@なかさだの「終わり良ければすべて良し」 All's Well That Ends Well by @nakasada

日常の生活や気になるニュース、趣味のゴルフ、カメラの日記、つぶやきです。サブログhttp://nakasadaxnobel.hatenablog.com/

NHK大河ドラマ 『真田丸』 第44回 「築城(ちくじょう)」感想-今週の真田丸 (11/06放送 ネタバレあり)

 

どうも、なかさだです。

 

NHK大河ドラマ真田丸』第44回(11/06放送)

「築城(ちくじょう)」感想

-今週の真田丸 

 

ご当地大河ドラマだから見るだけでは、つまらんので記事にしています。

*毎週日曜日6時のBSの放映後に更新するので閲覧注意です。

 

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 この大河ドラマは時間配分がおかしいことで有名というか話題になったが、前回もわずか数時間の話で1回放送だった。

関ヶ原の戦いは、超高速で終わったのでクライマックスの真田丸での戦いもどうなることやら。真田丸のエピソードも40分中の5分間くらいなような気もするしなあ。

歴史的には、大阪夏の陣での 大坂城落城がクライマックスだろうけどね。

幸村の死後の話を信之で繋ぐのかどうかは分からないが、あと残り6回をどういう配分で、ぶった切っているのか興味はありますね。

ちなみに秀吉が生きていた頃よりも、ラストに向かって、やたらセリフは増えていて、脚本がなかなか上がらなかったというのも頷けますわ。

ここまで見てきたからには、最期は、何かアッと言わせるようなどんでん返しを期待します。

ねーな、多分。

 

 

 

地元情報です。

ueda-sanadamaru.com

紅葉祭りも終わりかな。

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真田丸の幟が邪魔で仕方ないと思ったのは、わたしだけじゃないはずw

 

 

 

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真田丸 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

真田丸 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

 

 

 

 

 

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真田丸 - 2NN 2ちゃんねるニュース速報+ナビ - 2ch News Navigator

今まで見ていなかった人もここでチェックすれば、丸わかりです。

 

 

 まずは先週のおさらいから


5分で分かる真田丸~第43回「軍議」~

 

 

 

 

第43回「軍議(ぐんぎ)」のあらすじ

mantan-web.jp

 23日放送の第42回「味方」は、徳川を迎え撃つために、真田幸村(堺さん)らが大坂城に集まる中、戦の指揮を執る総大将をめぐって牢人衆が対立する……という展開だった。

 第43回は、徳川軍が大坂城に迫り、籠城(ろうじょう)か城から打って出るかが議論される。秀頼(中川大志さん)は、五人衆を集めて軍議を開く。幸村だけは、家康(内野聖陽さん)のいる京に攻め込むことを主張するが、皆は反対する。次第に毛利勝永岡本健一さん)は幸村の意見を認めるようになるが、後藤又兵衛哀川翔さん)だけは籠城すべきだと猛反対し続ける。そして、ついに秀頼が決断を下す時が訪れる。また、茶々(竹内結子さん)が幸村とひそかに会い、ある願いごとをする。

 軍議では、五人衆の意見が対立し、その中でおのおのの思惑が明らかになってくる。また、はいだしょうこさんが演じる浅井家三姉妹の次女・初も初登場する。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

 

上記記事の引用

 

 

*ネタバレというか今回のあらすじです

mantan-web.jp

 

10月30日放送の第43回「軍議」は、徳川の大軍が大坂城に迫る中、軍議で五人衆の意見が対立する……という展開だった。

 第44回では、徳川の大軍に備えて、大坂城の一番の弱みである南の守りを固めるため、幸村が大坂城の南側に出城を作ることを提案。しかし、同じことを考えている男がもう一人いた。一方、織田有楽斎(井上順さん)と大蔵卿局峯村リエさん)は、牢人衆を決して信じようとせず、豊臣家の態度に業を煮やした後藤又兵衛哀川翔さん)と毛利勝永岡本健一さん)は、大坂城を出ると言い出し……。

 有楽斎や大蔵卿局が出城を作ることに反対する中、豊臣秀頼中川大志さん)はどう決断するのか。幸村のトレードマークである赤備(あかぞな)えの鎧(よろい)も登場し、幸村は“勝つため”に奔走することになる。また、徳川方として上杉景勝遠藤憲一さん)や直江兼続(村上新悟さん)が再登場する。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

 

上記記事の引用

 

 

 

www.nhk.or.jp

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今週は、真田丸がついに完成するところまでやるのかな?

