@なかさだの「終わり良ければすべて良し」 All's Well That Ends Well by @nakasada

日常の生活や気になるニュース、趣味のゴルフ、カメラの日記、つぶやきです。サブログhttp://nakasadaxnobel.hatenablog.com/

NHK大河ドラマ 『真田丸』 第47回 「反撃(はんげき)」感想-今週の真田丸 (11/27放送 ネタバレあり)

 

どうも、なかさだです。

 

NHK大河ドラマ真田丸』第47回(11/27放送)

「反撃(はんげき)」感想

-今週の真田丸 

 

ご当地大河ドラマだから見るだけでは、つまらんので記事にしています。

*毎週日曜日6時のBSの放映後に更新するので閲覧注意です。

 

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 みんな多分、早丸を見ているので、このブログのアクセスも減る一方ですわ。

BSで5%以上の視聴率って凄いらしい。

あんまり午後6時から、見る意味自体が無くなってきたように感じるね。

 あと泣いても笑っても、残りは4回だけだから続けますけどね。

 

 

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 きりも実際は、物語の中では、50歳近くなっているはずだけど、あんまりメイクが老けた感じしないよな。

この時代の50歳は、かなり傷んで老婆みたいな風貌だったようにも思えるけど、堺雅人長澤まさみは、年を取らないイメージかな。

 

 

 

地元情報です。

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f:id:nakasadax:20161127174636j:plain

上田城跡公園の紅葉も終わりですかね.....。

今年は、雪が降ったんで若干早かったかもしれません。

 

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真田丸 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

真田丸 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

 

 

 

 

 

NHKの公式ホームページです。

www.nhk.or.jp

 

真田丸 - 2NN 2ちゃんねるニュース速報+ナビ - 2ch News Navigator

今まで見ていなかった人もここでチェックすれば、丸わかりです。

 

 

 まずは先週のおさらいから


5分で分かる真田丸~第46回「砲弾」~

 

 

 

 

第46回「砲弾(ほうだん)」のあらすじ

 

mantan-web.jp

13日放送の第45回「完封」は、大坂冬の陣の火ぶたが切られ、幸村(堺さん)が大坂城の出城「真田丸」で徳川軍を迎え撃つ……という展開だった。

 第46回では、幸村が築いた真田丸を攻めあぐねる家康が、さまざまに策を練り、幸村には10万石の領地を約束するなどの調略も仕掛ける。織田有楽斎(井上順さん)らの強い勧めで豊臣秀頼中川大志さん)は和睦を決意するが、幸村は有楽斎の言動には裏があると怪しみ、意を決して茶々(竹内結子さん)に直談判する。一方、家康の陣にはイギリスから取り寄せた大砲が到着。“運命の砲弾”が、大坂城に向けて放たれる。

 家康に幸村を調略するように命じられた幸村の叔父・信尹(栗原英雄さん)が再登場。また、団右衛門(小手伸也さん)が自身の名をとどろかせるため、敵陣に夜討ちを掛けることを画策する。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

 

上記記事の引用

 

 

 

 *ネタバレというか今回のあらすじです

mantan-web.jp

20日放送の第46回「砲弾」は、幸村(堺さん)が築いた真田丸を攻めあぐねる徳川家康内野聖陽さん)がイギリスから取り寄せた大砲で、大坂城に向けて砲弾を放つ……という展開だった。

 第47回は、茶々(竹内結子さん)は、幸村(堺雅人)の反対を押し切り、家康との和睦に傾く。和睦交渉で家康の側室・阿茶局斉藤由貴さん)は寛大な態度を見せるが、きり(長澤まさみさん)は大きな不安を感じる。結局、大坂城の外堀を埋め、真田丸も破却されることになり、幸村は衝撃を受ける。後藤又兵衛哀川翔さん)や毛利勝永岡本健一さん)らも戦うすべを失い、豊臣家への怒りが頂点に達する。

 また、豊臣が徳川と和睦することになり、苦しい状況の中、秀頼(中川大志さん)や牢人たちの処遇などをめぐって幸村が奔走する。真田信之大泉洋さん)がお忍びでお通(八木亜希子さん)の屋敷を訪れていたところ、稲(吉田羊さん)とこう(長野里美さん)が突然現れる。“女の戦い”も見どころになりそうだ。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

