FIFAワールドカップ 2018 ロシア アジア2次予選 日本対シリア戦を見て
どうも、なかさだです。
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昨日も日本代表の試合を見ましたので、感想でも書いときますか。
わたしが見ると日本代表が負けるジンクスがあるので勝って本当に良かったわ。
見た試合が2連勝だと本当にうれしいわw
(どんだけ見た時の勝率が低いんだ_| ̄|○)
この試合は、最終的には5-0の快勝で最終予選トップで進出を決めたけど、見ていて冷や冷やするような内容だったかな。
わたしが昨日の試合で真のMVPだと思ったのは、GKの西川だった。
彼が期待以上のスーパーな働きをしなければ、この試合は最後まで分からなかったと思う。
そのくらい点差とは裏腹に緊迫した流れだった。
スタメンは前回の試合とは変わったものだったけど、現時点でのレギュラー陣で盤石の体制で挑んだ一戦だったと思う。
この試合も前半から攻めていて、決定機は何度もあったが、相変わらず外しまくってた。
素人目に見ても、前半は少なく見積もっても確実に3点は獲れた内容だったかな。
ハリルがロッカールームに戻るときに、こんなはずじゃないって首を振ってたんで笑っちゃったけど。
詰めが甘いというわけでもないんだろうけど、シリアはコーナーキック対策には完璧な自信があったらしくて、日本はコーナーキックからは最後まで得点できなかった。
宇佐美がいた左サイドからのコーナーキックは特に崩せなかった印象だ。
プレーの内容をかなり細かく研究したんだろうと思った。
これからは分析されまくりだろうな。
前半のシリアはキーパーもDFの集中力も素晴らしかったし。
セットプレーは武器になるはずだったが、完封されていたので今回手こずったのは、今後のいい課題になるだろう。
ハーフナーだったら面白いのになあとぼんやり思った。
岡崎が悪いということではなく、代表100試合目になる彼のパフォーマンスは、得点はなかったが最高だった。
運が良ければ4点くらい獲れたと思う。紙一重だったなあ。
わたしが考えるに、ああいう相手には2トップのほうが有効だと感じただけでね。
前半は相手が引いていたのもあるが、相変わらずアジアのレベルだと凄まじい破壊力だな。
まだ弱い相手だから攻撃陣のアタックが本当に通用していくのかは、分からないけど多彩でバリエーションにとんだ攻撃は見ていて非常に面白い。
この試合、香川のミドルシュートから相手のオウンゴールで前半に1点取れたのは大きかった。
今日はツイてると思った。
試合には必ず流れが必ずある。流れを掴まなければ絶対に勝てない。
昨日の試合はシリアは、引き分け狙いだったと思う。
基本的には、少ないチャンスで1発カウンターを狙って、結果が0-0のスコアレスドローでも問題ないという戦い方だったと思う。
前も負けてる日本相手に成り行きで、偶然得点出来たら、あとの時間は11人全員で守って勝ちを拾うくらいの意識だったんじゃないかな。
そんな相手から前半に点を獲れたのは大きかった。
なんせ内戦(休戦中か)をやってる国から来たチームで、17人しかメンバーもいなかったが、実力差なんか考えてなくて、かなりモチベーションは高かったと思う。
後半で監督からどういう指示があったのかは分からないが、シリアは明らかに攻めに来た。
前半ペナルティエリアまで下げていたバックラインを上げてきたからなあ。
中盤も激しかったし。
昨日は試合をコントロールしている主審が流すタイプだったので、危なかった。
昔なら日本のPKというシーンは2回はあったと思う。
後半は、さらに山口がケガで退場してしまって、バランスが崩れると中盤とDFの連携が怪しくなった。彼は大丈夫なんだろうか?心配だ。
昨日で今後の日本の改善点はハッキリ分かった。
長谷部は安定しているのだが、山口が万全でないなら、もう1枚保険の控えの守備的なMFが絶対に必要ということだ。
ポジションとか役割は微妙に違うが、原口はもう少しできるかもしれない。
清武が入っても面白いかもしれない。
わたしは、かつての遠藤を基準で見ているのだが、若い選手には、ちょっと荷が重いかもしれないね。
試合の中盤以降は、日本はちょっと集中力が落ちたような気がしたが、どうなんだろう?