赤備えって書いてありましたけど、徳川勢の中にも武田の赤備えを継承した井伊直政がいるんだよね。

 

 

参考に

大坂の陣 - Wikipedia

幕府軍の出陣[編集]

10月11日、家康は軍勢を率いて駿府を出発した。この開戦が決まると、家康はいつになく若やいだと本多正純は記している。 翌12日には豊臣方の真木島昭光の幕府代官を交替させようと堺に向けて出陣している。 そして、23日に家康は二条城に入り、同日秀忠が6万の軍勢を率い江戸を出発した。家康は25日に藤堂高虎片桐且元を呼び、先鋒を命じている。 幕府方の動員した兵力は約20万に上り、この大軍が大坂に集結したため少なからず混乱が起こった。ただし福島正則黒田長政らは江戸城に留め置きとされた。福島正則黒田長政関ヶ原の戦いで東軍勝利のために尽力したが、これはあくまで不仲であった石田三成の討伐が目的だった為、豊臣家との戦となれば敵方に寝返る可能性があった。なお、江戸城留め置きとされた大名も、その子が大坂に参陣している。 諸大名らの軍勢は揃って江戸から出立したわけではなく、当主が急遽帰国し、各々の国許から(家康らとは別に)指定された集結地点(瀬田・大津・京都郊外、大坂付近など)に集結した。例として、越前福井藩主の松平忠直は当時江戸に滞在していたが、緊急に本国に使者を派遣して出陣を指示、越前松平家附家老の本多富正が軍を率いて越前を出立、近江国大津に軍を進め、同地で江戸からやってきた忠直と合流した、などがある。

11月15日、家康は二条城を出発し、奈良経由で大坂に向かった。18日、家康は先着していた秀忠と茶臼山陣城にて軍議を行っている。

緒戦[編集]

慶長19年11月19日(1614年12月19日)、戦闘は木津川口の砦においてはじまる(木津川口の戦い)。この後11月26日には鴫野・今福で(鴫野今福の戦い)、11月29日には博労淵、野田・福島において戦闘が行われた(博労淵の戦い野田・福島の戦い)。数ヶ所の砦が陥落した後、11月30日に豊臣軍は残りの砦を破棄、大坂城に撤収する。

攻囲戦[編集]

豊臣方が籠城した大坂城を徳川方は約20万の軍で完全に包囲した。家康は12月2日、茶臼山を[11]、以降は各将の陣を視察し、仕寄(攻城設備)の構築を命じている。4日より各隊は竹束塹壕・築山などの仕寄の構築を行いつつ大坂城に10から5・6町まで接近していった[12]。これ以前、家康は10月22日に命じた方広寺の炉で作成させた鉄盾を各将に配布している[13]

この接近時に豊臣方の挑発に乗って始められた、包囲戦における最大の戦いである真田丸・城南の攻防戦12月3日、4日)では、豊臣方が徳川軍を撃退、諸隊に損害を与えた。秀忠は同日4日に岡山に着陣し、家康が講和を策している事を知り家康に総攻撃を具申するが、家康は敵を侮る事を戒め戦わずに勝つ事を考えよとこれを退けている[14]。5日、家康は住吉から茶臼山に本陣を移し[15]、8日までに到着した部隊にも仕寄の構築を命じている。9日より家康は大坂城に対する攻城を本格化させる。先月23日[16]より伊奈忠政福島忠勝毛利秀就角倉素庵に命じて建設していた淀川の流れを尼崎に流す長柄堤がこの日竣工し、大和川があるため、干上がる事はなかったが川の深さは膝下まで下がる[17]。本工事終了後、続いて大和川の塞き止めも行っている。また、諸隊に命じて毎夜三度(の刻)、鬨の声を挙げて鉄砲を放たせ、敵の不眠を誘っている(この鬨の声は京まで届いた)[18]。この頃より大坂城総構への方からの大砲射撃も本格化し、幕府方の仕寄は堀際まで松平忠明隊は20から30、藤堂隊は7間に近接している[19]。10日には投降を促す矢文を送り[20]、11日には甲斐佐渡の鉱夫を動員して南方より土塁石垣を破壊するための坑道掘削を始めた[21]。13日、家康は大名一人につき50本の熊手付き梯子を配っている[22]。更に、船場の堀の埋め立ても命じた[23]

そして16日から全軍より一斉砲撃が始められる[24]方の備前島だけで大筒100門と石火矢が本丸北側の奥御殿に、南方の天王寺口からはこれまでの総構から本丸南方の表御殿御対面所(俗称千畳敷)に目標を変更した砲撃が和議締結まで打ち込まれ続けた。 この砲撃では国友製3貫目の大砲が用いられ、また芝辻理石衛門が作った大砲が使われた。この後者は世界的にも珍しい鍛造で作られた鉄製の大砲である。この大砲の実物は現在、靖国神社遊就館に奉納されている。 その他、6月頃にイギリスより購入したカルバリン砲4門、セーカー砲1門や7日前に兵庫に到着したオランダ製4・5貫目の大砲12門(半カノン砲に比例)[25]も含まれていると思われる。この砲声は京にも届き、その音が途切れることはなかった。

