@なかさだの「終わり良ければすべて良し」 All's Well That Ends Well by @nakasada

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上西議員、奨学金反対ツイッター炎上 「私は裕福だったから大学へ」を読んで

 

どうも、なかさだです。

 

ヘッドラインを眺めていたら今Twitterで大炎上中の上西(うえにし)小百合議員の給付型奨学金大反対の発言が注目されているらしい。

 

twitter.com

興味があったら見るといいよ。

 

私は給付型奨学金については大反対です。幸せの前提がお金持ちだと言うのもどうかと思いますが、仮にそうだとしても大学行けばなんとかなるなんて甘い。稼ぐなら中学から働いたって稼げます。本当に勉強したいなら社会に出てからだってできます。親の見栄で無理やり学校に行かされる事がないように。

 

わたしは、この人について興味が無いので、何一つ知らないが、下のサイトを見れば分かるかもしれない。

見る気もないけどね。

uenishi-sayuri.com

 

わたしがこの発言を見て思ったのは、この人はお金に苦労した経験が全く無いんだろうなということだった。

わたしも一応大学に入ったが、親には大分迷惑をかけたと今でも思っている。

実は、わたしは入学時に奨学金の申請をしたのだが、審査時に親の源泉徴収を見せたら、大学なんて来てる余裕があるのか?と言われた。

当時はバブルだったので、学生の間でも貧富の差が今よりも激しかったと思う。

わたしは家の事情を考えて、中卒で働いて職人になる気だったのだが、身内から大反対されて高校に行ったが、そもそもやる気が無いので、遊び呆けていた。

大学には行かないほうが、良かったんじゃないかなと今は、思っている。

わたしの周辺にいた友達は、ほとんど全員が奨学金を貰っていたし、アルバイトもしていた。

みんなバブルとは関係なく貧乏で、アルバイトしないとお金がなかったので、飲食店でバイトしている人も多かったかな。

まかない飯があるからね。

雇う側も、そういう事情が分かっているから、コンビニでバイトしているやつには、廃棄寸前の寿司とか弁当を気前よくくれたものだった。

実家や親戚が農家だったりするやつは、お米が常時あるので、みんなで大挙して遊びに行っては晩飯をタカっていたのは懐かしい思い出でもある。

といっても、そいつもやっぱりお金がなくて、おかずは卵だけだったり、レトルトカレーでお米を3合食ったりしていた。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

わたしは、子供の頃から鍛冶職人の世界を見てきたので、確かに中卒で手に職をつけて夜は定時制高校に通ってた子供もいることはいたが、賃金なんて月に10万円もいけばいいほうだったし、(見習いだから)そもそも勉強が嫌いだから、そういう道に入ったのも多かった。

親の見栄で大学に行くというのは、わたしには理解できない発言なのだが、収入階層が違うと、ものの見方が違うらしい。

子供が大学に行く理由は、いろいろあると思う。

自分がやりたいことがあったり、まだ働きたくないとか、就職が有利になるとか家を離れたいとか人によって理由は様々だろう。

高卒の求人がやや上昇はしてきたが、大学卒と比べたら収入は、かなり違うし業種も限定されることは間違いない。

確かに働きながらでも学べるが、そんな気力がある上昇志向の強い人間は1%もいないだろう。大抵は日々の生活に疲れてしまう。

景気は緩やかに回復基調にはなってきたが、ここ10年以上ずっと企業の買い手市場だったので、何かスキルがなければキツい時代だったはずなのだが、この人は実感として感じたことが一度も過去にないのだろう。

というより親が働く必要がない収入階層の人だから分からないらしい。

要は、よくある家事手伝いが暇だから、議員やってる感じなんだろうな。

雇われることが普通だと思っているというよりも、安定してお金を稼ぐ手段として、やむなく選んでいる人が大多数なんだけどな。

この人が、これから先、何をしたくて議員をやっているのか知らんけど、わたしが選挙民なら投票は絶対にしないだろう。

 

私が、国会議員になれる時代ですよ。自信を持って。見栄さえ張らなければ社会に隙はありますよ。

 

もし、自分が投票した人間に、公共のSNSで、こんなこと言われればマジでキレるわ。

政治家ってなってしまえば、ぬるくて金はもらえるし言うことないわって、この人は思っている取られても仕方ないですよね。

これも自分が目立ちたいんで、ちょっと言ってみたくらいの感覚じゃねーのかね。

 

まあ、年金に続いて奨学金もバラ撒きますよっていう方針に、政府がなったのはそんなに、悪くはないんじゃないかとわたしは思う。

若い人にお金を配るのは、そんなに悪いことか?

今日、口座からアパートの家賃が落ちたら銀行の残高が1000円しかないのに、バイト代が入るまで2週間もあるし、大学のゼミの教授には、来週までにこの本を買えと言われたが1800円するので買えないとか貧乏な大学生なら、よくあることだと思うのだがね。

まあ、こういうのはそんなにないか。

貧乏人は働けというのは、別に間違ってるとは思わないが、今は誰でもスマホを持っている時代だし相対的貧困が多いとも思う。

食費がなくてもスマホを維持するお金は確保するって、おかしな時代だとは思うよ。

でも、自分だけ取り残されるような気がするのも確かだろうしね。

学生にだけお金を配るというのは、あまり関心はしないが、本当に勉強したいと思っている学生には大きな支えになるだろう。

進学したとしても、親が貧乏だとアルバイトするしかないけど、それが本業になってしまう学生も多いから、そういうのを防ぐ助けにもなると思う。

だから、わたしとしては100%賛成というわけではないけれども、学校に行ってない時間は、ほとんどアルバイトしてるような学生がいたら補助になるので、いいんじゃねえかなと思う。

 

最後に、世の中にはいろいろな意見はあってもいいと思うけど、自分はお金があるから余裕で世の中渡ってるし、能力がない貧乏人は甘えてないで働けとか余裕かまされて発言されると胸糞悪いのは確かだね。

しかし、わたしだけだと思うが長野県民には、こんなに人を見下してるような発言をする議員を選んでいる大阪府民のどMっぷりは理解できん。

トランプなみに金持ってるなら許すけどね。仕事くれるし増えるからさ。

少なくとも、自ら馬鹿大学出てる自分は無能だと言ってるような、こんな人は議員として、いても無駄というか必要ない。

収入階層が高くないと議員になれないという、こういう社会構造が代わっていかない限り、貧富の差は広がる一方だけど、世の中を変えるような力は貧乏人にはないので、今後も続いていくんだろうが、それが当然だから甘えてんじゃねえとか現職の議員に言われると普通にムカつくわな。

まあ、前からそうだけど日本は所詮こういう国なんだよな。

論点は、ずれてるだろうが、人として、この女を受け入れがたいのは思うね。

でも、大多数の人は、「ふーん、この女そんなこと言ってるんだ」で終わりだろうけどね。

それでは、また。

 

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