 

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参考記事

headlines.yahoo.co.jp

 

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最終回はタイトルが無いそうで第50回「  」なんだってさ。

わたしがタイトルをつけるとしたら「宿命(さだめ)」かな。

劇中、何度も出てきたセリフだしね。

 とか書くと、それ次に出てくるかもとか思うわ。

 

 

公式ページのあらすじです。

www.nhk.or.jp

 

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真田丸も短い運命だったかな。

豊臣家の破滅が今週から始まるね。

 

 

物語の参考に

大坂の陣 - Wikipedia

 

和議[編集]


豊臣側は兵糧と弾薬が足りず、徳川方が仕掛けた心理戦や櫓・陣屋などに撃ち込まれた砲弾で将兵は疲れが溜まる。本丸への砲撃が淀殿の侍女8人に命中、8人共死んだ。淀殿は「大坂城は10年でも持ち堪えられる」と言っていたが、あまりに凄惨な光景を見て和議に応ずる事を決める(16日)。徳川方は豊臣方の買占めによる兵糧不足があり[注釈 10]、真の陣でもあったため、12月3日より織田有楽斎を通じて豊臣方との和平交渉を行っている。8・12日にも有楽斎と治長が本多正純、後藤光次と講和について書を交わしている。15日には淀殿が人質として江戸に行く替わりに、篭城浪人のための加増を条件とした和議案が豊臣方より出されるが、家康はこれを拒否する。

朝廷から後陽成上皇の命により、17日に広橋兼勝三条西実条使者として家康に和議を勧告した。家康はこれも拒否し、あくまで徳川主導で交渉を進めた。

交渉は18日より徳川方の京極忠高の陣において、家康側近の本多正純阿茶局と、豊臣方の使者として派遣された淀殿の妹である常高院との間で行われ、19日には講和条件が合意、20日に誓書が交換され和平が成立した。同日、家康・秀忠は諸将の砲撃を停止させている。

講和内容は豊臣家側の条件として

  • 本丸を残して二の丸、三の丸を破壊し、外堀を埋めること。
  • 淀殿を人質としない替わりに大野治長織田有楽斎より人質を出すこと。

が提出され、これに対し徳川家が

  • 秀頼の身の安全と本領の安堵。
  • 城中諸士についての不問。

を約束する事で和議は成立。この他、秀頼・淀殿の関東下向を行わなくて良い事も決められた(ただし、二の丸の破壊をしなくても良いという史料もある[注釈 11])。

堀の埋立[編集]


城割
(城の破却)に関しては古来より行われているが、大抵は堀の一部を埋めたり土塁の角を崩すだけ、城郭の一部の破壊については外周の外堀だけを埋めるという儀礼的なものだった。が、徳川側は松平忠明、本多忠政、本多康紀を普請奉行とし、家康の名代である本多正純成瀬正成安藤直次の下、攻囲軍や地元の住民を動員して突貫工事で外堀を全て埋めた後、一月より二の丸も埋め立て始めた。二の丸の埋め立てについては相当手間取ったらしく、周辺の家・屋敷を破壊してまで埋め立てを強行した。講和後、駿府に帰る道中家康は埋め立ての進展について何度も尋ねている。工事は23日には完了し、諸大名は帰国の途に就いた。この際、門や櫓も徹底的に破壊されている。和議条件の内、城の破却と堀の埋め立ては二の丸が豊臣家、三の丸と外堀は徳川家の持ち分と決められていた。

幕府方は「惣」の文字を「すべて」の意味に曲解し、強硬的に内堀まで埋め立てる卑劣な手段を使ったとされてきたが、この話は後代に記された書物にしか記載されておらず、当時の第一次史料の中には確認できない。さらに、この工事に関係した伊達政宗・細川忠利ら諸大名の往復書状などを見ても、埋め立て工事を巡り大坂方との間で揉め事が発生しているような形跡が見つからず「惣構の周囲をめぐる外堀のみならず、二の丸と三の丸を埋め立て、これらの地を壊平するというのは、大坂方も納得していた、幕府と大坂方との当初からの合意に基づくものであった」といえる[28]

 

ウィキペディアより引用

 

 

第47回 「反撃(はんげき)」

 

 毎週、午後6時放送のNHK BS プレミアムを見ながら書いているので、シーンもセリフも抜けまくりです。

(後日、録画を見て加筆校正して更新しています。)

 

 徹底抗戦か、和睦か。

大坂城に籠もる豊臣勢は決断を迫られる。

信繁の後押しで茶々は戦う道を選んだ。

そんな時

天守に一発の砲弾が撃ち込まれた。

 

 ドーン

(凄い効果音だな)

 

侍女が死亡

崩れる大坂城天守

 

(侍女に近づこうとする茶々

を必死で止めるきり)

 

なりませぬ!なりませぬ!