これに対し豊臣方は近接する徳川方に激しく銃撃し、竹束のみの時は一手に付き300から500人の死傷者が出たが、相手が築山・土塁を築くと鉄砲の効果は激減する[26]。また砲撃に対抗してこちらも砲撃したり、塙直之が蜂須賀至鎮に夜襲をしかけ戦果をあげたが(17日)、劣勢であることは否めず和議に応ずることとなる。また淀殿は武具を着て3、4人の武装した女房を従え、番所の武士に声をかけ、激励していたといわれる(『当代記』)[27]

 

ウィキペディアより引用

 

真田丸の戦い - Wikipedia

豊臣方が大坂城付近の砦を放棄して城内に撤収した後、幕府軍大坂城を完全包囲した。真田丸正面には前田利常率いる兵12,000の他、南部利直松倉重政榊原康勝など数千、八丁目口・谷町口には、井伊直孝の兵4,000、松平忠直の兵10,000、他数千が布陣していた。真田丸には真田信繁(幸村)指揮の兵5,000、八丁目口・谷町口には木村重成後藤基次長宗我部盛親など、兵12,000以上が配置されていた[1]

12月2日1615年1月1日)、徳川家康は本陣を住吉から茶臼山陣城(大塚城)に、徳川秀忠は平野から岡山に移した。家康は前田利常に、塹壕を掘り、土塁を築き、城を攻撃しないよう指示した。 真田丸の前方には篠山と呼ばれる丘があり、真田が兵を配置していた。前田勢が塹壕を掘り始めると、この篠山から狙撃し作業を妨害した。

12月3日1月2日)、大坂城内で南条元忠幕府軍に内通していることが発覚した。南条は城内で切腹させられたが、豊臣軍は南条が引き続き内応しているように見せかけ、幕府軍を欺いた。

12月4日1月3日)、前田勢は、篠山からの妨害に悩まされていたため篠山の奪取をもくろんだ。前田勢の先鋒本多政重山崎長徳らが夜陰に乗じて篠山に攻め上がったが、真田勢は城内に撤収しておりもぬけの殻だった。夜が明けると、前田勢を真田勢が挑発した。前田勢はその挑発に乗ってしまい、真田丸に攻めかけた。真田勢は、前田勢が充分城壁にとりついたところに銃撃を浴びせ、前田勢に損害を与えた。前田利常は、将達が命令なく攻撃したことに怒り、兵を撤収させようとした。

前田勢の攻撃を知った井伊、松平勢もそれにつられる形で八丁目口・谷町口に攻撃を仕掛けた。この時、城内で火薬庫が誤って爆発する事故がおこったが、その音を聞いた幕府軍は南条の内応によるものと勘違いし、さらに激しく攻めかける結果になった。豊臣軍は城壁に殺到する幕府軍に対しここでも損害を与えた。

これらの惨状を知った家康は退却を命じた。しかし、竹束や鉄楯を持たずに攻めてしまっていたため、敵の攻撃に身動きがとれず退却は難航、15時をすぎようやく完了した。

退却後、家康は各将を呼んで軽率な行動を叱責し、以後、竹束・鉄楯を必ず使用するよう厳命した。

 

ウィキペディアより引用

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

セットに、毎週いくらかけているんだと思うくらい豪華ですよね。

衣装や小道具も素晴らしい出来栄えだし、3DCGも綺麗。

今日は真田丸が出てくるけど、多分あんまり期待できないかもしれないですね。

大坂城天守閣内部は、何度見ても豪華絢爛ですけどね。

それにしても戦闘シーンの迫力の無さは、大河ドラマとは思えない出来栄えじゃないかな。そもそも戦闘シーンは極力省いているしねえ。

幸村のこれまでの見せ場って、上田城で旗を振っていたところくらいだったから、最期くらいは主役っぽい活躍が見たいものですね。

 

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第44回 「築城(ちくじょう)」

 

 毎週日曜日午後6時放送のNHK BSプレミアムを見ながら書いていますので、シーンもセリフも漏れまくりです。

(後日、録画を見て加筆校正して更新しています)

 

(今週はオープニングテーマ入らないで始まったわ)

 

信繁は籠城策を取らず、城から討って出る大掛かりな策を立てる

長い軍議の末、ようやく牢人五人衆の意見はまとまったが・・・

 

大坂城

(テーブルが六角形だ、細かいな)

どういう事だ?

