パシフィック・リーグCSファイナル第1戦 北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークスを見て
どうも、なかさだです。
今日は、久しぶりに日本のプロ野球を見てました。
わたしは中日の最下位が確定して以来、すでに来シーズンに心が飛んでいるのですが、たまたまCSがやっていたので見ることにしましたよ。
目当ては、やっぱり大谷くんですね。
正直どっちが勝とうが、どうでもいいのですが、頭の悪い年季の入った野球ファンなので、見始めると真剣に見てしまいますね。
試合自体は、日本ハムがビッグイニングを作って、途中で完全に勝敗が決してしまった感じだったんですけど、大谷くんのピッチングをじっくり見れましたかね。
野球自体を見るのが、高校野球の甲子園以来なので、どんだけ間が開いてるんだとツッコまれそうだけど、最近はそんな程度しか野球も見ませんね。
しかし、先発で登板、8番バッターで打席に入るという二刀流ですが、もはやマンガですね。
ちゃんとヒットも打ちましたしね。
打ち方は、ちょっとヘンですね。
でも、パワー有り余ってる感じですから飛ぶんだろうな。
体のサイズが日本人じゃないですからねえ。
栗山監督と並ぶと大人と子供に見えますしw
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三振は、途中まではあまり取っていなかったけど、この日は最速158kmというストレートに140km台のフォークボールとスライダーという、これまで(40年以上)わたしが見てきたピッチャーの中でも格段にスペックが高い感じでした。
(後半は7イニングで6三振と奪三振ショーだった)
球速が158kmには見えない感じなんですけどね。(162km出てたっけ?)
スピードガンが甘いという説もありますが、普通に投げたら150kmを簡単に越えるというのは、そうあり得ません。
バッターも空振りしないし、バットには当てられるけど球威がある感じで、重いボールを投げてそうな印象でした。
ボールの回転の問題だと思うんですけど、キレがあるというタイプではないですね。
超が付く豪速球ではあるが、ストレートは見せ球にしてフォークとスライダーで打ち取るタイプに見えますね。
まあ、そのストレートも簡単に前に飛ばないんですけどね。
でかくて角度があって、縦の変化が大きくてボールが重いというと、昔よく日本に来たメジャーリーガーみたいな印象ですね。
顔は日本人ですが。
いいピッチャーが簡単にメジャーに行ってしまう今の日本球界の中では、巨人の菅野と並んで、トップクラスの逸材ですな。
阪神の藤浪もいいピッチャーですけど、今年は苦しんだかな。
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というか、こんな日本人のピッチャーを見たことは、今までありません。
近年、見ていて素晴らしいピッチャーだなと感じたのは、ダルビッシュ、田中将大ですけど、現時点でも同じレベルくらいかもしれません。
小久保氏の解説によると変化球が指に引っかかりすぎて、いいときと悪い時で差がありすぎるらしいが、今日はそうも見えなかったので、シーズン中に成長したのかもしれません。
セットで投げてるんで、ワインドアップで投げられたら、もっと威力が出そうな気がしますけど、制球がつかないんでしょうね。
ボールをリリースするときの腕の位置は意外に低いんですが、このままフォームは変わらないんだろうな。ボールは速いですし、結果が出てますしね。
というか同じファイターズの4番の中田とホームランバッターのレアードとストレート一本の力勝負させたら、札幌ドームだと広いんで詰まって入らないかもしれませんね。
褒めすぎな気がしますが、過去40年間で今までテレビで、こんな凄いプロ(素材)は、正直言って見たことがないです。
過去の選手で言えば、松井とか清原クラスの規格外の馬力を持つピッチャーですな。
日ハムのクローザーのマーティンが、身長が2メートルあるんですけど、タイプ的には似てますね。やっぱどう見ても外人っぽいよな、大谷くんは。
日本ハムの吉井ピッチングコーチに聞いても、多分、日本人では過去にこんなピッチャーは見たことがないと答えるでしょう。
スピードだけなら若い頃の伊良部も凄かったけど、一瞬でしたし。
吉井コーチは、メジャーでプレーした経験もあるのでメジャーでも、そんなにいないと答えるかもしれませんね。
過去の日本の選手で比較になりそうなのは、あの伝説の400勝投手の金田正一さんくらいまで、逆上らないといなそうですわ。
故障しなければ、とんでもない記録をメジャーでも作るかもしれません。
日本に留まる器じゃないですね。
もったいないというか、ずっと日本で見ていたいピッチャーですが。
まあ、今日は久しぶりにいいモノを見せてもらいました。
サッカーに押されても、日本のプロ野球も捨てたもんじゃないね。
それでは、また。
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