@なかさだの「終わり良ければすべて良し」 All's Well That Ends Well by @nakasada

日常の生活や気になるニュース、趣味のゴルフ、カメラの日記、つぶやきです。サブログhttp://nakasadaxnobel.hatenablog.com/

軍事技術がプロ野球を変える! 今オフは「ID野球」以来のデータ活用転換点を読んで

どうも、なかさだです。

 

今日のエントリーは野球ネタです。ぜんぜん浅いですがね。

headlines.yahoo.co.jp

 

 

ボールを自動追尾の「トラッキング

 プロ野球を「データ」の波が襲っている。投手が投げた球種やボールの回転数を自動計測する「トラッキング」導入を各球団が続々と決断しており、球界は“ID野球”以来の歴史的な転換点を迎えている。各球団はこれまでのデータ分析を担った「スコアラー」に加え、データ処理に長けた「アナリスト」の囲い込みにほん走している。

 

 このデータを計測しているのは、米軍の迎撃ミサイル「パトリオット」開発で生まれた追尾技術を民生利用した「トラックマン」。14年に楽天が導入し、その後導入する球団が増加。さらに今オフも複数球団で導入が予定されており、現時点では導入していない球団の方が少なくなった。導入しない理由も「計測時にフェンスが邪魔なってしまう」などとなっている。

上記記事の引用

 

この記事を読んでいてあれっ?と思ったのは、「トラックマン」ってあの計測器のことかなということだった。

 

トラックマン (ゴルフ用具) - Wikipedia

トラックマン(TrackMan)とは、2003年デンマークのTRACKMAN社が開発した、ゴルフ用弾道計測器。もともとは軍事用に使用されていたレーダー式弾道追尾システムであり、ドップラー・レーダーなどで使用されるドップラー効果を利用して計測をおこなっている。従来のカメラ測定式に比べ、極めて高価である。USPGAツアー欧州PGAツアーでの公式計測器となっている。

トラックマンはヘッドスピード、ボール初速、スピン量、それに飛距離などを26のパラメーターで測定が可能である。トラックマンの需要は、年々増加している。アメリカ国内でも350を超える施設で認可され、大学のプログラムでも使用されている。タイガー・ウッズは、「実際に使用すれば、このデバイスの信憑性を実感すると思う。ゴルフでは、自分がやっていると感じることを実際に実行できていない場合が多い。もしスイングを改造すれば、僅かながら変化が生じる。それでインパクトの瞬間に何をしているか理解するようになるし、ボールへのパフォーマンスに還元できるようになる」と述べている。[1]

もともとは、弾道ミサイル迎撃用の「パトリオット」の開発で、弾道を解析するために生まれた、軍事用レーダーにも使われる装置から、開発された製品である。

従来品は初速(ボールスピード)と打ち出し角度から飛距離を予測しているものが多かったが、本器は打ち出しから着弾までを追尾計測しているため、精度が高く[2]、飛距離の誤差は100ヤードで30センチ以下である。練習場、アウトドア(ゴルフ場)、インドアでの使用が可能。なおボールスピードをクラブスピードで割った数値が、ミート率となる。現在、R&A公認ドライバーボールを使用した場合、最大数値が1.49とされている。このミート率を上げる事は、ドライバーショットの飛距離アップに繋がる。

松山英樹もプライベートで購入している[3]

 

ウイキぺディアから引用

 

そう、ゴルフの世界では、弾道測定器は30年以上前から使われているので、(プロゴルファーの世界だけどね)今は珍しくはないが、ボールが曲がるメカニズムを解明するという試みは昔からあったものだ。

今は研究が進むところまで行ってしまっていて、弾道測定器の簡易版のヘッドスピード測定器なら普通にショップで売っているので、いい時代になったと思う。

【ヘッドスピード測定器】ブリヂストン(Bridgestone)サイエンスアイ ポータブル GBS701

【ヘッドスピード測定器】ブリヂストン(Bridgestone)サイエンスアイ ポータブル GBS701

 

 この製品も悪くはないのだが商品レビューでは、PRGRの製品のほうがシビアな数字が出るらしくて、どちらが自分の本当のヘッドスピードなのか分からんという意見が多かったかな。

こういうのを持っていたら、ドライバーのヘッドを走らせる意識で振ると思うので、大分力は抜けると思う。

だから練習場に連れて行きたい機械ではあるね。

こういうのを見てると日によって、同じドライバーでもスピードが出る日もあれば、出ない日もあるのが分かると思う。

仕事とかで疲れていて、あまり力が入らない状態だと力みが抜けて、ボールがいい感じで飛んだりすることもあるから、つくづくゴルフは逆説のスポーツだなと感じるわ。

飛ばそうと思えば飛ばないし、適当にあの辺に打っておこうかという気持ちだと飛びすぎたりとか、人間の脳ってバカじゃないかと思うことは、ラウンド中あるかな。

ボールのスピンと空気抵抗が曲がりを生むというのは、ゴルファーなら知っていて当たり前というのが、不思議な感じはしていたが、(科学の分野だし)野球の世界では経験則で知ってはいただろうけど、測定器はあまり導入されてないようだ