 

秀頼公、御自らお決めになったこと

 

あの軍議は何だったのだ?

あんたはそれでいいのか?

 

籠城と決まった以上考えを変えるしかなかろう

 

やはり秀頼公は俺たち牢人を信頼してないようだな

 

申し訳ござらぬ

(五人衆に詫びを入れる木村長門守)

 

勝てるのか?籠城で?

 

わたしはそのためにここにやってきたのです

 

 二条城

籠城と決まったようでござる

(正純が報告に来た)

 

(暖を取る家康)

(内通者からの文を読み)

これで勝ったのう

 

 

(再び大坂城、内記に絵図を見せ策を練る幸村)

この城の一番の弱みは南

西に行けば海があり東と北は川がある

南にだけは敵を遮るものがない

わたしが徳川なら間違いなく南に本陣をひく

 

よって、ここに出城を築く

(絵図の平野口に碁石を置く幸村)

父上が生きておられれば同じお考えのはずだ

籠城で勝つにはこれしかない!

 

(築城予定地を下見する幸村)

 

大坂城に戻った幸村、真田丸の絵図は書きかけだ)

よう来てくれた

(作兵衛が合流した)

今一度源次郎様のもとで戦えるとは思っておりませんでした

 

これまで以上に働いてもらうことになる

 

望むところでございます!

源次郎様、江戸を発つ前にすえに仮祝言を挙げさせました

 

まことか?

して相手は?

 

長窪の石合新左衛門が嫡男、十蔵でございます

すえが自分で見つけてまいりました

 

 苦労をかけたな

(作兵衛の手を握る幸村)

(すすり泣く作兵衛)

 

(佐助から情報が明かされる)

徳川秀忠に付き従い真田の兵もこちらに向かっております

 

覚悟はしてある

 

源三郎様は江戸に残りました

かわりに信吉様と信政様が

 

仙千代様と百助様でございます

 

お二人とも良き若武者ぶりでございました

 

すべては宿命じゃ

 

(幸村は大野修理に出城建設の許可を得ようとする)

頼みがあって参りました

ここに急ぎ出城を築きたいのです

お許しいただけますか?

籠城にあたり城の最も弱い南面を出城で補います

真田丸の絵図を見せる幸村)

 

 出城に関してはわたしも良いと思うのだが、

実は先程同じ申し出をしてきたものがおりましてな

 あとはそちらで話し合っていただきたい

 

 

(ヤバい誰か来た)

エホバの証人だった(ドラマとは関係ない)

ここ見逃したわ....。

 

大坂城内 厨

じいさん酒となんか肴を

(幸村と又兵衛は話をすることにした)

勝手に持っていくがいい

 

ここへは来たことあるか?

 

昔、何度か

与左衛門殿でしたよね?

 

忙しいんだ

話しかけないでもらいたい!

 

あなたも長いですよね?

 

太閤様にお会いしたのは桶狭間の頃だ

 

何年前だ?

ここならいつでも酒が飲める

爺さんの機嫌がいい時には握り飯だって出るぞ

まあ、座れ

で、話ってのは?

 

明石の上物が手に入った

(差し入れをする大角与左衛門)

あんた、戻ってくると思ってたよ

 

城の南に出城を築きたいと申し出たそうだな?

 

俺はあそこで徳川を迎え討つ!

 

何ゆえ?あそこが良いと思われた?

 

あそこに砦だぞ?

誰でも攻めたくなる、それが狙いだ

大暴れしてやるよ

 

やはり又兵衛殿は死ぬ気だな

実はわたしも同じことを考えていた

出城を築く役目わたしに譲ってくれ

わたしなら勝てる出城を築く

 

俺はもう許しをもらった

 

だから、こうして頭を下げている

 

帰る!

 

わたしの策を聞いて欲しい

 (又兵衛を引き止める幸村)

 

(絵図を見せる幸村)

出城の前に空堀を掘る

手柄をあげようとはやる敵勢は止まること無く

一気に押し寄せてくる

ここに逆茂木(さかもぎ)と乱杭(らんぐい)を配しておく

戦闘の兵は勢いを削がれそこへ後ろから兵が追いつき

身動きが取れなくなる

 

この脇道は?

 

誘い道だ

 

何ゆえ?

 

この道を通れば早く出城の塀までたどり着ける

敵はまずここに押し寄せる

そこが我らの攻め時

まず、ここの鉄砲狭間からひしめく敵に向けて

一斉に撃つ

 

この溝は?

 

堀に下りた敵兵は身を低くして登ってくる

だが、この溝を越えるときにはいったん体を起こす

そこを狙ってまた一斉に撃つ

 

弾込めしてる間に来ちまったら?

