SBSトーナメント・オブ・チャンピオンズ 昨年全米プロ覇者が選んだドライバーのシャフトは42インチ!?を読んで ゴルフの雑談
どうも、なかさだです。
「それでも2日でボギー1つなのは満足している。このまま残り2日もいきたいね。昨年はティショットに苦労していたが、今はティショットの安定がスコアにつながっている」と好スコアの要因を話す。実は、今大会からドライバーのシャフトを42インチと短くしている。
「ドライバーを42インチにしたことが安定につながっている。どれぐらい飛距離が出なくなったか分からないけど、フェアウエーに打つことのほうがずっと大事だからね。3番ウッドも短くしているよ」
昨シーズンのウォーカーのフェアウェイキープ率は、キャリアワーストの48・31パーセント。ドライビングディスタンスは301・3ヤードと飛ばし屋の部類に入るだけに、思い切った選択ができたといえる。
上記記事から引用
一般的に ゴルファーは新しい製品には、非常に反応するが、いざ自分が買うとなったら、案外保守的だったりする。
そのためか人柱的な新製品の紹介記事には、やたら食いつく傾向が強いと思われる。
ドライバーに関しては、前の製品よりも飛ぶ!!と書いておけば、つい見てしまう人も多いだろう。
確かにドライバーは飛ぶクラブだが、最長飛距離を追求したところで、一般的にアマチュアの力量では、たかが知れているしトレーニングやスウィング改造をしたところで逆に平均飛距離が落ちることだってある。
ドライバーの飛距離は、ゴルフを始めた当初は、飛ばない人が多いのではなかろうか。
一番長いクラブだし、ティアップしているけど、ヘッドの軌道が安定してこないと芯には当たらないからだろう。
最初は飛ばそうと思って、力みまくってるしね。
それでも練習さえしていれば、ある日突然ボールに当たるようになる日が、誰にも来るとは思うが、そこからさらに飛距離を伸ばすのは、ちょっと難しい。
そこで、みんな手っ取り早い方向ーつまり道具選びに移行するのだが、わたしは飛ばしには、ボールが一番重要だと思っている。
自分のヘッドスピードにあったボールで、なおかつスピンがあまりかからないものをチョイスするのだ。
もちろんスコアは無視である。
止まらないボールをグリーンに止めるには、手前からランを使って転がし上げるしか無いからね。
そんなテクニックがあったら、ドライバーで苦労なんかしない。
次にドライバーを選ぶが、よく飛ぶと評判のドライバーが一番いいとも限らない。
ヘッドの性能によって、スライサー向きとフッカー向きで分かれるからね。
飛距離をロスしている人は、たいがいスライサーが多いので、捕まりが良いヘッドを選ぶ。フッカーならスライスしやすいヘッドが合うかもしれないが、今は調整機構付きのものも多いので、形が好みのものを選べばいい
そんでシャフトだけど、この記事のジミー・ウォーカーみたいにいきなり42インチの短尺ドライバーを使うのは、どうかと思う。
彼はでかいし、力も当然日本人に比べればあるだろうから。
昔は(パーシモンヘッドの時代)ドライバーのシャフト長さは、43インチくらいだったとおもうけど、ほとんどスチールシャフトだったし重さも380gくらいあったから選択しようがなかったというのが本当の話だと思う。
今の標準的なチタンドライバーだとシャフトは45~46インチ前後、重さも300g前後というのが普通だろうし、これを短くするとバランスが変わってしまうので、かなり振った感じが違ってくると思う。
確かにシャフトを切るのは、悪くないチョイスではあるが、ドライバーが最長で230ヤードくらいしか飛ばない人が同じことをしたら、方向性は高まるかもしれないけど、飛ばなくなると思うね。
これを我慢できればいいけど、実は普通の長さのスプーン(3番ウッド)で打っても結果は大して変わらなかったりするからね。
短いぶん振りやすくなってスイートスポットに当たる確率が高まって、平均飛距離も伸びたという人も中にはいるかもしれないが、そんなに劇的に伸びるということはないと思う。
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そんなわけで、いつもラフを渡り歩いているような人は、方向性のいいドライバーを選べば、特に問題はないかもしれない。