さらに得点しようという意識が強すぎたのか、それは分からないけど、昨日は結果が2-0でも1-0でも勝てればいい試合だったので、もう少し丁寧にやってほしかった。
サイドバックがあれだけ上がってしまうと、センターバックの森重と吉田の負担は当然大きすぎる。
バックラインは相変わらずかなり高かったけど、簡単に裏をとられるようなら、もう少し下げたほうがGKも守りやすいだろう。
守るときの(プレッシャーをかける)MFとDFで作る縦の幅が狭くてもいいけど、確実にボールをキープできないなら、いったんは下げるべきだ。
それに2人はコーナーキックでヘディング要員としても参加しているしねえ。
戦況に応じたポジショニングを考え直したほうがいいのではないかと感じた。
交代する選手にはボードで伝えていたようだが、試合中に修正が効くようならDFのリーダーに任せて体形を変化させたほうがいいような気もする。
前回のアフガン戦では必要性をあまり感じなかったが、再考したほうが、より安全だろう。
前回は判断が難しかったが、守備陣のレギュラーをはる選手の質は想像していた以上に高いと思う。
単純に判断力と適応力の問題だろう。
まあ、プロならできて当然なんだろうけど。
中盤でボールを奪われて敵のカウンターは何度もあったし、GKの西川がシュートに反応できなかったら終わりだっただろうな。
後半の4点はどれも素晴らしかったけど、ゴールキーパーの頑張りから生まれたといってもおかしくはないだろう。
相手が得点を取るために攻めてくれたのが幸いしたかな。縦に伸びたんでねえ。
まあ、点差以上にそのくらい危うかった試合だった印象だ。
前の記事で本田と香川は別格だからと書いたけど、岡崎も含め3人で決定的な場面を演出できるのは本当に素晴らしい。
特に香川と本田の連携は惚れ惚れしたわ。もはや日本人ではないなw
極端なことを書けば残りの7人全員は、彼らのフォローだけを考えていれば、現時点では攻撃に不安はないと思う。
先制点さえ取れれば、ムリに攻めまくる必要は全くない。
リスクを冒して点を取りに行くのはいいが、最終的に勝てばいいということが、お留守になっているような気もする。
昨日、失点しなかったのはGKの西川が、神のような働きをしたからであって、ディフェンスに関してはチームとして機能していたとは言い難い。
攻撃の意識が高いのは悪くはないが、それを支えるのは安定した守備があってこそだ。
相手が人数かけて攻めてる時は(守るときは)確実に守ったほうがいい。
1トップなら尚更だ。そのためのフォーメーションだと思うんだがね。
サッカーはバスケのように急に3点入ったりしないスポーツだ。
もちろんアメフトのように2点コンバージョンもない。
先に自分のチームが2点取って残り時間を失点せず守り抜いたら、それで勝ちという非常に単純なゲームだ。
だからこそ1点の重みというか、先制することの意味をもう一度考えてほしいと思う。
詰めが甘いと生き残れないからさ。
弱い相手から何点獲ってもいいけど、多分、これからの最終予選では反則覚悟で敵に本気で削られることは間違いないから、大事に試合を運ばざるを得ないので慎重に行ってほしいね。
本田と香川と岡崎が、本当の意味での真価を問われるのは、これからだ。
でも、彼らなら、どんなにマンマークがきつくてもやってくれそうな気がする。
わたしは日本代表には多くを求めていない。
運よく勝って、またワールドカップに連れて行ってくれるのなら、それでいい。
これだけでも過大な期待だとは思うね。
もし、キリンカップとかで格上とやって精いっぱい戦って負けたとしても仕方ないと思う。試合結果よりもチームとしての成熟のほうが大切だしね。
弱い相手にはいくら点差をつけて勝っても意味がない。
何かチームとしてチャレンジをして、問題点が浮かび上がるような内容ならいいとは思っているが。
ハリルが育てている、このチームには伸びる可能性があるし、まだ、発展途上だと思わせてくれるような成長を見せてくれるのか今後も楽しみだ。
監督は昨日の試合で、かなりの手ごたえと絶対に改善すべき点を掴んだと思うので、次戦はさらなるチームとしての成長が見られることを期待したいものだ。
心情的には今のメンバー全員を連れていきたいが、選考で絞られちゃうから難しいかなあ...
しかし、ベンチの一体感を見ていると誰が選ばれても、いいチームに仕上がりそうな気はするね。
最終予選までは短い期間だけど、選手全員がケガをしないように課題を持って自分のリーグでレベルアップしていってほしいね。
陰ながら応援してますよ。
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また、代表の試合を見たら記事にしたいと思います。
それでは、また。
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