『DeNAまとめサイト問題を受け第三者委員会と経営陣が会見』を見て
どうも、なかさだです。
たまたま会見がやっていたので、ストーリーミングを生中継で見てたんですが、非常に長い会見でしたね。
まず第三者委員会の会見から始まったのですが、著作権侵害の可能性がある画像だけで74万件と、ちょっと信じられない件数だったですね。
侵害している記事自体も2万件を超えるんじゃないかという調査結果で、(サンプル抜取調査の結果)なぜこんな事態になったのかについては、CEOの守安社長の責任が非常に大きいと言っていました。
(時価総額目標というか売上設定がムリっぽかったらしいよ)
結局、会社というのは営利団体ですから利益が出てナンボの世界です。
第三者委員会から名指しで言われるくらいですから、キュレーション事業の責任者には取締役会から相当なプレッシャーがあったと思いました。
記事を量産する必要上、コピペ推奨だったのではとも感じましたが、コピペはせずに記事のある部分を引用して、つなぎ合わせて新たな記事にするといった手法は、普通に行われていたそうで、言い方は悪いが明らかに組織犯罪ですね。(マニュアルあったらしいわ)
まあ、わたしも記事の引用元は書いているけど、そのまま引用して記事を書いたりしているので、同罪ですがね。
詳しい経緯は、上のサイトを見れば分かりますので、専門家に任しますけど、74万件著作権侵害の可能性がある画像があったけど、問い合わせ窓口を設けても、これまで実際の問い合わせは、たったの84件しかなかったので、個別に対応するらしいです。
キュレーションプラットフォームサービスに関するお問い合わせ専用窓口
まあ、でも、サイト自体が閉じている現状で、今後の方針も(またキュレーションサイトをやるのか)未決定なので、結局は今回はパクられ損で終わりそうな気配ですかね。
DeNAの会見自体は、社会的に迷惑をかけたというよりも、社内で重大なコンプライアンス違反が起きたからそうなったので、これからはお客様の信頼回復に努めたいそうです。
まあ、だからこの会見は、他人様の写真や記事といったオリジナルな作品をパクって記事にはしたけど、末端のアルバイトやら事業責任者の人間に、会社トップの意思が上手く伝わらなかったので、そうなりました。
ごめんなさい反省してます。
創業者も経営トップに復帰して頑張りますから、株主様、お客様、今後も応援よろしくお願いします。
といった風情でした。
他にも見ていた人が大勢いると思いますが、謝罪の会見という感じではなかったように思えますし、それほど社会的な責任を感じているようには見えませんでした。
まあ、わたしの偏った主観ですがね。
第三者委員会の会見と経営陣の会見には、明らかに温度差があったように感じましたが、盗用した記事や写真の刑事責任とか民事責任を第三者委員会が追求するわけでもないので、ああ、やっぱりなあという結果でしかなかった。
メディアなのかプラットフォームなのか、お互いが複合したハイブリッドだったのかは、今となっては分からないけれども、ネットの情報も内容が正確なのかとかは自分で判断するしか無いのは昔からなので、そういう目を養っていかなければいけないのかなとも感じました。
でも、大企業っても信用ならないっていうのは、ちょっとね。
情報発信するなら責任を持つべきなのは、このブログでも同じことなんですけど、毎回かなり内容はいい加減ですからね。気をつけたいとは思いますよ。
それでは、また。
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