なりませぬ!

 

この日大坂城内では多くの女たちが命を落としたという

砲撃は1日で終わった

(ナレーション)

 

天守に砲弾が命中したのを見て

且元は狼狽する)

 

話が違うではござらぬか!

(聞く耳を持たない家康)

大御所様!

 

大坂城への砲撃が続く)

 

太閤殿下・・・

 

片桐且元

関が原以後の豊臣政権を一人で背負っていたこの男は

豊臣家を裏切ってしまったのを悔やみ続け

これよりおよそ半年後急死する

病死とも自ら命を絶ったとも言われる

(ナレーション)

 

(一方大坂城では大野治長が幸村に

事情を説明していた)

和睦?

 

お上様のお気持ちが変わられた

 

あの大筒はすでに弾がつきております

 

なぜ分かる?

 

撃ってこないのは何よりの証拠

今は和睦のときではありません!!

 

(放心状態の茶々)

今はどなたともお会いたくないそうです

 

お怪我はしておられるか?

なに?

 

そんなにご心配でございますか?

 

当たり前だろう

お怪我はしておられません

わたしが死にものぐるいでお助けしましたから

 

お前が?

 

そりゃ助けますよ人として

(きりは辛辣だな)

礼を言う

(頭を下げる幸村)

別に源次郎様に言われることでは・・

 

 

白湯をご所望じゃ

 

すぐに

(立ち話を止め、厨に向かうきり)

今、和睦をすれば徳川の思うつぼ

 

我らは戦に勝ったのですよ

大蔵卿局とは温度差があるな)

 

まだ、戦は終わっておりません!!

 (奥の間の扉が閉められた)

 

(秀頼は今後の出方を相談する)

修理、これからどうなる?

 

まず和睦の案を双方が出し合います

そして話し合いをすすめる中で

落とし所を見出すことになるかと

 

(牢人たちが勢揃いしている)

 

和睦に決まったというのはまことですか?

 

らしいな

 

戦が終わったらわしらはどうなるのでしょう?

お役御免ですか?

豊臣家に召し抱えられるのではなかったのですか?

(塙団右衛門が代表で又兵衛と勝永に質問してる)

そうだ、そうだ!!

 

うるさーい!!

 仮に和睦してもな

お前たちのことは、ちゃんと、この兄貴が面倒見てくれる

心配するな!

 

俺に任せとけ~!!

(又兵衛は強気だな)

 

 なぜ和睦じゃ!

おい!

(城内では不満が続出していた)

 

(木村長門守と大野治房が通りかかる)

徳川はどう出るでしょうね?

 

和睦と引き換えに恐らく我ら牢人衆の処分を求めてくる

 

牢人を?

いったん和睦に持ち込み

牢人たちを追い出して改めてまた攻めいるという腹とみた

 

和睦はならぬ!

 

治房殿は自ら敵陣に切り込むだけあって

 家中では最も牢人衆の近い立場におられます

 

和睦はならぬ!

(迫力あるな)

 

(廊下で兄と視線を交わす大野治房)

評定が始まる

左衛門佐、まことに あい すまぬ

 

こうなったからにはできるだけ

我らに有利となるように話を運ぶのみ

まだ、まだ、これから!

 

(評定が始まった)

和睦をすることで、まずなさねばならぬことは

牢人たちの処遇でございます

 

 

実のところどうすればよい?

 

 それなりの扶持を与え、豊臣の家臣とします

その許しを徳川殿にいただいてください

(幸村は牢人の面倒を見ることを提案)

 

なりませぬ!

召し抱えるいわれがどこにあります!

 

牢人たちがいるからこそ

我らは戦に勝ち敵は和睦を言い出したのです

いなくなれば家康の思うつぼ

 

勝ったのだからもはや用済みじゃ!!