 

ない

この塀には上下2列に鉄砲衆を置く

まず下段の狭間を一斉に開き登ってきた兵を撃つ

その間に上段の兵が次の弾込めをする

さすれば、ことごとく敵は撃ち倒される

堀のそこに累々と屍を重ねるのみ

それを目の当たりにした後ろの兵は必ず怯む

そこで我らは脇の虎口から飛び出し一気に蹴散らす

これで総崩れじゃ

これが我が父、安房守から受け継いだ真田の軍略

 (真田丸の設計意図を又兵衛に教える幸村)

 

面白いじゃねえか

 

任せてはもらえぬか?

 

ハハハハハッ

(心得たと笑う又兵衛)

 

(軍議で陣立てを指示する幸村)

では、まとめ申す

わたしは、ここに出城を置き6000の兵でこれを守る

 

木村殿率いる8000は平野口

長宗我部殿率いる5000は八丁目口

明石殿4000は木津川口を抑え海からの敵に備える

そして後藤殿は遊軍として、その間を埋める

毛利殿は4500の兵を持って天神橋に陣取り

北の守りを固める

 

(陣立てを皆に伝える幸村)

 

異存はござらぬな

 

承知!

 

 では、これをもって味方の布陣と致す

 

 (さっそく大野修理は布陣を秀頼に報告する)

見事な布陣じゃ

 

左衛門佐の陣立てにございます

 

いささか気になることが・・・

要所を守るのが全て牢人たちになっております

これはいかがなものかと

一人でも裏切り者が出れば城はたちまち落ってしまいますぞ

(有楽斎は反対する)

 

あってはならぬことです!

 

牢人たちをそろそろ信じてやってもよいのではありませぬか?

わたくしも左様に存じます

(修理と長門守は反論する)

 

金目当てのものは金で裏切るのです

 

あの者たちは金だけが目当てではございません!

 

口で言うておるだけじゃ!

 

この出城が敵に回ったらと思うと背筋が凍りますな

 

そこは左衛門佐の持ち場だぞ

 

その左衛門佐こそ怪しゅうございます

 あれの兄は徳川の家臣、聞けば此度も攻めてに加わっておるとか

左衛門佐もひょっとしたら、既に徳川方に通じておるやもしれません

 

豊臣譜代の家臣にも、この木村長門守のように

力があるものが数多おります

要所には信用のおけるものを配置すべきかと

 

作り直しじゃ、作り直しじゃ!!

(陣立ての紙を丸める大蔵卿局

あ~

(とんだババアだなw)

 

 

(またしても軍議は否決された)

 誠に申し訳ない

 

どうにも分からぬ

我らは頼りにされておるのか、おらぬのか?

 

みんな不安なのだ

牢人たちがまことに豊臣のため戦ってくれるのか

 

まだ、そんなことを

 

これが新しい布陣だ

わしと長門守で考えた

(木村が絵図を広げる)

 

我らの名が見えぬが・・

(動揺する明石)

 

しばらくは我ら譜代のものが要となって城を守る

 

 あんたの出城もなくなってるぜ

 

そのようだな

 

もういい俺はおりた

ここに俺たちの居場所はないぞ

 

城を出ていくというのか?

 

そういうことよ

徳川につく

 

馬鹿を申すな

(勝永と又兵衛は大坂城を立ち去ると言い出す)

行こうぜ

 

バテレンさんは?

 

わたしは残る!切支丹を禁じた徳川にはつかぬ!

 

さらばだ

 

早まるな!

この件わたしに預からせてくれ!!

 御上様に掛け合ってまいる

 

 (幸村は淀の方に直訴する)

 話は聞いていますよ

 

戦は味方同士が互いに信じあわねば

とても勝てるものではありませぬ

 

わたくしは分かっています

左衛門佐は決して裏切ることはないと

しかし、そのような声があるのも確か

しばらく大人しくしていることですね

さあ、始めましょう、久しぶりですね?

(かるたの準備は終わったようだ)

 

大事な話をしておるのです

我らを呼んだからには我らに全てを任していただきたい

 

それはできぬ!

 

徳川に勝てませぬ

 

お前はともかく

あの者たちが裏切らぬとどうしていえますか?

 

信じるのです、それより他はない!

 

源次郎の番ですよ

(豊臣家の存亡がかかっているのに

かるたとはサゲマンめ)

 

(命令にしかたなく応じる幸村)

殿下が亡くなってから豊臣の家を守ってきました

ようやく秀頼殿も成人し今はすべてをあの子に任せています

もちろんたまに意見は言いますが

秀頼殿が決めたことにわたくしが口を挟めますか?