 

ちなみに「トラックマン」はネットでも買える。

trackmangolf.jp

アマゾンでは取り扱っていないようだが(アメリカなら売っていると思うが、はてなのアマゾンリンクからは飛ばなかった)価格は日本円で231万6600円(送料税込み)で買えるみたいだ。

これはタブレットにソフトウェアを入れとけば、プロゴルファーのスウィングと自分のスウィングがどう違うか、その場で見られる優れものだが、(スマホからでもOK)いらないっちゃいらないかな。

あと、もし弾道解析しても、自分が理解できなければ持ってても無駄だと思う。

 ウイキぺディアに「松山英樹もプライベートで購入している」と書かれているんだが、今の彼を見ていると安い買い物だったなと感じるよね。

しかし、関係者以外こんなこと書かないだろう(笑)

ウイキは、誰でも編集できるからな。

 

広告

 

野球の場合も「トラックマン」の使い方によっては、かなり解析できるみたいだが、ピッチャーは的が小さいから投げたボールを解析して、こういう風に投げれば、いいボールが投げられると言われても、できないような気もする。

ただ口で言うよりも、動画で直接見ながら指摘されたら、分かりやすいわな。

でも、データ解析できるプロが関わって来たら、劇的に質が上がるかもしれないね。

 多様なデータを解析したうえで、ピッチングのメカニックスを指導できるコーチがいると投手陣全体の質が上がったなんてことも起こりそうだしな。

でも、古いけど野茂や佐々木のフォークボール、ヤクルトにいた伊藤智仁の高速スライダーみたいのを解析してもモノにできるかとは思わんけどね。

あれは魔球レベルだったからなあ。

今はYoutubeでも見られるけど、あれは打てんわ(笑)

 多分、解析しても投げられないであろうボールを投げていたピッチャーの話は、こちらがネタ元ですけどね。

魔球伝説―プロ野球 不滅のヒーローたち (文春文庫―ビジュアル版)

魔球伝説―プロ野球 不滅のヒーローたち (文春文庫―ビジュアル版)

 

 (マサカリ投法の村田さんのフォークボールも凄かったよな)

 

 魔球といえば、かなり古いところでは神様と言われてた稲尾さんのスライダーとかね。

ちなみに稲尾さんは、スライダーが得意だったらしくて、何かで読んだ記憶があるけど、人差し指でスピンをかけていたらしい。

当時のエピソードで笑ったのが、風呂に入ったときは、自分で人差し指を引っ張って長くなれとやってたらしい(うろ覚えだが)

昭和30年代の情報量と現代を比べるのは、間違いだろうけど、昔は、プロでさえそういうレベルだったようだ。

 名監督だった仰木さんは、西鉄にピッチャーで入団したが、使い物にならなくて内野手転向だったらしい。

 昔の本を読んでて凄いなと思うのは、バッターのレベルが低かったんだろうけど、パワーピッチャーで速球に自信がある選手は、変化球は、あまり投げなかったということだ。

変化球を1試合に決まった数しか投げなかったのは、プライドが許さなかったからみたいだけどね。

 今それやったら火だるまだろうけど、時代が違えばそんなもんか。

大下弘 虹の生涯 (文春文庫)

大下弘 虹の生涯 (文春文庫)

 

 プロ野球選手が大スターだった時代の話とかなら、こういう本が暇つぶしに最適かもしれません。

なんか普通に都市伝説みたいなことが書いてあるので、わたしは昔のプロ野球の話が好きなんですけどね。何しろ家庭にテレビがない時代の話ですから。

解析もいいですけど、全部野球にまつわる謎が解明されてしまったら、それはそれでつまらないような気もしますんでね。

豪球列伝―プロ野球不滅のヒーローたち (文春文庫―ビジュアル版)

豪球列伝―プロ野球不滅のヒーローたち (文春文庫―ビジュアル版)

 

 まあ、前も紹介したけど、冬は寒いしシーズンオフでネタもないからプロ野球ファンだったら、こういうの読んで、ああそうだったのかと妄想したいですね。

ここに出てる人は、テレビでリアルタイムで見ていたので、舞台裏の話を読むとえええマジですか?って感じですけど。

それでは、また野球ネタがあったら記事にしたいと思います。

いい週末をお過ごしくださいね。

 

広告

 

 

 

 

 

 

All's Well That Ends Well by @nakasada