大蔵卿局が茶々の代理というのが問題だな)

 

まあ、まあ

あまり牢人たちを無碍に扱うのも

いかがなものでございましょう

(有楽斎は裏切り者なのに面の皮が厚いな)

 

これ以上牢人たちをのさばらせたら

たとえ戦に勝ったとしても

豊臣家は内から滅びます!

 

わたしとしては出来る限り報いてやりたい

 

さすがは右大臣様

 

左衛門佐、いずれにせよ牢人の処遇を

和睦の主眼とするからには徳川の言い分も聞かねばなるまいが

 

左様でございます

 

 

恐らくはその代わりに人質を出せと

 

人質?

 

お上様には江戸にお下りいただくことになるかと

 

なりませぬ!

 

母上を一人江戸にやることはできぬ

 

あとは殿様が大阪を離れるか

 

何を申される!

 

大阪城を出て代わりに

どこぞ西国の一国を貰い受け

そこにて西の要の大名とお成りあそばすか

 

有り得ませぬ

 

それはいかがなものでしょう

大坂を離れるということは徳川にこの城を明け渡す

 

我が父が作ったこの城を捨てるのは忍びない

 しかし、わたしは決して大阪にこだわっているのではない

(驚く幸村)

 

それで再び太平の世が訪れるなら

わたしは喜んで城を出よう

 

 さすがは右大臣様、感服仕りました

(すげえ調子いいな有楽斎)

 

ご無礼いたします

 

いかがした?きり

左衛門佐様、お上様がお呼びです

 

(奥の間に通される幸村)

わたくしの目の前で侍女が大勢死にました

 

お上様がご無事で何よりでした

 

さっきまで話していた娘があっという間に

血を流して足元に転がっていました

はぁ・・

きりが助けてくれたのです

 あれのおかげでわたくしは命拾いを

 

強いおなごです

 

源次郎

(抱き合う2人)

もう心配ございません

敵の弾はつきました

 

茶々を叱ってください

あれほど和睦はしないと行っておきながら

 

ご案じなされますな

何とかうまい形で和睦に持ち込もうと

今皆で思案しているところ

 

もう、このようなことはたくさんじゃ・・

 (家康の心理作戦は大成功と行ったところか)

 

(きりと廊下で話す幸村)

お上様が大阪を離れるのも悪くないかもしれんな

 

そんな話があるのですか?

 

この城にいる限りあの方の心は休まらぬ

 

何年ここにおられるとお思いですか?

 

つまりあの方はずっとつらい思いをしてきたということだ

 

(牢人衆たちも揉める)

わしは所領を取り戻すためにここにやってきた!

秀頼公がお約束してくださったのだ!

それはどうなるのだ!

 

わたくしもキリシタンの保護をお約束下さったからこそ

ここにおるのです!

 

言いたいことは分かっておる

今掛け合っているところだ

 

俺達は使い捨てじゃねえだろうな?

 

そのようなことは断じて無い!!

 

お上様のところに盛んに出入りしているようだが

 

だから?

 

二人の仲を疑うものもいる

 

かってに言わせておけばいい

 

俺たちを使って一人だけいい思いをするつもりではなかろうな?

だとしたら俺はお前を斬る!

 

これ以上話すことはない

(席を外す幸村

大坂五人衆も崩壊寸前だな)

 

(信之は結局足止めされて江戸にいた)

江戸 お通の屋敷

兵糧は全て平野殿に託した

真田は与り知らぬことに

 

無事大坂の方々に届くとよろしおすけど

 

弟が今、向こうで命をかけた戦をしている

それを思うと居ても立ってもいられないのだ

 

(お通に膝枕して耳掃除してもらってるし)

 重くはないか?

 

重たかったら言うてます

それで貴方様のお心が休まるのなら

一晩中でもかましまへん

 

(襖が開いて急に嫁さん2人が現れた)

(慌てて座りなおす信之)

何をしている?

 

近頃様子がおかしいので後をつけさせてもらいました

 

こちらは?

 

小野お通殿じゃ

 京で和歌の指南をしておられる

 

通でございます

 

勘違いするな!