では、これはどうです?源次郎

(幸村の手を押さえる茶々)

そなたの出城だけを作ってもいいことにします

というのはどうじゃ?

 

他の者達は?

牢人たちすべてを信じてもらわねば意味がありませぬ

 

ならば出城の件は許しません!

 

致し方ありません、御免

 

城を出ていくのですか?

(ふくれっ面の淀の方)

 

 とんでもない

 他の策を考えるのでござる

(幸村は策を練ることにした)

 

 

(ダメ出しされたので大野治長は出城建設を黙認することにした)

腹はくくった

戦をされるのはそちらだ

思うようにされよ

 

 よろしいのですか?

 

わたしのことは気にされるな

頭の固い奴らに任せていては戦は勝てぬ

この事、秀頼公とその周りの耳には決して入れぬよう

 

すぐに出城作りに取りかかられよ

 

 

(さっそく真田丸を築く幸村と雑兵達)

いつ頃できそうか?

 

そうですなあ、早くて20日

 

敵は待っては来れぬぞ!

 

急がせます

(現場監督は内記らしい)

 

殿!お呼びでございますか?

 

鎧を集めてくれ、色は赤、武田の武勇の証だ

 

かしこまりました!

 

真田勢全ての鎧、兜を大至急

真田の兵は赤備えと天下に知らしめるのだ

金は秀頼公からいただいたものがある

惜しまず使え!

 

二条城

(秀忠を迎える家康)

随分と早かったのう

何ゆえかように急いで参った?

 

父上が戦支度を整えていると伺い

関が原の二の舞いとならぬよう急いで・・

 

考えが浅い!

 

父上?

 

そなたは将軍ぞ!

焦らずゆっくり進軍してこそ徳川の大きさを

世に知らしめることができるのだ

この戦急いで片を付ける理由がどこにある?

いつまでも関が原を引きずるな!!

 

申し訳ございません

 

正信!お前がついていながら何だ!

この体たらくは

 

至りませなんだ

 

家康の命を受け全国から大名の軍勢が続々と集まっていた

その数おおよそ30万(ナレーション)

 

 

(松が訪ねてきた)

真田の陣までは程なく

されど、そう容易いことではないのです

わたしなら何とかなります

殿からのお言付けわたしにお聞かせ願えませぬか?

(河原綱家が応対するが

陣を尋ねるわけには行かぬと言われる松)

 

誰にも漏らすなときつく言われているのです!

 

弱りましたなあ・・・

 

 丹田、もっと丹田に力を入れて!

(聞いたことあるなこのセリフ)

 

(なんと庭に出雲阿国がいた)

座がしら!

わたしです、藤です!

 

(しかし、松のことは覚えていない)

知らないねえ?

まるで覚えがない

 

(先代?

2代目か)

 

これから徳川様の陣を回って舞を披露するの

 徳川の陣に行かれるのですか?

 

仕事だからね

お願いです!わたしを一座に入れて下さい

(松はここに潜り込むことにした50歳過ぎてるはずなんだがな

こんな長い前フリみたことねえな大阪編以来かねえ)

 

(一座に紛れて松は無事に真田の陣にたどり着いた)

信吉殿、信政殿

これよりお父上から預かった言葉を伝えます

心して聞くように

あなた方の叔父上が敵方にいます

どんなことがあろうと身内同士で争うことはなりません

戦が始まったら真田勢はできるだけ後ろに控え

じっとしていること

 

お待ち下さい!

(信政は不満げだ)

それがあなたがたの父上の命です

 

仔細もこれに

(源三郎から預かった文を手渡すまつ)

 

嫌でございます!

これは戦です、たとえ敵方に身内がいようと

力の限り戦うべきではござらぬか?

(信政は嫌がる)

 

建前はそうだが、お父上の気持ちも察しておやりくだされ 

 

源三郎と源次郎はそれは仲の良い兄弟だったのですよ

 

そのようなこと関わりありませぬ!!

 

信吉殿はどう思われる?

 

父上がそう言っておられるのなら

わたしはそれに従いたい

 

信政殿、ここは折れなされ

(納得行かない信政は出て行ってしまった)

(三十郎がなだめに行った)

 

(信之はこれまでの人生を振り返っていた)

思えばわしの人生はずっと耐える毎日だった

14年前の戦でわし一人が徳川についた

父上と弟は豊臣についた

 

断腸の思いであった

 戦は徳川の勝利

わしは9万5千石の大名になったが

嬉しいことは一つもなかった

妻に内緒で九度山の父たちに仕送りを続けた

 

再び戦は始まろうとしている

 今度は弟と息子たちが戦おうとしている

いつになったらわしの心は休らぐのか・・

 

えろう、つらかったんですねえ

(愛人宅だったw)

わしは決して人前でこんなことは言わぬ

不思議じゃ

そなたといると何でも話とうなる

 

どうぞ気兼ねせんと言うておくれやす

 

 迷惑ではないか?

