@なかさだの「終わり良ければすべて良し」 All's Well That Ends Well by @nakasada

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ゴルフの雑談 旗ざお抜かずパット、距離計測器OKに? ゴルフ規則の見直し案公表を読んで

 

どうも、なかさだです。

 

news.golfdigest.co.jp


これは大ニュースですな。

GDOの記事の丸パクリですが、わたしなりの感想を書きました。

 

 R&A(全英ゴルフ協会)とUSGA(全米ゴルフ協会)は1日、ゴルフ規則の1984年以来となる“根本的”な見直し案を公表した。分かりづらいとされるルールを簡単に理解できるようにするとともに、プレーのペースの迅速化につなげ、ゴルフ人口を拡大する狙いがある。

 

8月末まで世界中のゴルファーらから意見を募った上で反映させ、2018年初頭までに新規則を正式にまとめる。19年1月1日に施行したい考えだ。

見直し案では、主に次のような点が示された。

・救済エリアを計測する際、1クラブレングスや2クラブレングスは用いず、20インチ、80インチといった決まった距離を用いる
・球の捜索時間を5分から3分に短縮する
・グリーン上で旗ざおを抜かずにパッティングし、球が旗ざおに当たっても罰はない
・スパイク跡などグリーン上の損傷を直すことができる
・グリーン上でキャディはプレーヤーの承認なく、球を拾い上げて良い
・バンカーやペナルティーエリアで葉っぱ、小枝、小石などのルースインペディメントを触ったり、動かしたりしても罰はない
・ローカルルールで禁止される場合を除き、距離計測器を用いることができる
・ダブルパーやトリプルボギーなどの「最大スコア」を認め、上限以上になった場合、球をピックアップして次のホールに向かえる

日本ゴルフ協会JGA)は来週中に主な変更案をまとめ、ホームページ(http://www.jga.or.jp/jga/jsp/index.html)に掲載する。

見直し案への意見は下記サイトから日本語でも書き込める。
https://www.snapsurveys.com/wh/s.asp?k=148674720575

 

上記記事から全文を引用しています

 

ゴルフのルール改正は4年に一度だったような気がするが、『根本的な』見直し案というのはゴルフを始めて以来初めて聞くかな。

(手元には2010~2011年版ルールブックしかなかったけど)

 

ゴルフのルールは遵守せねばならないと、一応ゴルファーは誰もが思っているが、その一方でルールへの理解が足りないのは、みんな感じていることだろうから、簡単になるのは大歓迎だ。

しかし、これまでのルールが正当な処置だと勘違いするような事例も数多く起こるのではないかと思う。

 

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(これが普通になるのかな?まあ、ないわな(笑))

 

まあ、最古のゴルフの規則は、うろ覚えだけど、たったの16条しか無かったらしい。

なぜこんなにルールが増えたのかというのは、ストロークプレーの普及が原因という説がある。

もともとスコットランドで始まったとされる現在のゴルフは、ストロークプレーではなく主にマッチプレーでプレーされていた。

もちろんマッチプレーだからオポネント(対戦相手)がOKなら、極端に言えばどんなルールでも構わなかったようだ。

ところがゴルフがアメリカに渡り、人気を博してくると1対1のマッチプレーよりもストロークプレーが人気になった。

マッチプレーでは複雑なルールは必要ないというか、1ホールごとに勝敗が決するので推定スコアというもので、どのような戦いだったのか記事になったりするけれども、ストロークプレーの場合は、18ホール完全ホールアウトするまでスコアが決まらないためにルールが増えたのではないかと言われている。

まあ、1人でプレーしているのならまだいいが、コンペティション、つまり競技ゴルフともなると150人ものプレーヤーがコースでプレイしているわけだから、突発的な事態も数多く起こったのだろう。

また全てのプレイヤーに対して平等でなければ、スコアとして認められないということも出てきたと思う。

ルールブックには簡易な説明とともに過去の裁定が載っているが、こんなものはゴルフをプレイする上で理解していれば有利に働くだろうが、覚えきれる量じゃないし、プロゴルファーでさえ完全には覚えていないから競技委員が付いて回る光景がよく見られる。

トーナメントゴルフが人気になってテレビ中継されるようになり、プロのプレイが見られるようになると放送局には、あのプレイはルール違反で○○条の○○項に違反しているとアマチュアゴルファーから電話がかかってくるようになったという。

