@なかさだの「終わり良ければすべて良し」 All's Well That Ends Well by @nakasada

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NFL第50回スーパーボウル カロライナ・パンサーズVSデンバー・ブロンコス (ブロンコス17年ぶりV)

 

 

 

 第50回大会、試合はサンフランシスコ、リーバイス・スタジアム、サンタクララでの開催。

 

 NFL第50回スーパーボウルカロライナ・パンサーズVSデンバー・ブロンコス

 

www.nfljapan.com

 

 わたしの予想

キャム・ニュートンを核とするパンサーズのハイパーオフェンスが、ブロンコスのNO.1ディフェンスを打ち破れるかがカギだと思って見ていました。

 

パンサーズは前半大量得点するパターンに持ち込めばチャンスはある。

デンバーが勝つにはロースコアゲームに持ち込むしかないってね。

 

第1クォーター

 

先発はブロンコスペイトン・マニング39歳。

いいフィールドポジションだったが、TDできず、ブロンコスフィールドゴールで3点先制。

デンバー3点対カロライナ0点

パンサーズはキャム・ニュートンが先発。

パンサーズの攻撃でボン・ミラーがQBのニュートンをサック、ボールを掻き出してブロンコスファンブルリカバータッチダウン

 

これで10点差。

デンバー10点対カロライナ0点

 

いきなりデンバーのディフェンスが爆発。

序盤はパンサーズ自慢のランオフェンスが出ない。

両チームなかなかダウンを更新できない。

 

早くもディフェンス合戦の予感がする。

 

第2クォーター

 

エンドが変わってニュートンが走り始める。

やはり走力が普通のQBとはぜんぜん違う。

ニュートンが走り始めたことでデンバーのディフェンスが混乱し始めてきた。

パスが通り始めてダウンを順調に更新。

反則もあってエンドゾーン、ゴール前1ヤードから、ジョナサン・スチュワートがTDラン。

これで10対7、パンサーズが差を縮める。

 

ブロンコス攻撃もQBサックで後退、更新できず。

スリーアンドアウトでパント。

 

パンサーズ自陣53ヤードから攻撃。

スリーアンドアウトでパント。

 

ブロンコスはパントリターンで(61ヤードでスーパーボウルレコード)ノーウッドがロングゲイン。

敵陣20ヤードまで進入。

4ダウン1ヤードだったが、オフェンスのホールディング。

結果ディクラインしてFG。

3点追加で13対7。

 

自陣13ヤードからパンサーズの攻撃。

またもニュートンのランでダウン更新。反則があって、さらに前進

しかし、RBトルバートのファンブルターンオーバー

ブロンコスがボールを押さえファンブルリカバー。

 

自陣40ヤードからブロンコスの攻撃。

C・J・アンダーソンのランで34ヤード敵陣23ヤードまでゲイン。

しかし、パンサーズのイーリーのインターセプトで再びターンオーバー

 

モメンタムがつかめない両チーム。

 

自陣37ヤードからパンサーズの攻撃。

しかしスリーアンドアウトでパント。タッチバック。

 

自陣20ヤードからブロンコスの攻撃(残り3分17秒)

スリーアンドアウトでパント。

 

自陣22ヤードからパンサーズの攻撃。

2ミニッツでゲームが止まる。残り1分55秒から再開。

プレーは崩れたが、ファンチェスのパスキャッチで敵陣40ヤードに侵入。

残りは18秒。

残り11秒でFGを目指したがブロンコスのウェアがQBサック。

これで第2クォーターは終了。

デンバー13点ーカロライナ7点で前半は終了。

 

ハーフタイムショーはコールドプレイ。

 

 

 スタッツ

パンサーズ140ヤードーブロンコス117ヤード

 

第3クォーター

 

タッチバックで自陣20ヤードからパンサーズの攻撃。

テッド・ギンJRのパスキャッチで敵陣45ヤードまで進む。

しかし、TDまではいかずFGトライとなる。

ここで44ヤードのFGアテンプトだったが、キッカーのガノーが外して無得点に終わる。

 

これが流れを変えたのかもしれない。

 

自陣35ヤードからブロンコスの攻撃。

マニングのパスが通り始める。

しかし、TDにはいたらない。

30ヤードのFGで3点追加して、デンバー16点対カロライナ7点。

 

タッチバック自陣20ヤードからパンサーズの攻撃。(残り6分)

ブラウンの42ヤードパスキャッチで敵陣に侵入。

(ブラウンは途中負傷退場 これも痛かった)

 

しかし、ニュートンのパスをギンJRがボールをはじき、ウオードのインターセプトターンオーバーファンブルしたがボールはデンバーがカバー。

またもターンオーバー

 

自陣13ヤードから ブロンコスの攻撃。

アンダーソンのランで15ヤードゲイン。

しかしイーリーのQBサックでロス。

結局パント。

 

