@なかさだの「終わり良ければすべて良し」 All's Well That Ends Well by @nakasada

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『宮里藍が今季限りで引退 29日に記者会見』を読んで  ゴルフの雑談

 

どうも、なかさだです。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 女子ゴルフの宮里藍(31)が2017年シーズン限りで、現役を引退することが分かった。所属事務所が26日、発表した。


宮里は29日、東京都内のホテルで記者会見し、決断に至った経緯を説明する。

 

1985年6月、沖縄県東村生まれ。中学時代に2年連続で「全国中学ゴルフ選手権」を制した。2001年に宮城・東北高に進学。03年に「日本女子アマチュア選手権」、「日本ジュニア選手権」をダブル制覇し、アマチュアとして出場した同年9月の「ミヤギテレビダンロップ女子オープン」で国内女子ツアー初優勝を遂げた。翌月、当時最年少の18歳110日でプロ転向した。

 

上記記事から引用しています。

 

ちょっとビックリしたけど、ご苦労様でしたと言ってあげたい気がしますね。

というか先週の試合で最終日のサンデーバック9で6連続バーディーをやらかしてたのを見てたら、まだ早いような気もするんですけどね。

 

まだ31歳なのに引退か、もう31歳だからなのかと人によって感じ方は違うと思うが、自分で出した結論だから悔いはないと思う。

今の女子プロゴルフの盛り上がりは、やはりこの人が現れたことが大きかった。

マチュアでプロの試合に勝ったころは、女子プロゴルフの暗黒時代というか、イマイチ盛り上がりに欠ける感じだった。

当時の女王は不動裕理だったと思う。

彼女が使っているセイコーエスヤードのドライバーは、けっこう売れてたかな。

かなり強いゴルフをしていたし、それなりにギャラリーも来場はしていたが、今と比べれば少なかったよね。

 

良くも悪くも地味だった女子プロゴルフ界に変化が起きたのは、誰が見ても明らかだったし、何よりも若くて勢いがあったよね。

そして運良くライバルにも恵まれた。

宮里藍横峯さくらの若い2人が女子プロゴルフを牽引し、それを見てプロを目指した子どもたちが今のトッププロだったりするのだから、年齢以上に女子のプロゴルフに貢献してきたと言ってもいいだろう。

 

2人のプレースタイルが対照的だったのも面白かったしね。

飛距離はそんなに出ないが全てにおいてソツのないゴルフをする宮里と女子にしては圧倒的な飛距離と個性的なスウィングで他を威圧していた横峯。

持ち球もドローボールとフェードボールで真逆だったし、パッティングが神がかっていた宮里に対してショットメーカーながらグリーンではイマイチだった横峯と対象的だったよな。

親父さんがコーチなのは2人とも一緒だった。

宮里は早くからアメリカ行きを決断したけど、横峯は日本に残ったのも対照的だったかな。

 

 

DVD>宮里藍に教えてきたこと。 (<DVD>)

DVD>宮里藍に教えてきたこと。 ()

 

 

 

わたしは当初、飛ばない宮里がアメリカで通用するかどうか怪しいと思っていたのだが、そんなものはただの杞憂だった。

アメリカに行って、あっという間に世界ランキング1位になった時は、さすがに驚いたけど、当時は試合後にインタビューを受けているのを見ていると、いつも、どんどん早口になっていくし目が輝いていたので、とにかく自信に溢れていたように見えた。

でも、ここ数年は勝てなくなったこともあったし、何よりも得意だったパッティングで苦しんでいるせいか苦しかったんだろうとは思うけど、いつも前向きにインタビューに答えていたので、芯が強い女性だなと感じていた。

ただ、彼女独特の絶好調時のメチャクチャ、テンポの速い喋りは消えていたような気がする。

 

結局、アメリカでは、女子メジャーでは勝てなかったけれども、本人はやりきったと思っているのではないだろうか。

ここ10年の女子プロゴルフの盛り上がりとか試合数の増加、観客の動員数を考えるときっかけを作ったのは、間違いなく彼女だから即女子ゴルフの殿堂入りをしてもいいくらいだろうね。

今後どういう道を歩むのかは分からないけど、お疲れ様でしたと言ってあげたいような気はするわ。

 

今年は浅田真央に続いて、宮里藍も引退とブームを起こしたスター選手が消えていく年みたいだね。

2人とも競技は違えど、ピークの時の勢いは凄いものがあったよなあ。

アスリートは、引退後のほうが人生長いですから、思うように生きてほしいもんですよね。

 

それでは、また。

 

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