つい最近では、ダスティン・ジョンソンがルールを間違えてメジャー優勝を逃したが、その後全米オープンで勝利した際もパッティングの際、ボールが動いたのではないかという事態が発生するなど、ルールに関する話題は尽きない。

 

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わたしは球聖と呼ばれたボビー・ジョーンズの著書を読んだことがあるけど、50年以上前から、『あれだけ綺麗に整備されているグリーンから、毎回ボールを拾い上げてキャディに拭かせる行為はプレーの遅延を招くのではないか?(必要ないのではないか)』と書いてあったので、スロープレーを招くような行為は、当時から目立ってたんじゃないかな。

ボビー・ジョーンズ自身は、超早打ちだったらしくて自らの著書の中でも、『パッティングの際に息切れが収まらないままボールを打って(彼はヘビースモーカーだった)失敗することが多かったのに気がついたので、ゴミを拾い上げたり、タバコに火をつけたりして時間を稼いでグリーン上で息切れが収まるのを待った』と書いているように、かなりのせっかちさんだったようだ。

ただし、彼は100年以上前のプレーヤーだが超一流のショットメーカーで、アマチュアながらグランドスラムを達成した唯一の人物なので、ルールの解釈に迷うようなミスなどしなかったようにも思えるがね。

ちなみにジョーンズ自身は、ストロークプレー向きのプレーヤーだったと本人が認めていて、マッチプレーで争われる全米、全英アマは精神的にきつかったと書いてもいる。

 

まあ、ゴルフのルールも時代とともに変化するようで、1920年代に入るまでクラブの本数制限は無かったし、(現在は14本以内だが)グリーンでボールをマークするということもスタイミー規則ができるまでは無かったので、グリーンのライン上にある相手のボールは迂回するか、飛び越えるしか手立てが無かったとか、また試合中にスモールボールとラージボールを取り替えて使っても問題なかったとか、現在ではちょっと信じられない話が多いよね。(ドロップの方法も違うんだよなあ)

 

まあ、最初はたったの16条で(400年前です)問題なかったんだから公式競技以外は、そんなに複雑にする必要もないと思うけど、インチキをやる人もいるだろうから難しいよね。

インチキ以前にグリーンでホールからパッティングやアプローチで1mくらいに寄せると全部OKで、ボールをピックアップしてしまう人にも会ったことがあるけど、本人は毎回そうやってプレイしていると聞いて何も言えなかったというか面食らったこともありますよ。まあ、これだったらスロープレーにはならないよね。

 

わたし自身はノータッチでプレーするということと(ローカルルールには従いますが)ライの改善をしない、なるべく早くプレーする、くらいでいいんじゃないかなと感じてます。

というか、いつも誰かに見られていると思ってプレーすべきだと思うし、実際見られてますからルール違反なんて、そんなに意図的にできるもんでもないしね。

わたしはルールブックはキャディバッグに入れてますけど、面倒なので処置は同伴プレーヤーに聞くことが多いですが、競技ゴルファーはさすがにルールを熟知しているというか、処置の仕方にも詳しいですね。

まあ、ルールはちゃんと覚えるべきで、それじゃいけないんだけどね。

 

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(意外にコースの写真って撮ってなかったわ....。右はOBです。)

 

不景気が長く続いたせいで、キャディさん自体がいないコースが増えた昨今、セルフプレイが増えたせいでプレイが遅い組はやたら遅いし、速い組は非常に速いという2極化が進んでるような気はしますね。

コース会員でラウンドが速い組が朝イチ先頭でプレーすると、自分らが知らないコースだと2ホール離されることもありますよ。

ハーフ1時間半とか普通ですもんね。

わたしはダッファーなので、そう速いというわけでもないですね。

ハーフ2時間かからないようには気をつけていますが、ショットが荒れてる日は大忙しですわ。

迷惑かけてるなあと思うことも、しばしばありますんで反省してます。

現行ルールで別に問題ないんじゃないのとは思うんですけど、ルール違反じゃないと思ってやってることが、実はルール違反だったと、プレー後に気がつくことも多いので細かい裁定に分けないで統一してほしいですね。

 

その人なりにルールについては感じることがプレーすればするほど、たくさんあると思うので、ルールに対する注意喚起としては、いい機会なんではないかとわたしは思いますが、皆さんはどう感じますかね?

 

それでは、また。

 

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