わしはお通に話を聞いてもらっていただけじゃ

 お通と話していると不思議に心が休まるのだ

 

 

はい、はい

 (怖いな、稲のこの返事の仕方は)

 

悔しゅうございます!

 

どうしました?おこう

 

旦那様を癒やして差し上げるのはわたくしの役目だったのに

う~この女~!!

(キレる、おこう)

 

おこう控えなさい

 

ご無礼いたしました

 

さあ、お帰りくださいませ

次のお客様がそろそろお見えですのや

 

次のお客?

 

みんなわたくしに心の中をお話しにやってきはります

 

我が夫も客だったというのですか?

 

もちろん

 

当たり前ではないか!

 

客ということは銭を受け取っていたのですか?

 

これがわたくしの生業ですゆえ

 

分かってくれたか?

世話になった

 

え~次は常陸屋藤左衛門様

(次の客来てるしw)

 

あら、いはったんですか?

もうちょっとお待ちを

(絶句する信之

というか顔が面白すぎる)

誰だ?

 

はい?

 

えっ?

 

我が夫は随分戸惑っているようですが?

 

お支払いは、いつもご家来衆がされていました

そうや、今月のお代まだもろうておりません

 お勘定書きはどなたさんに?

 

わたくしが

 

(請求書を稲から取り上げる信之)

 

お通殿と言いましたね

わたくしはこういう気性ですから

さぞかし夫が息苦しい思いをしているとわかっておりました

しかしながらこれよりは夫の心を癒やすのは

この、おこうがいたしますので

あなたは、もう結構

 

そういうことでしたら

(請求書の額に驚く信之)

少々高くはないだろうか!

膝枕しただけで銭200文というのは!

 

イヤやわあ

わたくしを誰と思っておいでですか?

(お勘定書を信之から取り上げる稲)

 

帰りますよ

 (怖いわ、この嫁)

 

また、ご縁がありましたら

次の方どうぞ

 

はい

 

大坂城内 

(作兵衛は畑を耕している)

おい!

ちと、よいか

 

(別室で牢人たちに囲まれる作兵衛)

真田幸村ってどんな野郎だ?

俺達が命を預けるに足る男か?

 

(作兵衛は率直に答えた)

知らぬ!

 

お前家来だろうが?

 

あのお方が京にいられる間わしは上田を守っておった

九度山にもついて行ってはおらぬゆえ

お側にいたのはわずかな間じゃ

 

ふっ、こいつじゃ駄目だ!

 

しかし、あのお方の父上の安房守様の事はよう知っておる

真田家の家風も分かっておる

安房守様ほど義に厚いお方はおられなかった

 

はっ、すぐに裏切ることで有名だったではないか?

 

とんでもない誤解じゃ!!

安房守様は生涯をかけ武田の領地を取り戻そうとされていた

信玄公への忠義を死ぬまで忘れなかった!

そのためにはどんな手でも使った

卑怯者の汚名も着た

源次郎様はその血を受け継いでおられる

あの方は太閤殿下の御恩に報いるためなら何でもする!

そういうお方じゃ!!

わしに言えるのはそれだけじゃ

戻ってもええかの?

ああ、失礼失礼

(牢人たちは見方を変えるのだろうか?)

 

 

茶臼山 家康の本陣

和睦の案が届いた

 

なんと言うて参りました?

 

牢人勢を養うために領地を増やしてくれと

 

その代わりに?

 

秀頼は大坂城を出る

 四国2カ国をくれと言ってきた

 

父上、和睦することなどありませぬ!

今すぐ総攻めを仕掛けるべきでございます

 

正信

(直接、秀忠と会話しないのが憎たらしいね)

 

大御所様は戦を止めるとは言うてはおられません

和睦と見せかけて敵を丸裸にする

それから総攻めを

 

まずはいかがなされます?

 

四国はやらん

国替えを望むなら

江戸の近くにしてもらおうか

安房と上総がよい

(家康は豊臣家の和睦案を飲まなかった)

 

大坂城では再び評定が続く) 

関東へ下向するなど断じてなりませぬ!

 

どう思う?左衛門佐

 

家康はできぬ相談をあえてしてこちらの出方を伺っているのでしょう

 

関東は流石に嫌じゃ

 

この先は使者を立て直に話し合うのがよいかと存じます

それがしが徳川の陣に行って参りましょう

(有楽斎は正純の言うとおりに事を運ぼうとしている)

 

使者を立てるのであればその人選は念入りにしなければなりません

 

わしでは不服と申すか?

