『<都議選惨敗>自民党内に不満高まる 改憲日程、疑問視も』を読んで
どうも、なかさだです。
自民党内では安倍晋三首相や執行部への不満の声が出始めた。閣僚の一人は「党内は荒れる。これで荒れなかったら自民党はなんなんだ、という話になる」と漏らした。党の憲法改正案を今秋の臨時国会で示すとした首相主導のスケジュールを疑問視する声も強まっている。
上記記事から引用しています。
昨日はバラエティ番組終わってから選挙速報を見ていた。
午後の9時からチャンネルを代えると、都民ファースト45議席という数字が目に飛び込んできて、かなりビックリした。
この選挙は自民党が苦戦するだろうとは思っていたが、まさかここまで大敗するとは思ってなかった。
投票率は、前回より若干高いが51%程度で約135万人が投票したそうだが、都民ファーストは、結局島部以外の49議席を獲った。(50人出馬してだ)
公明党と共産党は一つ議席を増やしたそうだし、いつも通り決まった人たちが投票したのだろうと思わせるような結果だった。
この両党は選挙では、ある程度動員するのは毎度のことで大勝はしないが堅実に議席を拾っていると思う。
民進党は議席を減らしたが、都民ファーストに完全に食われたのだろう。
ぞくぞくと開票が進むのをぼんやり眺めながら、自民は議席をいくつ確保できるのだろうと思っていたが、こんなのは民主党が政権を獲った時以来だなあと感じていた。
結局、自民党の議席は23で公明党と同じだったのだが、ちょっと信じられなかったわ。
有権者の大半は、支持政党なしで自民党か都民ファーストいずれかを選ぶという2択だったのかなとも思える。
まあ、メディアが上手いこと扇動してたような気もするけど、自民党は所属議員のマイナスイメージが強すぎたよな。
安倍総理の応援演説の時の「こんな人たちに負けるわけにはいかない」というのは、総理大臣としては最大級の失言だとは思うが、それだけじゃないと思うね。
というか勝ち負けの問題なのか?
わたし興味があったんで動画で見たんだけど、相手はいわゆるプロ市民で首相が来るのを待ち構えていて、「帰れ」とか「辞めろ」とか、ずっと選挙妨害をしていたわけだが、マイクで喋る音声が聞こえないくらい騒いでたわ。
正直ヤジなんてレベルじゃなかったよ。
そんな中で「こんな人たち」発言が飛び出したのだが、この人は国会でもそうだけど自分に対する罵声とかに対する耐性ゼロだよな。
まあ、でも国民からしてみたら国会で、はっきりした説明責任も果たさないし、強引なことをする割には何でも有耶無耶にして言い逃れする態度を見てたんで、舐められてるとは感じてたと思う。
挙句の果てに気に入らん人たちを「こんな人」呼ばわりじゃねえ。
都民は小池知事を選んだわけだが、今後の議会の運営は大変じゃないかなとも思う。
長野県は、かつて田中康夫知事の時代があったわけだけど、抵抗勢力の壁というのは大きかった。
どうしたって利権が絡んでくるからなあ。
代表を辞任したというのは正解かもしれないが、果たして都民の望むような政治になるのか注目はしてますよ。
報道では、これを契機に今までの政治の流れが変わるかもしれないなどと言ってはいたが、まあ、そんなに変わらないんじゃないかなあという気もしてますね。
わたしは民主党が完全崩壊してからは支持政党なし派なんですけど、毎回選挙に行っても難しいんですよ。
民進党がアレだし、公明と共産には入れる気にならないし、じゃあ無所属かってわけにもいかんしねえ。
かといって棄権するっていうのも嫌だしねえ。
わたしが都民だったら、今回は都民ファーストに投票していたと思うけどね。
しかし、自民党ってフェイクニュースじゃなくて実際でアレなんだから、もうダメなんじゃね?
国会議員というか政治家って、結局ああいう人たちしかいないんだなって改めて思った人も多いんじゃないかなと感じた選挙戦だったなあ。
まあ完全にわたしだけの主観ですけどね。
それでは、また。
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