2016年の「歴史的カメラ」9機種が発表を読んで
どうも、なかさだです。
今日のエントリーは、ちょっと前のカメラネタです。
2016年の「歴史的カメラ」は、貧乏なわたしには、ぜんぜん関係ないよなあと思っていたのですが、ついに触れてしまいました。
たまたま先日、サブのカメラのイメージセンサーの汚れ方がひどくなってきたので、(購入から掃除などしたこともなかったので)カメラ屋さんに依頼したんですよ。
普通に撮影すると、黒い点が画像に写るくらい汚れていたので、自分で清掃しようかと思ったんですが、自信がなかったのでプロに依頼しました。
たまたまと言ってたけど、クリーニング後カメラを受け取りに行ったら、ちょうど今ニコンのキャッシュバックキャンペーンをやっているということで、お宝レンズが沢山お店に置いてありました。
このキャンペーンだと該当しないのですが、歴史的カメラに選ばれたうちの一台のフラッグシップモデルのD5が、お店に何故か置いてあったので触らしてもらったんですが、超ヤバかったです......。
このカメラが、歴史的カメラに選ばれた理由は色々あると思うんですが、今日触ってみてよく分かった気がしますよ。
まずは単焦点の明るいレンズが置いてあったので、自分のカメラに付けてファインダーを覗いたんですが、やたら明るいので驚きました。
ただ、フルサイズ用のレンズだったので画角は少し変わっちゃうんだよな。
ついでだからD5にも付けて試してみてもいいとお店の人に言われたので、こわごわ触ってみたのですが、目からウロコとはこのことでした。
f1.4という明るいレンズを付けて、ファインダーを覗いたのですが、裸眼と変わらないくらい明るくてカメラのファインダーを通して被写体を見てるようには思えないくらい鮮明でした。
実は、わたしフルサイズのカメラが欲しいと言ってる割には、今までほとんど触れたことがなかったので、感動モンでしたよ。
焦点距離が違う明るい単焦点をそれぞれ見てみましたが、値段が高いだけあって今までと違う景色に感じました。
狭い店内でも、はっきりとした違いが分かるくらいですから、ポートレートや風景を撮ったら、どういうふうに感じるのだろうと、ふと考えてしまったくらいです。
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G フルサイズ対応
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Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G フルサイズ対応
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Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED フルサイズ対応
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(これ3本持ってたら、かなり幸せになれると思う)
これは35mmf1.4を自分のカメラに付けて試し撮りした何でもない画像ですが、目の前にあったジャンク品のカメラを絞り開放で適当に撮ってみた。
お店のお姉さんに、ここじゃボケは分からないわよね(店内だったので)と言われ、そうだよね~とか言ってたけど、ちゃんと前ボケしてるじゃん!
照明で白飛びしてるけど、やっぱぜんぜん普段使ってるf1.8のレンズと違うわ。
f値が0.4違うだけで世界が変わって見えるのには驚きでしたけど、これは覗いてはいけない世界を覗いてしまった気がしました。
(普段使いのズームレンズだと、こんなに後ろのカメラはボケないわ。深度が深そう。)
今日はプロフォトグラファーが使う最高の機材を触っちゃったからなあ。
普段は、こんなにレンズを店には置いていないけど、たまたまニコンから借りたそうです。
カメラ屋のお姉さんが言ってたんですが、プロ用のカメラと言っても、カメラにお任せのPモードにしておけば、誰でも撮れるので、アングルだけに集中すれば、かなりの写真が撮れるみたいです。
そのくらい高性能なんですよね。
まあ、一眼レフカメラに触れたことがある人なら、操作は大丈夫だろうね。
ただし、これだけの機材を使って平凡な写真を量産するのは、本人が辛くなるような気もしますよ。
でも、このカメラは一生使えますかね。
カメラ業界ではオリンピックに合わせて、フラッグシップモデルを発売するのが、普通らしいのですが、果たして4年後これ以上改良するところがあるのか?というのが素直な感想です。
わたしは今のカメラで大満足なんですが、レンズ沼にハマるというのが、どういうことかも今日ハッキリ分かりました。
今日見せてもらったレンズたちは、凄いとしか言いようがなかったです。
レンズを沢山持っていても交換が面倒なので、ズームレンズしか使わなかったりすることも多々ありますけど、35mm付けて1日だけ借りて散歩したら、物欲に負けるだろうなと感じました。
お姉さんに今はキャッシュバックキャンペーンでお得だし、クレジットもあるから大丈夫ですよ、レンズは資産なんで値下がりもあまりしませんから~♪と言われ、自分へのクリスマスプレゼントにいいかなとか一瞬思ったのですが、ニコンのカタログを見せてもらったら、夢は消し飛びましたけどね。
というか、この完璧なカメラと今自分が使っているレンズのシステムを総入れ替えしたら、軽の新車がラクに買える値段でしたからね(笑)
まあ、富豪はキャッシュで買ってくれw
そんなに使わなくても所有感だけで満足するわ。
撮って現像したら、もっと楽しいだろうけど。
わたし普段はキタムラしか行かないんですが、たまたま専門店でいろいろな情報も教えてもらって楽しかったですけど、プロやハイエンドアマは、こういう機材を使っているから、根本的に画が違うんだなあというのは、実感できただけ良かったです。
もちろん腕が大事ですが、このカメラは基本スペック高すぎるからさ。
わたしがフルサイズのカメラを買う日は永遠に来ないかもしれませんというのが、今日の結論です。
というよりも買ったら、絶対に後戻りできないですかね。
歴史的カメラと最高の銘玉のコンビなんて見るんじゃなかった。
現時点で最高の製品を見ちゃったんで、自分の中でガラリと基準が変わったのは確かですね。
余裕があれば買ってみてもいいかもしれないですけど、趣味で始める一発目のカメラがこれだったら、ちょっと勘違いするかもしれません。
今、持っているカメラにf1.4通しで焦点距離の違うレンズで揃えるだけでも、かなり違うように感じました。
まあ、でも、本当にいいカメラですよ。まだ興奮してるもん。
それでは、また。
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