@なかさだの「終わり良ければすべて良し」 All's Well That Ends Well by @nakasada

日常の生活や気になるニュース、趣味のゴルフ、カメラの日記、つぶやきです。サブログhttp://nakasadaxnobel.hatenablog.com/

「マイ電柱」設置 音質の差は 究極のオーディオマニアが行き着く「マイ電柱」を読んで

 

 どうも、なかさだです。

 

news.yahoo.co.jp

 

 【東京】オーディオシステムの音質を極限まで高めるために、森田武男さん(82)は電柱を一本買うことにした。

 弁護士の森田さんは、6万ドル(約607万円)する米国製アンプのほか、劇場で使われていた1960年代のドイツ製スピーカー、金と銀を使用している日本製のケーブルなど、多くの高級オーディオ機器を使っている。

 通常の電源ではとても満足できない――。森田さんは「ピュアな」電源を求め、約1万ドルをかけて庭に高さ12メートルほどのコンクリート製電柱を設置した。電柱の真ん中に付いている円柱形のトランスから自分の家だけに電気が供給される「マイ電柱」だ。

 「電気は血液みたいなものだから、そこが悪いと体すべてがよくなくなってしまう。どんな高級な機器を使っても血液部分で駄目だとどうしようもない」と森田さんは言う。

 

上記記事の引用

 

何のことなのか、ニュースの見出しを見ただけではイマイチ分からなかったので、記事を全部読んでしまったけど、わたしはこの人を笑えない。

なぜなら趣味には、ここまでが限界というものが存在しないことが、分かっているからである。

わたしは今でこそ音楽はあまり聞かないけど、ここまでしないと気がすまないのかという話は納得できる。

というか一般的な趣味という概念を超えてしまうと、行き着くところまで行ってしまうというのは、わたしには理解できるのだ。

そう、どんな趣味の世界でも、一度、沼みたいにハマってしまうとなかなか抜け出せないものだ。

とりあえず、なんでも、お金がかかるんだよね。

それでお金がないから何もしないかというと、無いなりに趣味に投資していたりするものだ。男性は、程度の差はあれ、こういう面があるのが普通ではないかな。

こういう言い方は語弊がありますが、どんな仕事でもプロというのは、その部分に特化したオタクですからね。

 

広告

 

 

わたしは、今はカメラで遊んでるのが、一番の趣味と言えるかもしれない。

 

f:id:nakasadax:20160817202145j:plain

(もちろん趣味と言ってもわたしの場合は記念写真レベルであるw)

 

写真の世界もオーディオと変わらないと思う。

フィルムカメラの時代から比べると随分マシになったみたいだけど、昔はその都度フィルムを買わないと写真が撮れなかったので、プロレベルだとフィルム代だけで100万円位は普通だったそうだ。(年間の話ではない)

スマホで写真を撮って満足ならそれでいいと思う。

今のスマホのカメラアプリは、10年前に比べたらけっこうマトモだからだ。

 

ただ、WEBに溢れている素晴らしい写真を見て、自分もやってみようかななんて思ってしまうと怖いよね。

とりあえずコンパクトなデジカメを買って、そこで満足できればいいと思う。

ただ、4Kとかのデカいモニターで見て(持ってないだろうけど)何か違うなあとか考え始めてしまうと危険だね。

そうなるとカメラがいいから、綺麗な写真なのかレンズのせいなのかとか、あるいは単純に腕前の問題かとか考え始める。

ここでデジタル一眼レフのカメラを買ってしまう人と、今のままでいいやと思って満足する人に別れると思う。

 

性格の問題だろうな。

金銭的に無理でも買う人は、ローンを組んだとしてもデジイチを買うと思う。

しかし、一眼レフは何を撮りたいかで、ある程度のレンズを買わなきゃならない。

 

極端な例だけど、とりあえず野鳥撮影がしたいと思った人がいるとすると、初期投資がとんでもない額になりがちだ。

まずはカメラだが、オートフォーカスでしっかり鳥を捕まえられるものが必要になり、(動きが速いのでピント合わせが大変だし)その上で連射性能が良くて画像の記録時間も短いものが要求される。

まあ、こういう条件だと新しくて価格が高いカメラが有利である。

プロユースの型落ちモデルでもいいかもしれない。

次はレンズだが望遠レンズは必須である。

安めの望遠ズームレンズでもいいが、小さい鳥がターゲットだと大砲みたいな長いレンズがどうしても必要になる。

ニコンだと新品で100~200万円くらいでいろいろあるが、まあ、普通の人は買えないと思うし、買わないというかここで挫折するだろう。(300mm~800mmまであるけどね.....。)

あとは三脚だが、これも大砲みたいなレンズとカメラの重量に耐えられるものが必要になってくる。

その他、充電池、記録メディアなど諸々の付属品をヤフオクなどを利用して全部中古で揃えるとしても、50~100万円で収まれば大成功じゃないかなとわたし的には思うのだ。

 

ニコンではコンデジCOOLPIX P900という超望遠モデルがあるが、鳥撮りには、これを買ってしまうという手もあるけどね。

 

わたしは鳥はそんなに撮れないので、そこまではしないけどね。

(時間がかかるんだよな。待ち時間の長いことったらありゃしない)

 

カメラ愛好家が、当たり前のように渡り鳥を追いかけて海外に行くのもいいんだよねとか言っているのを聞くと、お金がいくらあっても足りないのであるww

時間とお金と機材が揃って、初めて同じような写真が撮れるかもしれないが、その日の天気、ましてや野生動物に合わせて同じように行動なんて普通の人には、絶対に無理である。

海外に行くなら、ついでに有名な観光地を巡って素敵な風景を撮りたいとか、人間の欲望には限りがないのだ。

プロは、結果がお金になることもあるだろうが、アマチュアカメラマンでもそこまでやっている人も中にはいるというのが、わたしには最初信じられなかったのだが、いろいろな場所でカメラ歴の長い人から話を聞くと、案外身近にいたりするもんですよww

というか機材は、プロ並みという人はゴロゴロいるのがカメラの世界です。

 

長くなったけど、だからわたしは「マイ電柱」くらいじゃ、ぜんぜん驚きませんww

他にもゴルフ狂の人は普通に年間100ラウンド以上していたりとかありますし。

 

人それぞれだと思いますけど、何でも深く愛しすぎちゃう人と程々でやめる人には、同じことをやっていても大きな溝のようなものがあるようにも思えます。

育った環境でしょうか、遺伝でしょうか、さっぱり分かりませんけどね。

わたしはそこまでやろうとは思わないんでね。

宝くじでも当たらないかぎり無理ですなw

 

それでは、また。

広告

 

 

All's Well That Ends Well by @nakasada