『パチンコ出玉規制強化へ=客のもうけ5万円以下に―ギャンブル依存症対策・警察庁』を読んで
どうも、なかさだです。
警察庁は、パチンコの標準的な遊技時間(4時間)に客が得られるもうけの上限について、現行の十数万円から5万円を下回るよう出玉規制を強化する方針を固めた。
スロットなどについても同水準に規制を強化する。もうけの上限を引き下げることで、負けた分を一度に取り戻そうとのめり込むリスクを減らすのが狙い。11日に風営法施行規則などの一部改正案を公表し、一般から意見を募る。
上記記事から引用しています。
パチンコ屋は、完全に警察の縄張りだったような気がするが、これって胴元に配慮しすぎなんじゃないかと思う。
根本的に出球でもらえる景品をお金に換金できるという点が問題じゃないかな。
わたしもパチンコは若いころは随分やったけど、お客に不利な方向にどんどん変わっていったと思っている。
昭和の話で恐縮だが、当時は一発台で当てると12000~15000円だったかな。(普通の台でも1回当たれば8000円だった)
知らない人もいると思うが、基本的にパチンコ屋は等価交換の店もあるけど、4円で玉を借りて遊び、2.5円の換金率で景品と換金するという遊びだ。
パチンコ屋の外にある交換所に行くと景品を現金に換金してもらえるのだが、公営ギャンブル以外は違法のはずの日本でも大目に見てもらっている感じだよな。
もう、その時点で店が有利なんだけど、いつからか射幸心を煽るという理由で大当たりの時の出玉の数が少なくなったのを覚えている。
もう、そのころにはわたしはパチンコ屋に立ち寄るということは、ほとんどなかったけど、大当たりの回数を増やさないと回収するのが大変になったと感じた。
わたしはパチンコ依存でもギャンブル依存でもないので、特にやらなくてもストレスにはならない。
確かに大当たり中は興奮したりもするけど、デジタルのパチンコは30発打って1発が大当たりの抽選になっても(1000円で30回転すれば普通の釘だというのは都市伝説だろうか?)当たるかどうかは、店側の設定によるところが多いので、1000円で当たりが続くこともあれば、2万円突っ込んでもぜんぜん当たらないこともある。
前の職場はパチンコ依存の人が多くて、毎日お金があれば仕事帰りにパチンコ屋に直行していた。
給料日にパチンコ屋に行き、閉店までに12万円やられたとか、笑えない話が多かった気がする。
あまり、手持ちのお金がなくても今は1円パチンコがあるんで、1万円もあれば遊べるだろうからホントいいカモにされていると思うわ。
もちろん現金がなければ、昔と違ってコンビニでも、どこでもクレカを使えるから、借金しても勝負するタイプの人もいるだろうが、そこまでハマると末期だな。
なぜ大金を使ってしまうかは人によって違うとは思うが、もし5万円使っても大当たりしなかったら、どうしても取り戻したいと考えるのは人間の弱いところを上手く突いていると思う。
今までは連チャンで大当たりが続けば、何とか回収できたお金がこれからは5万円以下というのは、どう考えてもお客にとって不公平だと思うねえ。
まあ、わたしはパチンコ屋は儲ける確率が低い上に、何時間もイスに座ってるとケツが痛くなるので、どうしても一緒にパチンコ屋に行ってほしいとかツレに言われない限りは行かないだろうなあ。
それにパチンコって最初は興奮したりもしたけど、作業してるみたいで仕事をしている気分になってくる。
休みの日に朝から並んで店に入り台を選び、最初の1万円で3回大当たりしたけど2箱飲まれて、止めようか考えてたら、また大当たりしたけど、最終的には5000円マイナスだったとか多すぎだわ。
休日に8時間とか椅子に座って、そんな感じじゃ楽しくないわなあ。
まあ、お金があればだけど競馬は、どんなに長い距離のレースでも発走から5分以内で結果が出るので、そっちのほうがラクだわな。
ゴルフもドMっぽい遊びだが、そんなワケでパチンコはさらに斜め上を行っていると思うよ。
パチスロも大当たりが全く出ないと、千円札がただの紙に感じるくらいだし、精神的に病んでると歯止めが効かないと思うね。
ギャンブルは何でもそうだけど、止め時というか切り上げるタイミングが難しいのよ。
依存症じゃなくても連チャンで勝っている時は、自分に流れが来ているとか勘違いしちゃって、さらに倍みたいな大勝負を賭けてしまうこともあるし、勝つ気もないけど偶然とんでもない大金が入ったりすることもある。
賭け事をやったことがない人には分からない感覚だと思うなあ。
わたしは小学生のころから、お正月に親戚からお年玉が入ると、家で花札のオイチョカブとかバカッ花をやってたんで、ギャンブルに触れたのは子供にしては、かなり早かった方だと思うけど、依存にはならなかったな。(巻き上げられてよく泣いてたわ)
高校では麻雀ばっかりしてたし、パチンコ屋にも出入りしてた。
今考えるとヤクザな家庭に育ったと思うわ(笑)
話がそれたので元に戻ると、警察庁と政府としては、これからは公営カジノで死ぬほど遊んでほしいというのが本音だと思う。
ギャンブルで大負けして取り返したい人にはいいだろうね。
レートが低いパチンコでチマチマ稼ぐのなんて馬鹿らしくなるだろうしなあ。
競輪、競馬、競艇と、今でもいくらでも選択肢があるけど、今度はカジノか。
でも、ギャンブルで人生終わっちゃう人が大勢出そうで怖い気がするね。
負けても電車は止めないでほしいけどね。
それでは、また。
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