やめられない止まらない 中毒と依存
どうも、スイーツ大好き、なかさだです。
最近は1日2回更新することもないなと思っていたが、今日改めて気がついたことを書いておこう。
今わたしは、若干減量中だ。
というのも、かなり太ってきたからだ。
若いころに比べると筋肉が落ち、脂肪が明らかに増えてきた。
やはり中高年は代謝が悪いようだ。
酒は先週からやめているのだが、ぜんぜん飲みたくならないので不思議ではある。
なぜなら、わたしの父はアルコール中毒だったからだ。
母方の体質を受け継いだのかもしれないが、うちの親父は黄疸が出るまで飲んでいたくらいだから、けっこう深刻だった。
医者がアル中ですと言ったわけじゃないけど、ほとんど毎日ボトル1本くらいは飲んでたかな。
まあ、酒の樽の中で溺れていたようなものだ。
日本は酒には、かなり甘い国だけど、家族はけっこうつらいもんだよ。
死因は肺癌だったけど、タバコは最後までやめなかった。
病院に入院しているのにタバコが吸えるはずないと思うかもしれないが、20年前は癌病棟では黙認されてたよ。
5階に入っている患者は、死期が迫った人ばかりだった記憶もあるし。
わたしもタバコはやめられない。
多分、禁煙外来とか行かない限り、やめられないと言ったほうが正確だろうね。
これでニコチン中毒は確定といったところかな。
わたしは減量するうえで糖分も抜こうか考えていたのだが、昨日は夢にコーヒーが出てきたので、心底イヤになった。
わたしはコーヒーに砂糖(グラニュー糖ではない)を入れて飲むのが好きだ。
たまたま、砂糖が終わったのでブラックで飲んでいたが、物足りなかった。
2日我慢したところでスーパーに行く羽目になったわ。
インスタントコーヒーにどれだけカフェインが含まれているのかは知らないが、砂糖中毒でカフェイン中毒ってことだろう。
結局みんな摂取すると、どばっと脳汁が出るんだろうね。
ドーパミンやらセロトニンやらアドレナリンやら脳内物質的な何かが。
だから、わたしは中毒というか依存体質なんだろうと思う。
うん、ジャンキーで間違いないだろうね。悲しいけど。
(猫に木天蓼か...)
今までいろいろな人を見てきたけど、人間は何かに依存しないと生きていけないのかもしれないとも思う。
資本主義社会はそういう社会でもある。
無知で無邪気な人たちを食い物にするわけだ。
18歳から飲酒喫煙を認める?どうなんだろうね?少なくとも、わたしは反対だ。
ギャンブルについて書こうか?
最初に書いておくけど、ギャンブルで勝ち続けるってのは100%ない。
それでも残ってる人にはそれなりのワケがある、それだけ。
最後に残るのは胴元だけだがカモがいないと賭場は成立しないからさ。
昔の職場にパチンコ依存の人がいたんだけど、どのくらいの凄さかというと仕事終わって給料日にパチンコ屋に行くと翌日には給料は、ほとんど残っていなかったかな。
1日で15万~20万くらいやられたというのは、彼にとって普通だった。
実家暮らしで親も健在で、独身だったせいもあるけど豪快に使っていた。
毎月同じパターンでやられるわけだが、たまに勝つこともあるから、パチンコ屋通いは止まらなかった。
多分だが、毎年、年間200万円以上パチンコ屋さんにお金を納めていたと思う。
ただ、彼の場合は借金してまでやろうとは思わなかったので、まだ良かった。
でも、していたのを隠していたのかもしれないと今は思う。
同僚の多くもパチンコ屋に通っていたので、わたしは職場では興味が無いけどパチンコ屋の情報はいつでも教えてもらえたが、やらなかったな。
休憩時間の会話のほとんどが、勝った負けた、昨日あの店にいたよね?とかそういう感じだった。
また、昔聞いた話だが、うちのほうのパチンコ屋には、山を越えて群馬の嬬恋あたりから冬場やることがないので通っている人がいた。
レタスとかキャベツ農家で資産はあったらしいが、最終的には自分の畑を売ってパチンコをしていたらしい。
また別の知り合いは仕事が終わるとパチンコ屋に直行して店が10時で閉店するまで打ち、祝祭日は朝の10時から並びやはり夜の10時の閉店まで打っていたという。
結婚がきっかけでやめたみたいだけど、彼らの話を聞いているとどうやらパチンコにはとんでもない多幸感があるようだ。
わたしは、パチンコ屋は厳密にいうとギャンブルとも思えないのだが、借金してまでやりたくなるというのは、やはり中毒なのだろう。
わたしも若いころからの通算でいえばけっこう負けているが、ここ15年はパチンコ屋には行っていない。行きたくもならない。というかつまらない。
今後も預けっぱなしだろうな。わたしはパチンコでは燃えないのだ。
ギャンブルに熱くなるかは人によるが、タマ(現金)が無くなれば、打てないのは当たり前な話で、この一線を超えるとひどい話になる。
ひどい話も知っているけど、ぜんぜん笑えないので、今日はこの辺にしておくかな。
病んでるだろうか?
みんな普段はいたって普通そのものだから怖いんだけどね。
わたしは自分も含めて、人間だから何かに溺れる(嵌る)時期というものがあると思う。
それが強く出るか出ないかというだけじゃないかな。
要はその人の持って生まれた性質と生活の環境や、こころの問題だろうね。
酒なんかだとまわりにいる人は気が気じゃないけどね。
わたしは精神科医じゃないから、脳みその仕組みとか詳しいことは分からないし、行動を分析するつもりはない。
遺伝のことも分からないが、親父がアル中だったから自分もそうなるのではないかと若いころは感じていたことは事実だ。
ただ、世間にはいろいろな人がいて、日常からのイレギュラーは簡単に起きることもあることは忘れないでいてほしい。
自分は絶対に大丈夫だ?
まあ、みんなそう思うだろうけど、家族に依存してるかもしれないよ。
わたしは、その人だけが悪いとは思わない。
度が過ぎるまでできる環境が社会にはあるし、それで食ってる人間もいるからね。
嵌る対象がゲームとか女みたいな一般的なものならまだラッキーなんじゃないかなあ。
あるいは文化的なものならね。
人の嗜好にケチをつけようとは思ってないです。
わたしも、そう変わらないからね。喫煙者死ねとか言われても困るし。
最近は、何ごとも広く浅くのほうがいいんじゃないかなと思っている、なかさだでした。
それじゃ、また。