3人の遺伝子を受け継ぐ子ども誕生 メキシコで体外受精を読んで
どうも、なかさだです。
3人の遺伝子を受け継ぐ新たな体外受精の技術を使って男の赤ちゃんが生まれたと、米国の不妊治療クリニックのチームが27日、英科学誌「ニューサイエンティスト」に明らかにした。10月にある米生殖医学会の大会で発表するという。
大会の発表要旨によると、米ニューヨークにある不妊治療クリニックに所属するジョン・ザン医師らのグループが、重い遺伝性の病気「ミトコンドリア病」の36歳の母親の卵子から核を取り出し、あらかじめ核を取り除いた第三者の女性の卵子に入れた後、父親の精子と体外受精させた。五つの受精卵のうち正常に育った一つを母親の子宮に戻した。
上記記事の引用
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これは、どうなんだろう。わたしには、悩んだ経験もないから、よく分からない。
すでに神の領域に入ってしまったとしか思えないが、自分の子供というか子孫がほしいというのは、自分も感じることだしね。
まあ、わたしの場合、パートナー探しが先だろうとツッコまれそうですがw
しかし、妊娠できない理由を科学で特定できる時代なんですね。
男性の場合は、精子がないとかは顕微鏡とかで見れば分かりそうだけど、遺伝性の病気が原因なんて、よく分かったなというのが正直な感想です。
確か長野県でも、無精子症の父の父の(祖父の)精子から生まれたお子さんが何人もいるようですし、社会的には容認の流れなのかなと思います。
母の母(祖母)から生まれた子供もいるらしいし、今後は色々なパターンで産まれる子供が増えるんだろうなと思います。
もし自分が無精子症だったら(調べたこともないが)自分の親父が死んでるから、この手は使えないし無理ですね。
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でも、どうにかして子供がほしいと思ったら、どうすればよいのだろう?
養子をもらうというのが今までは一般的だったと思うけど、わたしも血が繋がっていれば(親戚とか兄弟の子供)納得はすると思う。
まったく血縁関係のない子供を引き取るのは、育てる上で、かなりの覚悟が必要だと思うしね。
不妊が増えているのは晩婚の影響なのかどうかは、分からないけど、知人の話を聞くと本当に当事者は辛いらしい。
昔は子供が産めなければ、それを理由に離婚されることも多かった。
今はそういうことはないが、女性にとって、姑とかにまだ子供を産まないのとか質問されるのは、きついそうだ。
男性のほうに問題があって出来ないことも多いらしい。
やることをやっていてもできないのだから、仕方ないよな。
体外受精が可能になって、子供が産まれるようになって、不妊治療をしている当事者にとっては救いだろうけど、難しい問題ではあると思う。
倫理的にどうなのかとは思うが、最後の手段としてやらざるを得ないというのは、不幸だよね。
子供ができない運命だから諦めろとは、考えたくもないだろうし。
これは、やはり自分が当事者だったら、その時にどういう判断をするかということなのかな。どれが正しいということはないと思う。
選択肢が増えたのは、いいことだろうと思うけど、普通に人間の遺伝子操作とかできる時代というのは怖いような気がします。
わたしは動物実験でも、かなり抵抗あるからね。交配の歴史は昔からですけど。
クローン技術も当たり前の時代だしなあ。
遺伝子組み換え作物なんて当たり前にはなっていますけど、それにもあまり賛成しかねますし。
でも、こういう記事を読むと、子供は天からの授かりものと言われるのが、分かるような気もしますね。
たまに神社なんて行くと、安産祈願がどれだけあるか分からないくらいあって、昔から切実な問題だったのは明白ですし。
わたしも子供が欲しいですけどね。
血が絶えちゃうと先祖に申し訳ないですから。
体外受精してもらって、代理母に子供を産んでもらおうとまでは、思いませんけどね。
やっぱり考えさせられる問題ではありますね。
それでは、また。
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