はほぼ同じように精巧に作るけど、ディンプルを施したカバーを成形する段階で微妙に誤差が出ます。塩水に球を浮かべて回転させると、重心が真ん中よりずれている球は水の抵抗が増え、早く回転が止まります」。
自身が競技で使う球は、すべて自分で検査して合格したものだけを使うというデシャンボー。一般的なメーカーの球は1ダース(12個)中、3~4個が不合格になるというが、同社製の球は不合格が1個あるか、ないかだという。
「あとはウェッジで打った時の音がいい。僕たちでも、球が硬いか軟らかいかは、耳をふさいで打ったらよく分からない。それは音から伝わってきます。その音が、ブリヂストンが一番軟らかくて良かったです」。
さらに、2つの球をこすり合わせると、くっつくような感じがあり、それがグリーン周りからのアプローチでボールの回転数向上に繋がるという。
なお、ツアーで実際に使用するボールは「ブリヂストンゴルフTOUR B330Sボール(2016年)」になる見込みだ。
ゴルフを科学的に捉えるデシャンボーだが、自身のことは「芸術家。ものを作るのが好き」とのこと。「究極的には、それが、自分が科学的になった理由。世間の科学者はみんな芸術家なんですよ」と笑った。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド/今岡涼太)
上記記事の引用
ボールメーカーのブリヂストンが、無理やり言わせているだけかもしれませんが、この人は若いわりに変わってますよね。
というか変人ですw
プロの用品契約を見ていると代理人の存在が非常に大きいというか、それで食えるかどうか決まってしまうくらいウェイトが大きくて、この契約だとタイトリストのボールを使いそうだなと思ってました。
多分プロV1のプロトタイプだろうなと。
BSのボールが気にいっているから選んだとのことですが、実際はどうだったんでしょうね?多額の契約金に目がくらんだのか、それは分かりませんね。
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プロデビューしてツアーで、一応結果は出ているので、彼に合っているボールなのかもしれませんけどね。
注目されて結果も残したのはメンタルが強いからなのか、単に運が良かっただけなのかは、まだ分かりませんけど、注目して見ていきたいとは思ってます。
でも、人の意見に左右されず自分を持っているというのは、この若さでは考えられないくらいゴルフと向き合っているような気がします。
しかし、不思議な人ですよねえ。
アイアンクラブは全部シャフトの長さが6番アイアンと同じでしたっけ?(普通は番手が下がるごとに短くなっていく)
確かにロフトが飛距離を決める要素としては大きいけど、こんな理論を実践しているしている人は初めて見ましたよ。
テレビで解説者が言っていたのですが、素人は真似したくてもできないそうです。
市販のクラブで真似しようと思ったら、ライ角度とプル角度も全部調整しないとクラブとしては役に立たないらしい。
さらに、この人はクラブに愛称をつけて呼んでいるらしいという噂も耳にしたのですが、確かにソールに名前の刻印が入ってますねw
注目を浴びたいがためにといっても、こんなキャラ作りはプロとしてやっていくうえでは、まったくプラスになるとは思えないので、やはり超変人ですね。
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これは本人がアップロードしたのかなあ?
でも、ボールとターフが一緒に飛んで行くところを見ていると、いい当たりかたですよねえ。
非常にロボットみたいなスウィングです。
Moe Norman - Bryson Dechambeau Single Plane golf swing comparison.
と思っていたらスウィング分析している人もいるようだったので貼っときます。
これはボールを真っ直ぐ飛ばすのでパイプラインと呼ばれたカナダの伝説のプロ、モー・ノーマンとの比較ですかねえ。
日本ではハンマー打法とか言われて一時期有名だったこともあります。
わたしが聞いたところによるとノーマンは、アドレスで手首とクラブでできる角度を省略した数少ないゴルファーらしいです。
確かにデシャンボーもそんな感じはします。
このまま伝説になってしまったら面白いような気もしますけど、まだツアーのルーキーなのに、こんなスウィングを作り上げたのは凄いよね。
ちなみに彼の大学のコーチは、アイアンのシャフトの長さを全部同じにすると言われて、絶句したようですけどねw
デシャンボー自身はマスターズの時にボビー・ジョーンズの遺品の展示してあるクラブを見て、(自分と同じようにアイアンの長さが変わらなかったらしい)自分のやったことは間違いではなかったと確信したそうです。
ボビー・ジョーンズの本によると全盛時の時代は、今のようなクラブセットというものが売ってなくて、自分の気にいったクラブを1本ずつ加えていったらしいです。
彼の著書にはクラブのロフトのことはけっこう出てくるのですが、長さについては、殆ど触れられていなくて、もしかしたら長めのシャフトが好きだったのかもしれませんがヒッコリーシャフト(木製)の時代なので参考にはできないかもなあ。
ちなみに今のクラブセットの原型になったのは、1920年代にボビー・ジョーンズが使っていたクラブをクラブメーカーのスポルディング社が科学的に解析して作ったものです。
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(TV東京さんから借りています。長いかもww)
まあ、今は科学が進歩しすぎてドライバーもアイアンも、昔とは全く違ったものにはなってますが、小ネタとしては面白いかな。
実はクラブに関しては、ジョーンズもかなりの実験くんだったことは著書を読めば分かりますねw
まだ若いデシャンボーがボビー・ジョーンズのような偉大なゴルファーに成れるのかどうかは分かりませんけど、今後も生暖かい目で見守りたいと思いますw
参考記事
スピースにかけたい言葉、マツヤマに必要なこと…グレッグ・ノーマンが見たマスターズ
それでは、また。
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