暇だったので、昨日の話を実験してみた件
どうも、なかさだです。
最高ISO感度の話を昨日はしたけど、実際どんな感じだったかなと思って、実験してきましたよ。
もちろん、わたしのカメラではISO51200までしか使えませんけどね。
とりあえず適当に暗くなってから、ISO感度を上げて実験してきましたよ。
写真に興味がない人には、つまらん話です。
天気のいい日にISO200で撮った写真。
絞り優先モード f7.1 SS1/400秒 露出補正なしで、ほぼ撮って出しの画像です。
62%拡大してトリミング(切り出し)してみたら、けっこうブレとるけど、ノイズ除去してない割には綺麗な感じかな。
もうちょっとシャッタスピードを上げたら、完全に止まった感じに写ると思う。
羽毛が水を弾いてるのも分かりやすいかな。
これだけ200-500で撮りましたかね。
手持ちでブレブレです(笑)
Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログを見る
完全に日没している状態で撮影したもの。
ISO感度32000で、さらに露出補正が+1.3という、普段なら絶対に使わない設定で撮ったものです。
SS1/320秒 f6.3 やはり絞り優先モードです。
というかこんな条件だったらストロボ焚いたほうが早いわな。
車の窓越しに撮ったので、汚いですが、これもほぼ撮って出しの画像。
ノイズの除去もしていません。
115%に拡大して切り出した部分ですけど、ノイズが凄いね。
というか元画像自体がハッキリ写っていない感じがする。
青い斑点のようなものがノイズですけど、やっぱりこうなるかなという感じです。
ゴイサギがいたので、ついでに撮影した。
ISO感度は20000で露出補正は無し。
f6.3 絞り優先モードでSS1/400秒みたい。
というか暗すぎますよね。RAWで撮っているので明るく出来ますけど、あえて、そのまま撮って出しです。
レンズが便利ズームの18-300mmなんですけど、コレ暗いんだよね。
f値は絞り優先なので、SSを下げて勝手に決まったものです。
今のカメラって、ホントよく出来てるよね。
Nikon 高倍率ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR ニコンDXフォーマット専用
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2014/04/24
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
これは94%拡大して切り出した部分ですけど、32000よりは20000のほうがノイズは目立たないような気がするけど、明るく画像を処理したら目立つかもしれない。
やはり全く日光が当たっていない状態だと、かなり厳しいですね。
これは若干輪郭を強調しているので、鳥だと分かりますけど、似たような色なんで背景の川に溶け込んじゃってるかな。
ゴイサギは、夜に狩りをする鳥なので、いい条件で撮りたいものですが、ISO感度だけ上げて撮るのもムリっぽいです。
ついでに新幹線の橋を撮影してみた。
条件はISO感度20000のまま、絞り優先モードのままで撮影。
f4.8で1/480 秒で手持ち撮影したので、橋が傾いてるけど、補正しないでそのまま撮って出しです。
この時間だと車がライトを点けてるくらいの暗さですかね。
今の時期だと午後5時くらいで真っ暗ですからね。
普段は、この条件だったらISO感度100とかで三脚を使って、シャッタースピード遅くして撮ったりしてますね。
もっと暗くなってからですけど、新幹線や車のライトが流れるように撮りたいんで、そんな感じです。
120%くらいに拡大して切り出した橋の頂上部分ですけど、灰色の空に青い斑点が混じっていますけど、これがノイズですね。
今回は極端に感度を上げて撮っているので、拡大しなきゃ別にいいじゃんとか思いますけど、気にする人は気にしだしたら止まらないと思う。
しかし、ノイズ除去もしてないけど、橋梁のコンクリートの角がハッキリ写ってないもんですね。
普段は気にもしないけどな(笑)
あまりに寒かったので温度計を見たら外気温が2℃でした。
やっぱ冬は寒いよ。
広告
そんで家に戻って、ついでに、うちの猫を撮ってみた。
明かりは蛍光灯だけなので、いつもISO感度は上げて撮ってます。
というか猫の目にカメラのストロボは、良くないらしいんで、基本的には焚けません。
これはISO感度32000で露出優先モードのまま、ノイズの除去もしていない、撮って出しです。
ホワイトバランスは蛍光灯ではなく、AUTOですね。(というかここまでホワイトバランスは全部AUTOで撮ってます)
こっちのほうが、見た目の色に近い感じがしますかね。
猫は寝ている時以外はけっこう動くので、シャッタースピードは上げたいけど、どうしても暗くなるので、ISO感度は上げざるをえない気がしますが、照明を明るくすれば解決できるかな。
面倒くさいので、いつも、そのまま撮ってますけど、こういう一工夫が必要ですよね。
猫の場合は、拡大しても背景のノイズだけが目立つみたいな気がするけどね。
わたし的には問題ないかなと思ってますが、やはり気にする人は気にするかな(笑)
補正しないと猫毛がくっきり写らないけど、このレンズだとこの程度までしか映らないです。
マクロレンズや単焦点で若干絞れば、もっと毛並みが綺麗に撮れるんですけど、今回は同条件で、全部撮ってそのまま現像しているので、仕方ないかな。
150%に拡大して切り出してみると猫毛の中に赤や青い斑点が見えるんですが、これもノイズです。
蛍光灯の光が瞳に写り込んでいますけど、人間のポートレート撮影でもよくある話ですかね。
照明というか、瞳に映りこんだ光の当て方で、分かる人には分かるようですが、今日は関係ないので割愛します。
まあ、寝ているときなら動かないんで、ISO感度もこの時は8000くらいで撮ってたみたいです。
シャッタースピードも、もっと落とせたと思いますが1/160秒みたいですね。
これもノイズの除去はしてない、ほぼ撮って出しですが、まあ、このくらいだったら許せるかなという気はしています。
さすがに200%に拡大してみるとノイズは入ってますけど、果たして200%で誰が見るんだという感じですかね。
商業用写真とかだと、大きいのが街中に貼ってありますけど、あのくらいのサイズにしたらノイズだらけじゃんと言われても仕方ない気はしますが、A4サイズくらいで自分で眺めるぶんには、あまり問題ないかなと。
まあ、今回、実験してみて分かったのは、やはり光がないと撮影自体が難しくなるということですが、リコーペンタックスのPENTAX KPなら超高感度なので、何でも来いみたいな感じなのかなという気はしますね。
どんなに暗い条件でも撮れるなら、パパラッチ御用達になったりして(笑)
わたしのカメラだと、やはりISO1600を過ぎたあたりからノイズが目立つということです。画質が劣化し始めるといったほうが分かりやすいかもしれません。
やはり古いAPS-Cだと厳しいかな。
まあ、普段使いなら何の問題もないんですけどね。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D7100 ボディー D7100
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2013/03/14
- メディア: Camera
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
フルサイズで明るいレンズなら、同じ条件で撮っても写り方は当然違ってくると思いますし、画像を撮って出しのJPEGで、そのまま使うということもあまり無いでしょうから、結果は違うとは思います。
人間のポートレートとかだと、今のフルサイズのハイエンド機では、高画素すぎて毛穴とかシワやシミまで写ってしまうでしょうから、照明で飛ばしたり、画像を加工して使うことが多いかもしれませんね。
風景撮影でも、想定外の余計なものまで写り込んでしまうといったこともあるかもしれません。
そういうことも考えると、写真は被写体が全部ハッキリ写ったほうがいいのかどうかって話にもなってきますが、それは、また別の機会に。
それでは、また。
広告