自陣19ヤードからパンサーズの攻撃(残り3分12秒)

 ブロンコスのディフェンスに押し込まれ始める。

ミラーのQBサック(チームで5回目)で攻撃終了。

 

第4クォーター

 

エンドが変わって自陣33ヤードからブロンコスの攻撃。

パス成功と反則(アンスポーツマンライクコンタクトで15ヤードの罰退)で敵陣37ヤードまで進入。

しかし、イーリーのQBサックとファンブルフォースをパンサーズが押さえてターンオーバー

 

50ヤードからパンサーズの攻撃(残り13分)

パス成功で敵陣21ヤードまで進む。

39ヤードのFG成功で3点追加。

 

デンバー16点対カロライナ10点。

 

ワンポゼッションになって、もつれそうな展開に変わる。

TD1本で逆転できる希望が出てきた。

 

デンバーの攻撃(残り10分21秒)

自陣19ヤードから攻撃。

スリーアンドアウトでパント。

 

自陣28ヤードからパンサーズの攻撃(残り9分)

スリーアンドアウトでパント。

 

デンバーのプレッシャーがきついせいか、フォルススタートの反則が多い。

 

 

自陣25ヤードからブロンコスの攻撃(残り7分7秒)

3回ラン攻撃で時間を消費してスリーアンドアウトでパント。

 

自陣24ヤードからパンサーズの攻撃(残り時間4分51秒)

ミラーのQBサックでファンブルフォース、デンバーがボールを押さえターンオーバー

 

敵陣9ヤードからデンバーの攻撃(残り4分)

パス攻撃時、DBのホールディングで敵陣2ヤードから攻撃を再開。

C・J・アンダーソンの2ヤードのTDランで6点追加。

デンバー22点対カロライナ10点

 このあと2ポイントコンバージョンも成功。

 

デンバー24点対カロライナ10点

 

このダメ押しで(2ポゼッション差)、ほぼ試合が決まる。

 

自陣20ヤードから パンサーズの攻撃(残り3分8秒)

 ここで、またもウェアのQBサック。パンサーズは14ヤード下げられる。(両チームで12サックはスーパーボウル記録)

 

2ミニッツで試合が止まる。

 

自陣35ヤードからデンバーの攻撃(残り2分)

ラン攻撃で時間を使う。

 パント。

残り54秒。

一応パンサーズは攻撃するが、時間は流れ、もう勝ち目はない。

 

第50回記念大会は、スーパーボウルデンバー・ブロンコスが制覇。

 MVPはブロンコスのLBのボン・ミラー

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 まとめ

初めからミラーのスピードパスラッシュは凄かったし、ファンブルフォースさせる技術も凄かった。

ブロンコス守備陣の集中力は鬼気迫るものを感じたね。

まったく迷いがないように感じた。

ウェアとミラーのスピードがオフェンスのフォルススタートの反則を誘発し、ニュートンが、最後まで波に乗れなかった原因を作り出していたように感じた。

パンサーズは自慢のランが出せない上にレシーバーのドロップが多かったので、ニュートンは運が無かったと思う。

彼は普段は、プレー中ずっと笑っているけど、ずっと悪い流れだったので、今日は笑顔はなかった。

最後はニュートンがパスを投げざるを得ない展開になってしまって、ますますプレッシャーは強まっていた。

 

パンサーズも守備陣が頑張っていたが、得点が入らなかったので、後半は消耗したと思う。デンバーには負けるが、強力なディフェンスユニットだったね。

シーズン14連勝できたのも、この守備陣があってこそだったのだろう。

 

途中までは、両チームともにダウンの更新ができない一進一退の攻防だったので、カロライナがどこかで1本取っていれば、もっと僅差の試合だったろう。

パンサーズは普段のオフェンスはランが出ないので封殺されていたが、もう少しプレーコールを変えても良かったのではないかと感じた。

しかし、デンバーのディフェンスは強かった。

 

経験豊富とはいえ、マニングの力だけでは今日の勝利は無理だったと思った。

明らかに衰えを感じる。来シーズン彼の姿を見ることはないかもしれない。

 

パンサーズのOLは、さぞ疲れたことだろう。完全にスピード、力負けしたと感じたのではないだろうか。

TEやFBを入れてもニュートンを守れなかったのはパンサーズにとって痛すぎた。

 

今日のニュートンは仕事をさせてもらえなかったが、若い可能性のあるQBなので、来シーズン以降も期待したい。

デンバーは、来季もメンバーが大幅に変わらなければ、また上位に来るだろうと感じさせられた結果だった。マニングが残留して連覇でもすれば奇跡だろうけど、可能性は薄い。

 

長いオフェンスのドライブがほとんどない試合で、超ディフェンス合戦だったけど、第4クォーターまでは、気の抜けない展開で見ていて面白かったです。

 

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それでは、また、秋のフットボールシーズンまで、さようならです。

 

 

 

 

 

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