下部ツアー初Vから1カ月で3勝 シンデレラ時松が月収1億円超え ゴルフの雑談
どうも、なかさだです。
ちょうど全米プロで松山が上位フィニッシュだったし、あんまり話題に上っていないような気がしたので、記事にします。
わたし、彼がレギュラーツアーで初優勝したダンロップ・スリクソン・福島オープンは見てないんですけど、ネスレマッチプレー・レクサス杯は決勝のINの9ホールだけ見ました。
ちょっと解説のタケ・小山がうるさい気がしましたけど、22歳とは思えないような落ち着いた若者に見えました。
◇国内男子(ツアー外競技)◇ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯 最終日◇恵庭CC(北海道)◇6988yd(パー72)
準決勝と決勝が行われ、大会初出場の22歳・時松隆光が頂点に立った。時松は準決勝で小田孔明を、決勝戦でも小田龍一を1UPで破り、国内最高額の優勝賞金1億円を手にした。
時松は前週の「スリクソン・ダンロップ福島オープン」でツアー初優勝を飾ったことで今大会に出場。初戦で前年王者の武藤俊憲を破ると、前日には2回戦で谷口徹、3回戦で藤田寛之を破った。
小田龍との決勝戦では序盤から主導権を握った。2番(パー5)、3番で2アップを先取。5番でダウンを喫した直後の6番からは怒涛の4連続アップを重ね、前半9ホールを終えて5アップの大量リードを奪う。後半は一転して小田の猛攻に合い、一時はオールスクエアまで戻されたが、17番(パー5)でバーディを奪い、1アップで逃げ切った。
小田は準決勝で小平智を3&2で破り決勝に進出。1回戦から圧勝を重ねてきたが、若手の勢いに屈する結果に終わった。
<準決勝>
○時松隆光 1UP 小田孔明●
●小平智 3&2 小田龍一○上記記事の引用
小田龍一と比べると明らかに体格では負けていて(身長も横幅も)、大人と子供みたいな感じでしたけど、マッチは見応えがありましたね。
タケ・小山の解説によると時松くんは、クラブフェースの使い方が昔強かった頃のデビッド・デュバールに似ているそうで、持ち玉もフェードらしい。
わたしが見ていて感じたのは、スローバックで丁寧にバックスウィングしているように見えた。全然体格は違うが、スウィングはPGAのデシャンボーに似ているなあとも思えたな。
ドライバーは小田のほうが飛んでいたけど、コントロール重視でフェードボールを打っているような印象だったかな。
時松くんは270ヤードくらいか?
オールスクエアになった時は、どっちが勝つか分からないと思ったけどね。
小田は飛ぶけど、その分曲がると大トラブルになってたわ。
17番ホールのティショットは、プッシュスライスして右の林に打ち込んだ。
時松くんは270ヤードくらいでフェアウェイど真ん中だった。
小田は林の中から真横に出すんだろうなと思ったら、無理やりボールにスライスをかけて長いクラブで打ったんだが、もうこれで勝負が決まったようなものだった。
結果は左の林の奥深くに打ち込みだった。
時松くんは5アイアンだっただろうか、しかし、いいライから右のラフに打ち込んでしまった。
小田の3打目は林の奥からフックをかけたがグリーンの右に外した。
時松くんの3打目は、PWだったと思うけどカップを舐めるスーパーショットだった。
それで、このホールはバーディー。
小田はアプローチが入らずにこのホール落とした。
18番ホールは、時松くんのティショットがフェアウェイ左サイドの木に当たり、右にはねてラフに落ちた。
グリーンまでおよそ130ヤードくらい。
小田のティショットは290ヤードくらい飛んで右のラフに止まった。
時松くんの2打目は池超えで、ボールは右に大きくスライスして一瞬池に落ちたように見えたが、ぎりぎり助かった。
解説によると振り遅れたらしい。明らかにプレッシャーだろうね。
小田の2打目はグリーンの上の段まで飛んだけど、若干左で乗らなかった。
時松くんのボールは、グリーン手前でけっこう距離があったけどGWで2段グリーンのスロープでワンクッションさせて2mに寄せたが、かなり難しいショットだったと思う。
小田はそんなに難しいライではなかったので、チップしたけど時松くんと同じくらいオーバーした。
先にパーパットを打ったのは小田で、カップど真ん中から入れたのはさすがだった。
時松くんは、かなり慎重にラインをじっくり読んで、パーパットを沈めて優勝したけど、運が良かったかな。
後半は17番まで流れが小田の方に行っていたけど、あの無茶な攻めで流れが切れたように思えたね。
パー5でオールスクエアだったし、無理に勝負をかける必要はなかったようにも見えたんだが、性格なのかもしれないね。
しきりに下克上とか言われてたけど、彼はマイペースというか淡々とラウンドしているようにしか見えなかったな。
今まで結果が出なかっただけで本来はゴルフエリートだし、もう、いきなりアメリカに行ってほしいよな。
今年の秋以降の成績次第だろうけど、噛み合えば強いタイプのような気がするので、今後のプレーに注目したいですね。
注目の新人ですね。
それでは、また。