毎回フェアウェイから打つほうが、ボールを探さなくてもいいし第一疲れないしね。
日本アマを6回勝っている中部銀次郎さんによるとアマチュアは、ドライバーを200ヤード飛ばせれば、スクラッチプレーヤーになれるらしい。(彼は40代の時は競技で平均飛距離が240ヤードでもアンダーパーでラウンドしていたそうだ)
まあ、結局ドライバーが飛んだところでスコアがまとまらないのは、曲がっているからで自らトラブルを招いているようなものだからねえ。
これは43.5インチでヘッドの体積が510mlと違反クラブではあるが、とにかくドライバーが苦手なら、こういうので一度試してみてもいいかもしれない。
今あるドライバーのシャフトを切るくらいだったら専用設計のモデルを買ったほうが、楽だわな。
ヘッドカバーをしておけば誰も気が付かないだろうから、プライベートなラウンドで使えばいいと思う。
ただ、ロフトが12.5度もあるのでボールが高く上がりすぎる可能性はあるね。
一般的な普通のドライバーだとボールが低くてキャリーが出ない人向けの設計だとは思うけどね。
更に短いものならこちらの42.75インチのものもある。
これはロフトが11度でヘッドはオフセット(フックフェース)がついていて、スライサー向けだね。
誰でもハイドローが打てる設計らしいし、1万円前後みたいだからドライバーで悩んでいる人は使えばいいかもよ。
わたしが言いたいのは、ドライバーが飛ばないで悩んでいるなら、いろんな製品を試してみてもいいってことです。
ブランドや形が恥ずかしくて使えないというならコレ。
YAMAHA(ヤマハ) ドライバー UD+2 17INPRES UD+2 10.5 SR ドライバー UD+2
- 出版社/メーカー: YAMAHA(ヤマハ)
- 発売日: 2016/09/17
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今は選択肢が多いので、自分専用のドライバーを作るなら専用設計のものをチョイスしたほうがコストがかからないって。
第一シャフトを切るとヘッドの重さも変えないとバランスが出ないですからね。
転売もできなくなるし。
わたしの実体験だと、わたしは腕の長さが(リーチが)182cmあるのでシャフトを切ったほうが振りやすかったです。46インチを44インチに切った事ありますからね。
確かに振り遅れは減りましたよね。
ただし、過去最高に飛んでいた時期だったし、(曲がりも過去最高だったが)シャフトを切ったから方向性が良くなったとは一概には言えないですね。
このときは、カッチカチの硬いシャフトだったから、やたら低弾道だったしね。
若干シャフトを切ると振り遅れがなくなって振り切れる安心感が出るというのが一番じゃないかなと思いますね。
曲がるんじゃないかと思って振ってると曲がるし、とりあえず前に飛べばいいやくらいの感じのほうが振り切れて飛ぶんだから、ゴルフは逆説のゲームだよね。
最後に単純に曲がる人は、スウィングがどうこうよりもアドレスが狂ってるから曲がるんじゃないかなと思いますよ。
わたしも随分ゴルフを離れているので、肩のラインを打ち出し方向に向けているつもりが、全然できなくなってきたので、やたらそう思いますねえ。
家や練習場で、足元にスティックやらクラブやら、何でもいいので方向が分かるものを飛球線に向けて置いておく。
次に背中から肩にクラブを担いで、目をつぶりアドレスしてみる。
それで足元を見て肩の向いている方向が大幅に狂っていたら、曲がるってわけです。
これはスクエアにアドレスしている人(つもりでもいい)だったらピンとくると思うけど、肩が右を向いていたらインサイドから、左ならアウトサイドからヘッドが入るはずなんです。(逆の場合もあるけどね)
あとはボールの位置が狂ってるとかだろうね。
まあ、でも、ネタなんで真に受けないでね(笑)
自分に合った方法を探したほうが上達も早いですからねえ。
長くなったけど、それでは、また。
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