 

敵には本田佐渡という古狐がおります

あの者が出てきては例え織田有楽斎殿でも

手こずられましょう

おなごの使者を立てましょう

されば向こうも女を出すよりありません

 

参りましょう

 

常高院様でよろしいかと

 常高院様の夫、京極氏は徳川の大名でございました

徳川と豊臣の間を取り持つのにあのお方ほどふさわしい人はおりません

 

しかし、お初様は政には一切関わり合いがない

参りましょう!!

大蔵卿局は自分の立場を勘違いしてるな)

 

常高院

 

(家康の陣)

向こうは淀殿は妹を立ててきた

 

その手できましたか

 

お主の出番はなくなったのう

 

仕方ありませぬな

 

我らは誰を立てるのです?

(徳川方の代表は阿茶局と決まった)

 

(姉妹で話してる)

わたくしで務まるか不安でありませぬ

 

源次郎のたっての願いと聞きましたよ

 

常高院様は常に平常心

曇りなき目で全てを見ておられます

これ以上のお方はおられませぬ

 

わたくしも参りますので何一つ心配ありません

 

あなたも行くのですか?

 

常高院様お一人でよろしいかと思ったのですが・・

 

心許ないゆえ、わたくしがお願いしました

 

おまかせあれ!

 (ここで策は失敗したな)

 

阿茶局とはどんな女性ですか?

 

きりがよう知っておる

 

なかなかの食わせ物でございます

 

そうなのか?

 

本多様が古狐なら雌狐

見た目から言えば女狸でございます!

(言いすぎだろw)

自信がないな・・

 

お上様いかがでしょう?

きりをお初様の付添いとして談判の場に行かせるというのは?

 

無用でございます!

 

面白い!

 

勘弁してください!!

 

風向きが悪くなったらその場をかき回せ!

流れを変えられるのはお前にしかできぬことだ!

 

お任せあれ!!

(きりもお供で行くことになった)

 

12月18日

和睦交渉の会談が徳川方である初の義理の息子である

京極忠高の陣で始まった

(ナレーション)

阿茶局は一人で参戦か)

 

戦は男の勝手で始まるもの

我ら女は振り回されてばかり

このように我ら女だけで戦の始末をつけるというのも

愉快ですな

 

そうでございますなあ

大蔵卿局が豊臣家の代表みたいになってる)

 

始めましょうか

(こうして女だけの談判が始まった)

 

(秀頼は幸村に感心した)

左衛門佐、そなたはしぶとい

 

急にどうされました?

 

討って出ると進言し、退けられたら真田丸を作り

和睦が決まれば今度はいかに有利に運ぼうとするか考える

 

望みを捨てぬものだけに道は開けるのです

 

女どもは上手くやってくれてるだろうか?

 

祈りましょう

 

(和睦の談判は阿茶局と初の間で行われた)

まずお上様について

人質とは致しませんから、どうぞご安心くださいませ

 

ありがとうございます!

 

右大臣秀頼公におかれましては

御領地はこれまでと同じ

今後とも御身に危害が及ばないことをお約束します

大坂のお城を明け渡せとも申しません

 

まことでございますか?

 

まことでございますよ

 

よろしゅうございましたねえ~!

 

ええ

(なぜ大蔵卿局が仕切ってるんだろう)

今後、もし大阪を離れるのならお好きな国を望まれませ

何処なりと

 

それから、あ、そうそう

城に籠もり徳川に楯突いた

牢人たちについては一切処罰はいたしませぬ

 

良いことずくめではありませぬか!!

 

当たり前でございます

そちらは戦に勝ったのですから

あとは、え~なにかございましたっけ?

 

まっ、おいおい

 

おいおい

 

おいおい

 

あっあ~!あ~う~!!

足が攣りました!

 

何をしているのです

 

申し訳ありません

 足が攣りました!

(きりは初に合図する)

 

(初は主導権を取り返せない)

一つよろしいですか?

 

はい?

 

牢人の処遇がまだ決まっておりませんが?

 

ですからお咎めなしと

 

あの者たちの手当てのためにご領知を増やしていただけるという話は?

