松山英樹の“不安的中” 起死回生のイーグルも逆転ならずを読んで ゴルフの雑談
どうも、なかさだです。
「ある程度、予想できた結果だったと思う」。抱き続けていたパットへの不安が、勝敗を分けた。首位と2打差の2位から出た松山英樹は、1イーグル、4バーディ、3ボギーの「70」とし、優勝に3打届かない通算19アンダーの単独2位で終了。終盤3ホールを残して首位のジャスティン・トーマスに1打差に迫ったが、17番の3パットボギーで突き放され、2017年初陣で惜敗した。
◇米国男子◇SBSトーナメントofチャンピオンズ 最終日(8日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7452yd(パー73)
上記記事から引用
勝てなかったとはいえ、松山の強さが際立った大会だったような気がしますね。
世界中で、今一番安定しているプレーヤーといっても間違いじゃないかもね。
しかし、PGAツアーの層の厚さというのを再確認したわ。
よくウイナーズサークルという言葉があるけれども、世界6位の松山はそこにいる状態だと思うが、その週に絶好調なら勝負になるプレーヤーがごろごろいるのが、アメリカなんだろうね。
そんな中で最低でも3~4勝はしないと賞金王にはなれないのだから、いかにタフなフィールドで選手がプレーしているか、よく分かる。
日本人で、ここまでPGAツアーで好成績を残しているのは丸山茂樹だが、松山はまだ若いし、優勝のチャンスはいくらでもあるだろう。
今の状態でもパッテイングさえ好調なら勝てると思わせるくらいの実力があるのは、確かだし、年間通して怪我さえしなければ今年はメジャーでも、いい結果を残すんではないだろうか。
去年もぜんぜんゴルフ自体は悪くなかったけど、本人は不満そうなコメントが多かった。
常に上を見ているからこそ、不満があったんだろうが、今年は勝てなくともポジティブな発言が多くなってきたので、メンタル面の成長が大きいのだと思う。
と、ここまでゴルフネットワークを見ながら書いているのだが、すっかり存在感が薄くなったのが石川遼である。
ちょうど今「石川遼の挑戦」を見てるんで、松山とは圧倒的に差がついたなと感じるわ。
今でも日本人の中では抜けた存在であることは確かだが、日本で見せていたような安定感はまったくない。
次世代を担う3R(ローリー・マキロイ、リッキー・ファウラー、石川遼)と呼ばれていた時代を考えると、随分差がついたなとは思う。
すでにプロ10年目のシーズンを迎え、年齢は若いがベテランといってもいい中堅選手だが、アメリカでは結果は残せていない。
本人曰くPGAツアーで、グリーンを狙う短いショットで許される誤差は半径3ヤードとか言っているのを聞くと、常に攻める姿勢が裏目に出ているのではないかと思う。
もちろんセルフマージンみたいなもんはあるんだろうけど。
本人は、常に優勝するつもりでプレーしているらしいけど、同じようなレベルの選手が150人以上いる中では、常にトップ10以内を目指す戦い方のほうが(優勝が狙えなくなっても諦めない)結果は残せるんじゃないかな。
松山は、すでに世界6位だから常に優勝を狙ってもいいというより、4日間いいプレーができれば優勝争いに絡んでくるレベルになっているが、石川遼は、まだその前の段階ではないかな。
長期離脱した怪我が公傷扱いでツアーには出られるけど、アメリカ人の配慮でそうなっただけなので、まずはシードを確定できるような戦い方をしていかなければ、優勝もないだろうし、この先も見えてこないと感じるわ。
素人考えだけどね。
松山との対談とかも読んだけど、もう見えている世界が大分違うようなので、応援はしているけど、目に見えるような結果を残して欲しいかな。
完治はしているかどうか怪しい腰痛と付き合いながらのプレーは大変そうだけど、頑張ってほしいね。
それでは、また。
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