ワンダーコア使用中に窒息死「商品に欠陥」 裁判で遺族訴える を読んで
どうも、なかさだです。
家庭用フィットネスマシン「ワンダーコア」にネックレスがひっかかり、男性(当時46)が窒息死したのは製品の欠陥が原因だとして、愛知県内の遺族が輸入販売会社「オークローンマーケティング」(名古屋市)を相手取り、7075万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、名古屋地裁であった。会社側は請求棄却を求めた。
原告は男性の姉(50)。訴状によると、男性は昨年5月9日朝、名古屋市内の自宅で、ワンダーコアのヘッドレストや背もたれ部品にネックレスが巻きついて倒れているのが見つかった。腹筋運動をしていたとみられ、病院搬送後、窒息死が確認されたという。
原告は「ネックレスで首を締めつける状態が生じたのは商品の欠陥。使用方法について警告もなく不備がある」と主張し、製造物責任法に基づく賠償義務が会社にあると訴えた。
会社側は答弁書で、事故当時、男性が酒に酔った状態だったことが捜査で明らかになっているとして、「説明書にも飲酒後の使用禁止を明記している。男性の場合は誤使用にあたる」と反論した。
記事全文を引用
わたしが深夜番組の間のCMで見かけるのは、上のやつですね。
宇梶さんのあとは、剛力彩芽が腹筋しているCM でお馴染みのワンダーコアです。
こちらのモデルは、より本格的な形状ですかね。
まず、お亡くなりになった男性の遺族の方には、ご冥福をお祈りいたします。
この腹筋マシーンを使用中にネックレスが絡まって取れなくなり、首が締まって窒息死されたというのは、非常に痛ましい事故ではありますが、疑問も残ります。
単純に、かなり酒に酔った状態で器具を使用していたので、外れなかっただけなんじゃないかなと思わざるをえないからです。
体を後ろに倒したら反動で戻ってくるのが分かっている腹筋マシーンを、ネックレスを付けたままで使ったのは、酔っていて判断能力が大幅に低下していたとしか思えない。
この亡くなった男性が、普段からネックレスを付けたまま、運動していたとしたら、ちょっと運動器具を舐めすぎていたような気もします。
どう考えても危ないですよね。
確かに安全面についての説明書きが無いというのは、メーカーの落ち度かもしれませんけど、首に紐状のものを付けてウェイトトレーニングするというのは、明らかに想定外だったんじゃないかな。
そりゃ激しい動きだったら、たるんだりするんで器具に引っかかりますよね。
わたしも以前は、ジムに通ってましたけど、この手の器具は筋肉に負荷をかけるのが目的で作ってあるので、体を戻すときの反動が、かなり強いものが多いです。
まあ、でも、普通にトレーニングウェアに着替えて酒も飲んでいなければ、どの器具も使い方を間違えない限り、安全です。
強力に筋肉を鍛えようとすればするほど、体にかかる反動は強くなるというか、スプリングだからね。
ボディビルダーは、大会の時にネックレス付けてたっけ?
体を鍛える時は、危ないから外してそうだけどねえ。
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かなり酒を飲んだあとに体を鍛えようと思って、腹筋マシーンを使うという発想が、わたしにはないので、こういう事件は理解しがたいですわ。
悲しい事故ではありますが、今後こうした事故が続くかというと、多分皆無だと思います。
でも、この器具を使って人が死んだという事実は変わらないので、今後は仕様書に「ネックレスなど、紐状のものを首に付けたまま、器具を使用しないでください」という注意書きが入るんだろうね。
メーカーは、酔っ払っての使用については、絶対に自分たちに責任はないと言うだろうけど、売っている以上は何らかの償いはするべきでしょう。
この人もワンダーコアを買わなきゃ死ななかったんだからねえ。
運動が好きで、ネックレスにこだわってる人にしか起きないような事故だとは思いますが、事故が起きて人が死んだという事実は消えないですから、その時に被害者が酔っ払っていたとしても遺族は納得しないでしょうけど。
これを教訓に運動時は、必ずネックレスなどのアクセサリーを外しましょうとしか、言い様がないわ。
もちろん飲酒後、時間がかなり経っていても、血中のアルコールが完全に抜けるまでは、運動すると普通に危ないですから、注意が必要なことも書き加えておきます。
しかし、こんな事故が起きるもんなんですねえ。完全に想定外です。
わたしも、ひとり暮らしなので、運動時は注意しないといけないと感じました。
こういった事故に限らずに緊急時に発見が早かったら、この人も助かってたかもしれないですもんね。
ひとり暮らしだとピンチでも見つからない可能性のほうが高いからなあ。
それを考えたら他人事とも思えないですよ。
最後にもう一度、亡くなった方のご冥福をお祈りします。
それでは、また。
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