SIGMA 500mm F4 DG OS HSM | Sports レビューを読んでみて
どうも、なかさだです。
今日はマニアックな物欲エントリーです。
わたしは鳥を撮るためだけではないけど、一応望遠レンズが欲しかったので、去年ニコン純正の200-500というやつを買ったのだが、特に使っていて不満はない。
ただ、重たいので三脚を使う時以外は結構疲れるのが難点なのだが、超望遠レンズに慣れている人にとっては普通の重量らしい。
Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログを見る
わたしのカメラだとAPSーCなので焦点距離は、最大750mmで使っているのだが、かなり遠くのものまで撮影できる。
このレンズを買った理由は、長野は冬になるとモノクロの世界になってしまい撮りたいものが、なかなか無かったので、鳥でも撮るかと思ってポチってしまった。
いざ使ってみると風景写真でも案外使える感じで、純正で使い勝手はいいし、でかくて長くて重たい割には、比較的安価で買えるのもいいと思う。
(カワセミもスズメと大きさが変わらないので、望遠レンズを使おうがトリミングしなければこんな感じです。)
(川鵜だろうか?)
(毎年やってくるコハクチョウです。)
(名前は知らないけど可愛い鳥だった。)
まあ、作例というかこのレンズで撮った何枚かの画像を貼ってみたけど、たったこれだけの写真を撮るのに何百枚ものボツ画像がありまして、かなり歩留まり悪いです。
単純に腕前の問題ですけどね。
SIGMA 超望遠レンズ Sports 500mm F4 DG OS HSM ニコン用 フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: シグマ
- 発売日: 2016/11/30
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
今回は、このレンズのレビューを読んで感じた感想なんだけど、超望遠単焦点レンズというのは総じて値段が高いんですよ。
だから、ちゃんと撮れて当たり前というか、ズームレンズより綺麗に写らないのでは問題アリという気はしますね。
純正より若干安いというのも魅力だろうし。
これはフルサイズ用のレンズなので、通しでf4というのは、かなり明るいと思います。
x1.4のテレコンバーター(若干暗くはなるが500→700に焦点距離が長くなる)を付けてもf5.6、X2テレコンでもf8ですか。
わたしのレンズは普通の状態でも、f5.6ですから、ぜんぜん見える世界が違うと思うな。
ああ、羨ましいわ。
飛んでいる鳥を撮る時は、なるべくシャッタースピードを稼ぎたいので(撮り方にもよるけど1/1600 くらい)出来る限りISO感度を上げたいんですけど、わたしの使っているようなカメラだと(D7100)どうしてもノイズが増えてしまう。
カメラをシャッタースピード優先モードとかにすると分かりやすいですけど、シャッタースピードを上げれば上げるほど、勝手に画像はどんどん暗くなっていってしまう。
単純に考えてもシャッターが開いてからの光が入る時間が短くなるので、露出をプラス方向に上げてやるか、ISO感度を上げて対応するしかないかなあ。
そうやって撮ると画像が荒くなってくるので、けっこう難しいんですよ。
わたしは、そうやって撮ってるだけなので、他にいい方法があるよって人もいるかとは思いますけどね。
うちに帰って来てPCで100%に拡大して、画像を確認するとISO感度の実用域は、その日の天気にもよりますが、だいたい1600が上限ですかねえ。
シビアな人だったら上限は、400~800くらいかもしれない。
フルサイズのカメラはISO感度は、けっこう上げられるので、もっと余裕あるでしょうね。(6400くらいでも大丈夫なんじゃないかな)
APSーCでも最新鋭のカメラなら、もう少し上げられるかもね。
撮影後に画像処理ソフトを使いノイズリダクションで、高感度ノイズは軽減できるんですが、鳥とかだと羽の質感が非常に落ちてしまって、全体にのっぺりした感じになりますね。羽毛って感じじゃなくなりますね。
100%に画像を拡大しなければ、特に気にならないレベルなんですけど、基本的には撮影時に天気が悪いとお手上げなんですよね。
あと順光じゃないと被写体が真っ黒になるので、シルエットだけを見せたい場合以外は、撮る場所を考える必要もありますかね。
まあ、機材のことを言い出すとキリがないので、自分が妥協できるかどうかだけなんです。
趣味の世界ですからね。
わたしは普段は、鳥だけを撮ってるわけじゃないので、それだけのために超望遠レンズを買うのはハードル高すぎるんですが、鳥を撮るのが好きな人は何年も使うことを考えたら、そう高くはないと思います。(普通の人が見たら高いって言うと思うよ)
そうですねえ、わたしには必要ないですけど、お金に余裕があれば全部ニコン純正で揃えるかなあ。
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2015/07/16
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
Nikon テレコンバーター AF-S TELECONVERTER TC-20E III フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2010/01/29
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
このセットですね。
もちろん三脚やらリモコンレリーズなんかも必要になると思いますが。
テレコンバーターは、一つあったら便利でしょうね。他のレンズにも使えるし。
わたしは腕前が伴わないし、そんな余裕もないので今のレンズとカメラを使い倒しますけど、暇とお金があり余っている人には、オススメですかねえ。
これで普通に撮れなかったら運が悪いんでしょう(笑)
ところで以前も書きましたが、鳥をたまに撮りに行くようになって出先きで、鳥撮りのベテランカメラマンの人たちにお話を伺うと、ちょっとレベルが違いすぎて、目が点になることが多かったです。
ほんの1枚の撮りたい画のために、同じ場所に通って1週間とか毎日何時間も鳥を待つとか、わたしにはムリですわ。
渡り鳥を追いかけて全国や海外を移動するとかね。
旅行もセットになってはいるんでしょうが、そこまでの情熱も集中力もわたしにはないですわ。
ぜんぜん、そこら辺のプロフォトグラファーと変わらないですからね。
カメラに限らず趣味の世界っていうのは、覗いてはいけない領域がありますね。
ゴルフとかでも分かってくると苦しくなる時期があったりするし、深くのめり込むか広く浅く愛するかで、かなり変わってくると思うのは、わたしだけでしょうかねえ。
性格によっても違うんだろうけどね。
それでは、また気になる新製品があったら取り上げたいと思います。
広告