ドライバーは体重移動より回転力 「左ひざ」をピンと伸ばして打ってみよう! ゴルフの雑談
どうも、なかさだです。
ゴルフネタは、読者がいなくても正直書かないと落ち着かないので、毎週書いてますが、今日のネタは、
今どきドライバーは体重移動より回転力 「左ひざ」をピンと伸ばして打ってみよう!
です。
わたしは月間ゴルフダイジェストだけでなく週間ゴルフダイジェスト、Choiceなどのゴルフ雑誌をゴルフダイジェスト・オンラインができる前から読んでますけど、(現在は買っていない)昔は雑誌で情報を得るしかなかったです。
昔はね毎月買っていると分かりましたけど、毎年同じ季節ネタが多くて切り口だけが変わる印象でした。
まあ、わたしが始めた当初から道具が随分変わったので、そういう関連の記事は随分参考になりました。
この「左ひざ」をピンと伸ばすですけど、どこかで見たなと思ったら、古い本の一説でした。
その昔、ゴルフ界には球聖と呼ばれたボビー・ジョーンズという人がいまして、彼が書いたBobby Jones on Golf(ゴルフのすべて)という本の第4章 ボディ・ムーブメントというところの脚を正しく使うでした。
- 作者: ボビージョーンズ,Robert Tyre,Jr. Jones,永井淳
- 出版社/メーカー: ゴルフダイジェスト社
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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以下上記の書籍より引用
クラブがボールに近づくにつれて、いつも右脚が沈み込んでしまうプレイヤーをよく見かける。この現象は彼のスウィングに関節がはずれたような、頼りない印象を与え、もちろんストロークをコントロールする可能性、あるいは正しい方向へのブローの可能性をゼロにしてしまう。しかし、この欠点は同じように左脚にも見られる。
膝の曲がりを強調するあまり、ボールに近づいても足をのばさないという過ちを犯したからである。左サイドの正しい処理さえ覚えれば、右サイドのトラブルはまず起こらない。
足の動きで注意すべき最も重要な二点とは、まず第一に、ダウンスウィングを開始したとき、両膝を、頭と肩が目に見えて沈み込むほど深く曲げないことであり、第二に、クラブがボールに近づくにつれて、両脚はパワーの源泉である上への推進力を生みだす準備をしておくべきである。
ゴルフスウィングの映画を見たことがある人ならだれでもダウンスウィングで両手がほぼ腰の高さまでおりたときにプレイヤーがとる中腰の姿勢を知っている。
その先は左脚がまっすぐにのびて、ミート直前の力強い上への推進力となって急激にピークに達する。当然のことながら、この動きに引っぱられて右脚もまっすぐ伸びる。
両脚の正しい使い方は、ゴルフではほかのなによりも重要である。
なぜなら熟達したプレイヤーは大地との接触を重要視するからである。ゴルファーもしっかりした土台を重視するスポーツの法則の例外ではない。
しかし、長いな。動画で見たほうが分かりやすいかな。
この本は1,935年にボビー・ジョーンズが自ら書いていたゴルフエッセイを編集して1966年に再加筆してまとめ出版されたらしいのですが、80年前からゴルフスウィングのメカニックは基本的にはあまり変わっていないようです。
ヒッコリーシャフトのパーシモンのドライバーでも打ち方は一緒ですか。
脚の使い方に関してはですが。
今はプロのスウィングの動画を見れば、すぐに分かる動きを伝えるのに文章だと大変ですよね。
まあ、詳しくは書きませんけど、現在のアメリカの有名なゴルフインストラクターって、ベン・ホーガンに多大な影響を受けた人が多くて、ベン・ホーガンが影響を受けた選手がボビー・ジョーンズなので、こういう結果になるのは当たり前なんですけどね。
ベン・ホーガンはスチールシャフトの時代の人で、上の動画でもヘッドはパーシモンですがシャフトはスチールですね。
この動画はいろんなプロが出てきますが、打つ瞬間からフォロースルーにかけて左脚が伸びている人が多いです。
まあ、だからプロレベルの人には普通の自然な動きなのかなとも思います。
Tiger Woods Pure Shots On Protracer
21世紀のスウィング理論の基本というのは、この人がお手本だったとしか言いようがないので貼っておきますが、タイガーは膝を何回もぶっ壊しています。
これだけの振りに下半身が耐えられなかったんでしょう。
世界最先端のスウィング解析ですが、キツいよなオッサンには(笑)
とてもじゃないけど真似できません_| ̄|○
マキロイがお手本ですか? 無茶ぶりですわゴルフダイジェスト(笑)
これは20代のスウィングって気がしますけどね。
いずれにせよゴルフのスウィングは体にかかる負担が大きいみたいなので、ストレッチは欠かせないですね。
月間GDの記事は、読んでいないのでどういう趣旨なのか分かりませんが、左ひざをピンと伸ばして、そこを軸にして(ストッパーというか)体を回転させてヘッドスピードを上げたいってことなのかなあ?
とりあえずは自分のスウィングをラウンド中にでも、友達にスマホとかで撮ってもらうところからかな。
体重移動より回転力って書いてありますけど、実はダウンスウィング中というか切り返して左脚に乗った瞬間(左脚かかとを踏み込んだ瞬間)左脚裏には自分の体重の2倍以上の荷重がかかっています。
アマチュアはそこまで体重がのらないだろうけどね。
これは昔プロゴルファーが実際に実験し測定した結果なんですが、体のパーツを正しい順番で動かしてスウィングすれば勝手に体重移動は完了されてしまうのです。
ですからスウィング中に体重移動を意識する必要は特に無いというのが、正解なのでないかとわたしは思います。
体重移動を意識すると軸ぶれしやすいですからね。
まあ、体の回転スピードを上げてもいいっていうのは、昔ほどドライバーがスライスしなくなったっていうのも大きいかと思いますよ。
回転スピードを上げれば上げるほど、クラブを振り遅れする可能性は高くなるけど、今の軽いドライバーのつかまるヘッドなら、まあ、適当だけど大丈夫ってことかな。
木戸ちゃんは背が大きいのでアークが大きい上にフェードボールですか。
ぜんぜん女子じゃないですねwアマチュアへのアドバイスは参考になりましたよ。
ヘタを固める練習にならないように祈ってます。
それでは楽しいゴルフライフをお過ごしくださいね♪