それを決めませぬと牢人たちが困ってしまいます!

 

牢人たちは今後どうされるのですか?

 

それについては頭を痛めておるのです!

 

お察し致します

あんな得体の知れない牢人たちが城の中を

うろうろしていてはおちおちゆっくり眠ることもできませんものね

 

そうなのでございます~!!

 

このまま士官するつもりの者も大勢います

ご領地を増やしていただかないと

 

あの出城、なんといいましたか?

え~真田丸

真田丸、あれを壊していしまってはいかがですか?

あんなものがあるから牢人たちはいつまでも居座るのです

 

それは良いお考え~!!

 

真田丸は取り壊し、ついでにお堀も埋めてしまいましょう

 

堀も?

 

城が裸になればいかに面の皮の厚い牢人たちも出て行かざるを得なくなる

そうお考えになりませんか?

 

さすがは阿茶様!

 

牢人たちがいなくなれば大御所様も一安心

良いことづくめではございませんか?

ねっ、そういたしましょう

 

そういたしましょう

 

そういたしましょう

 

大蔵卿局がいると話がマズイ方向にいくね)

 

ああ、また攣った~!!

(また、足が攣ったふりをするきり)

 

だから何をしているのです?

 

申し訳ございません

 (またも初に合図を出すきり)

 

その件については一旦持ち帰り右大臣様とよく相談した上で・・

 

男たちに返せばまた血が流れます

せっかくこうして女たちだけで集まっているのです

この際、わたしたちだけで決めてしまいましょう

 ねえ?

 

はい

(お前が決めちゃ駄目だろう)

どうせ戦はもう終わっているのですから

 

埋めてしまいましょう

埋めてしまいましょう

埋めてしまいましょう

 

フフフッフフフ

(初はどうにもならなかった)

 

(和睦の内容が決まった

正純が読み上げる)

お見事にございました!

 

でかしたぞ

談判は何事も勢いで押し切るのが一番

 

いささか疲れました

 

大手柄じゃ

(家康は上手いこと事を運んだ阿茶局をねぎらう)

 

11月20日和睦は成立し徳川は戦闘態勢を解いた

 (ナレーション)

 

大坂城に戻った女ども)

以上が和睦の内容5か条にございます

 

牢人たちの処遇が曖昧になっておりますが

罪を許すというだけならあの者たちは納得いたしません!

 

阿茶の局殿もおいおいと申しておられました

これからゆっくり決めていけばよろしい

 

たしかに他は我らの望みどおり

 ひとまずはこれでよしとされてはいかがですか?

(有楽斎の思う壺だな)

 

左衛門佐・・

 

殿様のご決断に従いまする

 

何か引っかかるか?

 

余りにも我らに都合が良すぎます

 他にも大蔵卿局阿茶局の間で取り決めがあるのかもしれません

初様に確かめていただけますか?

 

疲れが出て休まれておる

 

(幸村は和睦の条件を同行したきりに尋ねる)

(初は今後の悪い結果を予想して寝込んでしまった)

この他に決まったことはないのか?

 

堀の話は?

 

堀?

 

堀は全部埋め立てる

真田丸は取り壊し

聞いていないのですか?

 

殿、一大事にございます

(内記が知らせに来たが遅い)

誰の許しをもらってかようなことを!

 

和睦にて決められたことじゃ!!

取り決めに背くおつもりか~!!

 

内記、作兵衛(手を出しては)ならぬ!!

 

殿、これはいったい?

真田丸は簡単にぶっ壊されたな)

大蔵卿局は悪びれない)

わたくしが許しました

 

何ゆえに?

 

戦が終わりあのようなものは無用の長物

(秀頼も信じられないって顔してる)

 家康のまことの狙いはそこだったのです

なぜお分かりにならぬ!!

 

牢人たちを養うだけの金銀はもうありません!

あとは出ていってもらうしかありません

堀が無くなればあの者たちも、もう戦はできないと思うでしょう

 

何という愚かな!

出城も堀も失っては戦えませぬ!!

戦えぬ我らに家康が約定を守るとお思いか~!

 

母上は豊臣をお潰しなられるおつもりか!

(幸村と大野治長は責めるが遅いよな)

 

すべては豊臣のためじゃ~!!

