@なかさだの「終わり良ければすべて良し」 All's Well That Ends Well by @nakasada

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4年連続賞金王ランガーが今季初優勝 チャブクラッシック ゴルフの雑談

 

 

どうも、なかさだです。

今日のエントリーはアンカリング規制についてです。

 

4年連続賞金王ランガーが今季初優勝

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常勝ランガーが今季1勝目に王手 アンカリング規制の影響は?

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長くツアーをリードしてきた4年連続賞金王も、今年の展望は不透明のまま新しいシーズンを迎えていた。2016年1月から施行されたアンカリング規制に伴い、約17年にわたり長尺パターを使用してきたランガーも対応が迫られる1人だったからだ。

PGA TOURによると、ランガーは1月だけで15種類のパターと4種類の打ち方をテスト。これと決まったパターとストロークを定められず、前週も長さが異なる2本のパターをテストしながらのラウンドが続いたという。

成績だけを見れば、2試合を消化した時点で開幕戦8位、第2戦10位と上位フィニッシュを重ねているが、スタッツの中身は正直だ。昨季の全体1位に輝いたパーオン時の平均パット数(1.716)は、今季2試合を終えて49位(1.784)と低迷中。ランガーの強みでもあったグリーン上で、パットの名手らしからぬ数字が続いていた。

その中で今週、細かな調整を続けてきた長尺パターがピタリとはまった。もちろんアンカリング規制に抵触しないよう、グリップエンドを胸から離し、支点を用いないストロークで対処。この2日間はパットが冴え渡り、初日には2度の5連続を含む11個のバーディを量産してみせた。

初日スタート前の練習で投入を決め、ランガーも「良い選択だったね」とうなずく長尺パターから生まれた独走レース。今週2日間における同スタッツも「1.516」と劇的な改善を見せている。転換期を迎えたシーズン序盤でのタイトルは、常勝を誇る58歳にとっても意義ある1勝となりそうだ

上記記事より引用

 

この規制で長尺パターや中尺パターがツアーで見られなくなると思っていたら、グリップエンドが支点にならないストロークであれば、パターの長さは問題ないらしい。

ランガーは、マスターズに2回勝っているけど、若いころからずっとイップスに悩まされていたので、コレで消えるかなと思ったが、長けりゃ問題ないみたいで良かったと思う。

全米プロに勝ったこともあるジェイソン・ダフナーとかアダム・スコットは今シーズンから普通のパターを使っていたような気がするが、記憶が定かではない。

「パッティングに形無し」とか言うけど、プロは1ストロークに生活がかかっているから大変だよな。

この規制の発端は、よく知らないけど、やっぱり不公平だとか言う選手がいたのかな。

USGAとかR&Aの見解はどうなんだろう?

ゴルフの伝統に反するとか言い出しかねないけど、1920年代まではクラブの14本規制が無くて20本以上、試合で使っていた選手(プロもアマチュアも)がいたくらいだから、どうでもいいような気がする。

ボールも以前は、ラージボールでもスモールボールでも問題なかったし。

パッティングは「ゲームの中のゲーム」と呼ばれるくらいデリケートでスコアに直結するから、アンカリングだけが問題視されるのは、どうかなと思う。

自分では実際に試したことが無いから分からないけど、シニアツアーではよく見た光景が無くなるのは少し残念な気がする。

プロはパターの練習だけで、何時間も練習するから、腰痛の問題とかもあると思うんだけどな。

まあ、この規制の影響で強かった選手がガタガタになってしまうのは、正直見たくないわ。

わたしは、ずっとパッティングで悩んできたから、レベルの差はかなりあっても選手の心中はよく分かるよ。

 

ショットがいい選手はパーオンする確率が高くなるので、自然とパッティングの機会が増える。

でも、パットが入る確率が上がるわけではない。

そこで長尺や腹を支点にする中尺にして、アンカリング打法を採用したらパターが入るようになって成績も上がって勝つようになった。

そして、ついにメジャートーナメントでも勝つようになった。

それで今まで上位だった選手から次第に不満が出始める。

突然ある一定の期間を設けるからアンカリングは禁止の発表がされる。

今年から禁止。

 

確かこんな流れだったかな。

アンカリングをやっている選手が少数派なのは、パッティングに致命的な問題を(イップスのような精神的な問題)抱えていえて、普通のパターやストロークでは、うまく打てないからだろうから、気の毒だね。

でなきゃ、あんなデカいパターは使わないだろうし。

じゃあ、いっそクロスハンドグリップも禁止にしたらいいじゃないかと思う。

ゴルフは昔から「あるがまま」の精神を尊重してきたと言うなら、クロスハンドも不自然だし、ヘンなグリップも認めないのが、自然だろ?

まあ、理不尽だけど1回決まったルールは、ほとんど改正されることはないから、このままなんだろうね。

しかし、選手は悩ましいね。ちょっとかわいそうな気がする。

 

ドライバーがあれだけ飛ぶようになったのに、パターだけ規制するっていうのは、いかがなものかと思うけど、スコアに直結するかしないかの違いなんだろうか?

昔のツアープロのドライバーの平均飛距離は270ヤードだったけど、20年経ったら300ヤード飛ばしても普通になっちゃったのにね。

まあ、コースも長くはなっているけどさ。

グリーンもツアーで試合をやるようなコースは、昔と比べても、とんでもなくなってる。

パット巧者は、いつもどこでも強いと言われるが、今はある程度飛距離も必要だから、両方持ち合わせていないと勝ちきれない。

でも、ツアーのレベルは上がるから主催者は喜ぶのかな。

やっぱりタイガーがゴルフのレベルを引き上げっちゃったんだろうなあ。

今度は誰が変えていくんだろうか?

マキロイかスピースかデイか?

ファンは見ている分には面白いけど、競争は激化してるよな。そんな中で10年ぶりに勝つ選手とかが現れたり意外性も増えたけどね。

日本のツアーもPGAに追いつき追い越せでやっていって欲しいけど、若手はアメリカに行っちゃうから、これ以上の発展は望めないかもしれないね。

かつてのAONみたいな争いがあれば盛り上がりそうだけど、そんな選手いないしな。

まあ、でもプレーする層が高齢化する一方だから、ゴルフの中継なんて若い人は見ないよな。自分が普段プレーしていない限りは。

もっと若い人が気軽に楽しめる環境、料金、雰囲気にしていかないとダメな気もするが、さとり世代は絶対にゴルフなんてやらなそうだよね。

ちょっと残念です。

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

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