 

お聞きすることしかでけしまへんけど

それで貴方様のお心が休まるのなら

 

すまぬ・・

 

腕のしびれは、きっとおこころが疲れてらっしゃるのかも

 

こころが?

 

通が直して差し上げます

こころが穏やかになる香でございます

京は戦場になるかもしれぬと江戸にお呼び下さったのは

あなたさまです

 

何か不都合はないか?

 

住めば都でございます

(香をたいてもらう信之

お通は江戸に来ているらしい)

九度山には蕎麦しか送ってなかったのにw)

 

(家に帰る信之)

今、城から戻った

 

お帰りなさいませ

(匂いで 稲にはバレているw)

 

(急ピッチで工事が進む真田丸

正面の堀は、ほぼできております

 

(赤備えの鎧を見せられる幸村)

殿!試しに一つ仕上げてみたのですが

(モデルは与八)

おお~赤備えでございますか?

 

わたしが考えていたのは、もっと強い赤だ

これは何度塗りだ?

漆を3度塗りするのだ!!

 

沢蟹みたいだったな

(赤備えの試作鎧を見て)

 

 

真田丸建設は途中で有楽斎にバレた)

 これこれ、何を作っておるのかな?

出城でございます、真田ですが

 

大野修理は秀頼たちに説明を求められる)

すべてわたしが許しました

 

毛利や長宗我部、明石も勝手に陣を張っておるようだ

 

すべてわたしが許しました

 

なぜそのような勝手なことを?

 

徳川を迎え討つためです

 

あんなところに出城を作らせて

真田が裏切ったらどうするのじゃ

 

真田が裏切ることはありませぬ!

 

そなたは黙っていなさい!

やはり牢人どもはならず者の集まり

下知に従わぬのは秀頼公を裏切ること

断じて許してはなりませぬぞ

 

左衛門佐を信じてやりたいのだが・・

 

あれの父親は裏切りに裏切りを重ねて生き残った男でございます

 (迷う秀頼)

 

(有楽斎が現場に乱入)

お前達そこまでじゃ、やめい!

誰も許してはおらぬ

大野修理は目をそらした)

大野殿、許したのか?

 

何のことやら?

 

すぐに御城内に戻るのだ

秀頼公のご命令じゃ

 

ここでやめればお咎めなしと秀頼公は仰せられた

すまぬ・・

(工事は中断された)

 

(夕方になった黄昏れる幸村)

今夜城を出る

お主もどうだ?

(勝永と又兵衛が誘いに来た)

豊臣を見捨てるわけには行かぬ

 殿様!!

 (秀頼が直に現場を見に来た)

(頭を下げる3人)

 

ここに出城とはよう考えたものだ

わたしもこの城は南が弱いと思っていた

(主馬と睨み合う又兵衛)

さようでございましたか

 

さすがは戦上手の真田

何やら仕掛けがたくさんあるようだ

左衛門佐、豊臣を見捨てぬというのはまことだな?

 

わたしは亡きお父上太閤殿下に誓いました

 

この出城仕上げよ

 わたしが許す

わたしはそなたらを信じている

 

戦になれば我ら存分に働き

命に変えても殿様をお守りします

 

頼りにしておる

(幸村の手をとる秀頼)

 

 

(それでも一応母に報告に行く秀頼)

なりませぬ!

(淀の方は反対する)

 

この城の主はわたしです

この戦、牢人たちの力を借りなければ我らの負けでござる

御免

 (部屋を出ていく秀頼)

 

 

京を出た家康は奈良を経由し住吉に布陣

秀忠も河内口から大坂に入り平野に布陣した(ナレーション)

 

真田丸の工事は再開、急ピッチで仕上げにかかる)

大坂城現場

(佐助から情報が入る)

敵の布陣がわかりました

 真田信吉様の陣はこちら

東側か

直に我らとぶつかることはなさそうですな

 

ここに伊達勢

そしてここに上杉勢が・・

 

親方様が来ておられるのか

まさかこのような形で相まみえるとは・・

 

住吉 家康の陣

それにしてもあの大坂城を攻めることになるとは思わなんだ

のう上杉殿

伊達政宗上杉景勝と話している)

 

誠に・・

 

そうだ真田左衛門佐が九度山を抜け出して

大阪方に加わったようですな

 

源次郎が・・

 

秀頼の誘いに応じたとか

愚か者ですな

 

(家康が参陣した武将たちに声をかける)

ご一同ようご参陣してくださった

遠路はるばるご苦労なことでござった

 

大御所様の命となればこの伊達政宗

どこへでも参陣致します!!

