ニコン、2017年3月期業績予想を約10%下方修正を読んで
どうも、なかさだです。
株式会社ニコンは2月13日、平成29年3月期連結業績の下方修正を発表。前回予想より、売上高は500億円減の7,500億円、営業利益は5億円減の44億円へと予想しなおした。
理由を「デジタルカメラ関連製品および産業機器における市場減速の影響」としている。
台数ベースでは、レンズ交換式デジタルカメラが15万台減の310万台。交換レンズも15万台減、460万台。コンパクトデジタルカメラが30万台減の315万台。
あわせて第3四半期に発生した特別損失についても告知した。構造改革関連費用として、297億9,000万円を計上する。主な内容は、半導体装置事業の棚卸資産評価減や棚卸資産廃棄に伴う損失など。通期における構造改革の総額は、480億円から530億円へと増加する見込み。
12月12日に公表した希望退職者は1,000名程度の募集のところ、1,143名の応募があった。費用は約167億円となり、連結業績予想には反映済み。
上記記事から引用しています。
おっと大丈夫なのかニコン?とか思いましたけど、デジタルカメラ市場自体が急速に縮小していく中では、仕方がないことなのかもしれないですね。
確かうろ覚えですが、キヤノンもデジタルカメラやプリンターではなく、利益を出したのは有機ELとか監視カメラといった既存の事業ではなかったような気もするしね。
これだけスマホが普及したらデジカメは、やはり買わない方向に向かっていくだろうと誰しも思うでしょうけど、写真が趣味の人は話題の新製品が出れば、品切れになるほど注文が殺到する現象が起きるくらいなので(そもそも生産量が少ないということもあるが)無くなりはしないとは思いますけどね。
わたしがコンパクトデジカメからデジタル一眼レフに移行してから3年くらい経ちますけど、その間も進化の仕方は凄まじくて、開発費がかかるからといって手を抜いているわけではないような気もしますが、この価格で、そこまでの性能は必要が無いと感じるほど、いい製品が増えましたね。
どこのメーカーも生き残りをかけて開発競争するが、市場は縮小する方向で動いているので、難しいところかと感じます。
まあ、でも普通の使い方では、まず壊れませんからね。
プロ向けのカメラだとレリーズテスト15万回をクリアする(シャッターを切る)テストを合格しないと製品化されないというくらいの品質管理というか設計、製品の完成度を考えたら、交換レンズは買い足すだろうけど、カメラ自体は買い換える必要が無いというかね。
けっこう頑丈ですよ。
わたしも粗忽なんで、何回もカメラを落としてますけど、レンズフードの破損と少しボディに傷が付く程度で助かってますし。
夜空を撮影していて三脚ごとカメラを倒した時は、さすがに壊れたかと思いましたが、ボディに傷が入っただけでしたしねえ。
多分、何回も落としたことで、レンズの合焦に問題がある可能性はありますけど、普段使いでは感じませんし。
防滴仕様なので雨や雪の中で撮影しても、よく乾かせば何とも無いですし、ホントよく出来てます。
(まあ、わたし雨の日は出かけないんですけどね....。)
(これは去年の画像ですが、今善光寺でちょうど灯明祭りやってますよ。この時は雪がすごかったです。)
スマホと比べて有利なのは、専用機なので意図した写真が撮りやすいことと頑丈さくらいですかね。
でも、使い手のスキルで写真の出来に随分差が出るので、その辺はスマホの方が簡単かもしれないですね。
わたしはスマホだと手ぶれ補正があってもブレブレなので、一眼で撮ったほうが楽に感じますけどね。
時々というか、去年は上田城でブラブラ写真を撮っていると、記念撮影を撮りたいからお願いしますとか頼まれましたけど、自分のカメラ以外だと緊張するくらいブレますね。
だから、いつも2回撮ってましたよ。
もう1枚撮りますよってね。
わたしは手がでかいので、小さいカメラはどうしても余るというか、持て余しますね。
女性が持ち歩いてるような特に軽くてコンパクトなヤツは苦手で仕方ありません。
まあ、言い訳ですけどね。
スマホで素晴らしい写真を撮る人はいくらでもいますから、数をこなさないと難しいのは分かりますけどね。
わたしはカメラもレンズもニコンさんなので、心中するしかないんですけど、もう少し頑張って欲しいかな。
今年の7月で100周年なんでねえ。
何か新製品を出すのではと注目はしていましたが、まさかDLシリーズの発売中止とは思いませんでした。
まあ、カメラといえばニコンですから、これからも写真文化の中心で有り続けるとは思いますけどね。
それでは、また。
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