(知恵が足りんなこの女)

 

 これでよかったのだ、これで・・

(有楽斎は呟いてる)

城郭の破壊と堀の埋め立てにより

大坂城は本丸を残して完全に無力化されようとしていた

(ナレーション)

 

(秀頼は呆然としていた)

まさか、ここまでやるとは・・

 

全ては家康の目論見通り

 

左衛門佐、すまぬ・・

 

(家康は得意満面だ)

見よ

瞬く間に掘が埋められていく

 

真田丸も見るも無残な姿に

 

これで裸の城じゃ

 

あとは敵が和睦を破るよう仕向けるだけじゃ

 

そこで総攻めを掛けるのですね?

 

秀忠

これぞ城攻めよ

ハハハハ、ワハハハハ

 

(幸村は軍議を開く)

総構えは全て破却、堀も埋め立てられる

二の丸、三の丸も壊す約束を交わしたらしい

 

二の丸、三の丸も・・

 

戦いようがない・・

毛利勝永が意見をまとめようする)

 

あんたの得意な策を聞かせてくれよ

 これでどうやって戦うんだ?

 

策はない

 

あきらめるのですか?

(木村長門守が聞く)

 

もはやこの戦勝ち目はなくなった

全てはわたしの力不足だ

申し訳ない

 (頭を下げる幸村)

 

左衛門佐様・・

 

( 又兵衛怒ってる)

襖を蹴飛ばす又兵衛

 

皆早々にこの城を立ち去るがよい

城を枕に討ち死にしようなどと愚かなことは考えぬように

 

(立ち去る幸村)

 

では、御免

(盛親も諦めたか)

どうするんだ?

 

ここにいても先はない

 

(又兵衛は皆に問いかける)

 お前ら行く当てあるのかよ?

行く場所のないやつがここに集まったんじゃねえのかよ?

 

戦うつもりか?

 

しかし、堀もない城でどうやって敵を追い払う?

 

ハハハ

おもしれえじゃないか

(答えになっていないんだが)

 

(幸村は春に大坂を立ち去るように命じる)

 ここまでじゃ

お前たちはここを出て上田に向かうのじゃ

兄上がきっと何とかしてくれるであろう

 

殿

皆様が・・

 

(そこに牢人たちが現れた)

なに、のんびりしてるんだよ?

早く策を立ててくれよ

俺達はうずうずしてるんだ!!

 

わたしは何のために九度山に行ったのです?

 

 

 

俺等はお主に従う!

 

考えろ!

どうすれば勝てるか考えるんだ!

 

あなたは勝つためにここに来られたのではないのですか?

 

殿

徳川に一泡吹かせてやりましょう!

 

お願い申す!!

(牢人も家臣も戦うことを望んで

幸村を説き伏せる)

 

右大臣様のお見えである

 (秀頼自らが幸村を説き伏せに来た)

 

「望みを捨てぬものだけに道は開ける」と、そなたは言った

 

はい

 

わたしは、まだ捨ててはいない

(幸村の手を取る秀頼)

 

かしこまりました!!

 

 

よ~し!

(又兵衛が音頭を取って勝鬨を上げ始めた)

え~い!!

お~!

え~い!!

お~!!

 

(秀頼や牢人衆に請われ

幸村は勝つために新たな策を考え直すことにした)

 大将首を狙うのか・・

 

 

今週はこの辺でさようなら

 

 

 

 

まとめ

徳川の砲撃で 淀殿がメンタルやられて妹が代役で交渉に望んだが、付き添い役の大蔵卿局阿茶局に上手く騙されて、豊臣家終わったなという回だったかな。

女が出ていくと、こういう結果になるというよりは、交渉の専門家に任せなかったのが、そもそもの失敗の原因だろうね。

 秀頼も和睦の内容次第では、自らの命が危うくなるかもしれないのに、のんきだったし。

しかし、且元は、最後までかわいそうな扱いだったね。

うーん、なんか以前のようにいろいろネタを仕込んだけど不発だったように思えるな。

録画を見たら、また印象が変わると思いますけど。

それでは、また。

 やはり今回も台詞が多かったですよ。

今回の焦点は女の戦いだったんだね。

疲れたわw

第48回「引鉄(ひきがね)」に続く

 

 

 

参考記事

headlines.yahoo.co.jp

 

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

それでは、また来週。

 

 

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