 

大坂城に立てこもり世の安寧を乱す不埒者たちを

これより成敗致す!!

(景勝と直江は表情が硬い)

 

難攻不落と言われる大坂城ではあるが

敵は牢人ばかりじゃ

我らの勝利は疑いなしじゃ!

 

はっ!!

(一同)

 

ハハハハハッ

 

 

大坂城内は慌ただしい)

何でついてくるんだよ?

 

戦には初めて出るので皆様の働きを見て参考に

 (重成大丈夫なのか?)

 

(大野治房に声をかける幸村)

睨まれてるぞ

 

もともとああいう顔らしい

悪い男ではありませぬ

 

団右衛門がいた

団右衛門でござる

 

ああ、こいつは大名になるのが夢なんだ

 

 この戦で名を上げて一国一城の主となり申す

 

もう決まってるような口ぶりだな?

ばん団右衛門と申します

(大助に名前を書いた木の札を渡す団右衛門)

 

明石殿

ここで何をやってる?

今夜はミサがあるのでその支度を

 

ミサ?

でうすのご加護を

 

 明石様の兵は皆切支丹だそうです

 

切支丹の兵はすこぶる強い

なぜだか分かるか?

(大助に尋ねる幸村)

死を恐れぬからだ

 

できました~!!

(作兵衛が幸村の鎧兜を持ってきた)

見事だ

(前から疑問だが、この兜なぜ鹿の角が生えているのだろう?)

 

左衛門佐どうなんだ?

こんな寄せ集めで30万に本当に勝てるのか?

 

もちろん

我らは関ヶ原で苦汁を舐めた

まことの戦を体で知っている

一方敵はどうだ?

敵は戦場をほとんど知らないものばかりだ

 

この差は大きい

 

家康の陣

敵は待ってくれぬぞ急げ~!!

 

違う!

部下に「士寄せ(しよせ)」を解説する家康

これも違う!

 

父上、お止め下さい!!

 

(実際やって見せてるw)

手伝え!!

(正信も手伝っている)

身を隠しながら土を掘り、その土でこうして

高い高い壁を作る

そうしてこうやって

じわじわと前に進んでいくのだ!

 

これが士寄せじゃ!!

 頼むぞ!

骨が折れるわい!

(口は達者だな家康、呆れる秀忠)

はあ、はあ

(疲れている家康)

あ~疲れた・・・

 

お年をお考えくだされ

 

あおげ

(扇子が日の丸だな)

はい、はい

 

(正純が来た)

ただいま城内から文が届きました

(内通者がいるようだな)

 敵の布陣でございますよ

 

(陣立てを見る家康だが

字が小さくてよく見えない)

細かくて読めん

これは?

 

急ごしらえの出城のようですな

 

いらぬところに作りおって~

誰が守る?

 

真田左衛門佐

 

真田、また真田か!

 (家康は本気モードに入った)

 

 

(色々あったが、ついに真田丸は完成した)

間に合いましたな

 

内記

ようやくこれで城持ちになれた

 

作兵衛、旗を!

(赤地に白の六文銭の幟)

旗を振る作兵衛

いざ~!!

オ~!!

 

城の名はなんとします?

 

決まっているだろう

真田丸よ!

 

 

今日はオープニングテーマここで入ったか

 

 

今週はこの辺でさようなら

 

 

 

 

 

 

まとめ

 今週は、例のオープニングテーマがなくて、ナレーションからいきなり本編という始まり方だった。意表を突かれたなw

途中で誰か来たので、何分間か見逃したのは久しぶりだったなw

以前も何回か、ブログを書いているときに誰か知らない人が訪ねてきたのだが、それ以来でまいったわw

まさか自宅に切支丹が来るとは。

 

今週はタイトルそのまんま真田丸築城までだった。

3DCGだと思うが、けっこう豪華だったね。

(オープンセット作って合成したものらしい)

何となくですが、あっという間の40分でしたね。

セリフはいつもどおり抜けまくりです。

倍の長さの記事になるかなw

また録画を見たら印象が変わると思いますがね。

見直すと細かいネタ満載、しかし、これが真田丸

毎週増えてる予感がしますね。

それでは、また。

 

 

 

 

第45回「完封(かんぷう)」に続く

 

 

 

 

参考記事

headlines.yahoo.co.jp

 

headlines.yahoo.co.jp

 

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

 それでは、また来週。

 

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All's Well That Ends Well by @nakasada