長谷川穂積が3階級制覇「夢みたい」5年ぶり王座を奪う
どうも、なかさだです。
元世界2階級王者の長谷川穂積(35=真正)が、WBC世界スーパーバンタム級王者ウーゴ・ルイス(29=メキシコ)にTKOで勝利し、3階級制覇を達成した。
上記記事の引用
若い頃からわたしは格闘技が好きだ。
見ていると血が騒ぐというか興奮する。
ボクシングは、BS放送のダイナミック・グローブをわざわざ見るくらいだから、けっこう見る方かもしれない。
世界戦しか地上波のテレビでは放送されることが少ないけど、4回戦の期待の新人とか日本チャンピオンの過去の試合とかを、えんえんと流しているので、つい見てしまう。
山中の試合は、日本タイトルを取る前からのを再放送で何度も見ているが、ちょっと左の威力が尋常ではない感じがする。とてもバンタム級とは思えないのだ。
素人が見て、相手が大丈夫かなと心配になるようなパンチを打つからねえ。
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ところで山中はともかく、まさか長谷川が勝つとは思わなかったけど、最初から動きは良かったと思う。
1ラウンド目のバッティングは減点されたが、あれが良かったのかもしれない。
どうしてもバンタム級で無敵だったころの長谷川をイメージしてしまうが、あのころはコンビネーションが凄くて、すぐに相手をKOしてしまう感じだった。
負けたら引退ですと言っていたが、自身の仕上がりは良かったんではないかな。
しかし、若いチャンピオン相手に果敢に打ち合う姿は、かつての長谷川を見ているようだった。
スーパーバンタム級は、今の長谷川には、ちょうどいい階級なのかもしれない。
確か契約ウェイトでやった復帰戦では、2度のダウンを奪われて判定勝ちだったし、本人も、もうこの体重ではやりたくないですねと言ってた気がするからだ。
後半判定で(オープンジャッジ)2-1でリードして、8ラウンド目にルイスがラッシュをしかけてきた場面で、乱打戦に打ち勝ったのは強い執念を感じた。
負けるパターンだと一瞬思ったが、以外にも退いたのはチャンピオンで、9ラウンド開始のゴングが鳴っても立たなかったので、驚くばかりだった。
見たら顔面から、とんでもない出血をしていたので、もらってたダメージが大きかったのかもしれない。
しかし、3階級制覇とは、まさかの結果だったね。
勝ってよかったとは思うが、ダメージがないといいなと思う。
このまま引退しても本人は悔いもないだろうし、やり残したこともなくなったんじゃないかな。
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山中の試合は、前回の対戦では苦戦したので、どうなんだろうと思いながら見ていたが、一発もらったけど完勝だったかな。
1ラウンド目にダウンを取ってから、4ラウンド目に右フックで逆に倒された時は、一瞬危ないかなと思ったけど、モレノの顔が、すでに真っ赤だったので、山中はかなり正確に当てているなと感じた。
というより日本人だったら倒れそうなパンチでも、必死で耐えていたモレノの耐久力が桁違いだったのだろう。
山中は前回の対戦の結果に不満だったようで、ディフェンスのうまい相手をお構いなしにガンガン攻めていたからなあ。
解説者がこの試合はKO決着で、白黒つけるつもりで攻めてるように見えると言っていたように、バンタム級最強の称号は山中のものとなった。
もうV11だけど、神の左と称される破壊力のある攻撃を抑えられる選手が、世界にはまだ残っているのだろうか?
内山は残念ながら先日負けてしまったけど、具志堅の防衛記録は破られるかもしれないと感じた。
もう33歳でボクサーとしては晩年だけど、今日の長谷川の頑張りを見たら、山中もこのまま行けるんじゃないかなとも思う。
久しぶりにボクシングを見て、応援している好きなボクサーがKOで勝ったんで、すっきりしたわ。
それでは、また。
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